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The Sandbox Season 7、2月25日ローンチ──ブラウザ即時プレイ対応で参入障壁を削減

The Sandbox Season 7、2月25日ローンチ──ブラウザ即時プレイ対応で参入障壁を削減

The Sandboxが2月25日にSeason 7をローンチ。ダウンロード・インストール・アカウント不要でブラウザから直接プレイ可能に。Atari、Bruce Lee、Terminator等の有名ブランドが参加し、$53,000相当のSAND報酬を用意。25レベルのバトルパス(無料・有料)で継続プレイを促進。

The Sandbox(以下、The Sandbox)がSeason 7の展開で、一部ゲーム体験をWebブラウザから直接起動できる仕組みを導入し、ダウンロードやインストール、アカウント作成を不要にする方針を発表した。

ブラウザ即時プレイで参入障壁を下げる狙いだ

ブロックチェーンゲーム/メタバース基盤のThe Sandboxが、Season 7で「遊び始めやすさ」を前面に出した運用へ舵を切った。注目点は、一部の体験をPC向けクライアントの導入なしで、Webブラウザから直接プレイできる導線を用意する点だ。ダウンロードやインストールに加え、アカウント作成も不要としており、オンボーディングの摩擦を減らす設計になる。

The SandboxとAnimoca BrandsのCEOであるRobby Yung氏は、アクセシビリティがSeason 7の中核にあると説明している。UGC(ユーザー生成コンテンツ)基盤を「誰でも使える形」で届けたかった一方、過去は採用してきた技術基盤が足かせになったとの見方を示した。

Season 7は2026年2月25日開始、32体験と報酬プールを用意する

The sandbox season7のスクリーンショット 参照: The Sandbox

Season 7は2026年2月25日に開始する予定だ。告知では、32の体験(Experiences)を用意し、報酬として合計650,000 SANDを配布する計画も示された。プレイヤーとクリエイター双方を対象にしたインセンティブ設計になり、体験数の増加と報酬が同時に走る形になる。

Decryptの報道では、Season 7の報酬プールは650,000 SAND超で、当時のトークン価格換算で約5.2万ドル相当と説明されている。プレイ継続者が報酬を得られる枠組みを強調しており、クエストや周回動線に報酬が組み込まれる運用が想定される。

体験コンテンツは20本超のクリエイター制作、提携IPも混在する

Season 7は少なくとも20本のクリエイター制作体験を含み、既存IPの提携体験も混在する構成になる。Decryptが挙げた参加IP/パートナーにはAtari、「Black Mirror」、Steve Aoki、「The Terminator」、Bruce Lee estateが含まれる。ブランド導線で初回流入を取りつつ、UGC側の厚みも増やす構図だ。

Robby Yung氏は、Season 7のコンテンツの過半がクリエイター由来になった点を「遅れていた節目」と位置付けた。The Sandbox側が自前で体験を作る比重から、外部のプレイヤー/第三者開発者が継続的に体験を供給する比重へ移す意図が読み取れる。

技術的負債を意識し「継続率」を北極星に据える

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The Sandboxは2018年にAnimoca Brandsに買収され、以後の運用で学びが積み上がったという。Robby Yung氏は、ブロックチェーンの時間軸では「古い製品」になりつつあると述べ、巨大なファイルのダウンロード要求のような単純な要因が離脱を生む現実を認めた。

Season 7の評価指標として、同氏はリテンション(継続率)を最重要に置く考えを明言した。短期の盛り上がりより、再訪を生むエンゲージメントを設計できるかが焦点になるとのことだ。収益やトークン価格への影響は二次的で、継続率が最優先という整理になる。

クリプトゲーム市場の逆風下で、入口の摩擦低減が意味を持つ

Decryptは、CoinGeckoのデータを引用し、SAND価格が過去1年で約78%下落したと伝えている。暗号資産ゲーム領域では投資資金が細り、2025年から2026年初頭にかけて閉鎖に追い込まれたプロジェクトも出たとされ、資金面とプレイヤー維持の難しさが背景にある。

Season 7のブラウザ即時プレイは、ゲームクライアントの導入や初期設定で離脱する層を拾いやすくする。Web3ゲームの初回体験は、ウォレット連携やDL、アカウント登録の多段階で離脱率が高くなりやすいが、入口を軽くする設計は回遊の母数を増やす手段になり得る。報酬プールを伴う運用は短期の参加動機を作りやすい一方、配布後のSAND売却圧力も意識されやすく、キャンペーン条件や配布タイミングの開示が注目点になる。

Roblox型のUGC経済へ寄せ、Web3の手数料設計を強調する

The Sandboxは、MinecraftやRobloxのようなUGC主導の成功例に言及し、外部開発者が体験を継続供給できる場を目指す姿勢を示した。Robby Yung氏は、Web3の価値観に沿った形として、低いテイクレート、低い取引コスト、低いインフラコストを掲げ、利益がクリエイターとIPホルダーへ戻る設計を強調している。

UGC比率の上昇とブラウザ即時プレイの組み合わせは、クリエイター側の獲得にも波及する可能性がある。体験の母数が増えれば露出枠が増え、報酬設計が明確であれば制作インセンティブも維持しやすい。Season 7は、体験数の拡大と入口の摩擦低減を同時に進め、継続率の改善へ結びつける実験フェーズと位置付けられる。

The Sandbox(公式):https://www.sandbox.game/
The Sandbox Events(イベント一覧):https://www.sandbox.game/en/events/
X(The Sandbox):https://x.com/TheSandboxGame
Discord(The Sandbox):https://discord.gg/sandbox
Animoca Brands(公式):https://www.animocabrands.com/
Decrypt(記事):https://decrypt.co/358594/sandbox-web-based-games-season-7-rollout-accessibility-push

sandbox Dapps

The Sandbox(ザ・サンドボックス)

The Sandbox(ザ・サンドボックス)は、箱庭ゲームと言われており、マインクラフトのような3Dスペースに自分で作成したゲームや、建物を配置で出来ます。自分のボクセルアートを作ってEthereumブロックチェーン上でNFTとして取引する事ができる分散型のコミュニティ主導型ゲームエコシステムです。

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