エンジンベースのゲームが少しずつ増えてきています。PCベースのゲームが多いということもあり、全体的なクオリティはETHのBCGよりも高い印象です。
この記事では、オープンワールドRPGのBCGである「TheSixDragons(TSD)」について紹介していきます。
出典 : youtube
The Six Dragons - Gameplay alpha footage
TheSixDragons(TSD)は、EnjinというBCGプラットフォームを活用して制作されているオープンワールドRPGのBCGです。ゲーム内のアイテムは、ブロックチェーン上で管理され、プレイヤーが自由に取引する事ができます。
実際にBCGアセットのマーケットプレイスであるOpenSeaや、EnjinアセットのマーケットプレイスであるenjinXで取引がされています。
こういったマケプレでの取引をチェックすることでゲームの盛り上がりを知ることができますので、実際にアセット購入を検討する際にはチェックしてみましょう!
OpenSea:https://opensea.io/accounts/thesixdragons
EnjinX:https://enjinx.io/
ゲームとしては、オーソドックスなオープンワールドRPGです。敵を倒してキャラクターを育成したり、ドロップアイテムを集めて武器を生成したりして強くなっていきます。
実際のゲーム動画を見ていただくと、様子がわかると思います。
出典 : thesixdragons.com |
現在、TSDはガバナンスNFTのプレセールを実施中です。
(https://thesixdragons.com/shop-page/governance-nft/)
ガバナンスNFTには、保有していることにより3つのメリットがあります。
1. Yeild farming
2. Voting Power
3. Governor Status
それぞれ説明していきますね。
出典 : thesixdragons.com |
ガバナンスNFTの保有者は、TSDのオンチェーン上の取引やアイテムのクラフティングで支払われた手数料の一部をもらうことができます。
支払いは、エンジンコインと1:1でペッグされたTSDTというトークンで行われます。ガバナンスNFTを複数持っていれば、支払われるパーセンテージを増やすことができます。
NFT自体を売却することもできますから、TSDの成長に伴ってキャピタルゲイン・インカムゲインを得られるシステムとなっています。もちろん、盛り上がらなければ配当も乏しく、NFTの価値も下がりますから損をするリスクも高いです。
ちなみに、最近の流行りにのってDeFiとかイールドファーミングとかのワードを使っていますが、ゲームシステムでの手数料を得られるNFT自体は割と初期からあって新しさはないです。DeFiというワードに釣られて飛びつかないようにご注意ください。
TSDのゲームシステム上のパラメーターは、提案によって変更することができます。この時に行われる投票で1NFT=1票として機能します。
最近はマイクリでも投票券としてのガバナンストークンが実装されました。プレイヤーが運営に関わっていくというモデルがBCGのひとつの流れになりそうですね。
参考:https://news.blockchaingame.jp/810(2020年11月9日より、世界No.1を記録した『My Crypto Heroes』がガバナンストークン「MCH Coin」を発行開始!)
TSDを実際にプレイする人にとっては、実はこれが一番嬉しいかもしれません。
NFTを保有している間、Governorステータスとして名前の色が変わり、他のプレイヤーと差別化してくれます。TSDが盛り上がってくれば、Governorとして一目置かれる存在になるかもしれませんね。
EnjinベースのBCG「TheSixDragons」についてまとめました。これまでのBCGにはなかったRPGで、ゲーム内のアイテムを自由に売却できるというのは注目を浴びるポテンシャルを持っているかなと。
TSDは、PS5への展開を2021年に行うと発表しており、コンシューマーゲーム機でBCGがプレイできる時代も意外とすぐ近くに来ているのかなと感じます。
現在はまだアセットホルダーも1000人に満たない程度(OpenSeaデータ)ですが、今後も動向は追っておいて損のないゲームですね!
他のENJINのゲームが気になる方は、こちらの記事も読んでみてください。
https://news.blockchaingame.jp/815(【2020年11月版】ENJIN関連のゲームまとめ)