マイクリの新エコシステムについて詳しく解説します。
2020年11月のアップデートで、マイクリのエコシステムが大きく変わり始めます。
<主な変更点>
・TOKU報酬の廃止
・ランド収益構造変更
・マイクリコイン導入
特にTOKU報酬の廃止、ランド収益構造の変更は直接的に影響が出る人も多いはずです。
変更点やその意図について、詳しく紹介していきます。
今回のアップデートでは、TOKU報酬が廃止されます。
・ランド主導のエコシステム
・GUM供給量の適正化
TOKU報酬の廃止には上記のような意図があります。
TOKU報酬でもらえるGUMは、特定のシーズンのGUMの使用量(運営から見るとGUM収入)が原資になっていました。つまり、運営の利益をプレイヤーに還元していたということ。
運営の主な利益であるヒーローセールで使用されたGUMも還元原資の対象となっていたため、当然市場に出回るGUMが増えてETH-GUMのレートが崩れます。
酷いときには、1ETH = 50,000GUM以上となっていたこともありました。これではだれも1ETH = 10,000GUMで買わないですよね。GUMレートの崩壊が続くことは、マイクリ運営の持続性にも関わりますから、適正化が必要不可欠です。
そこで打たれた施策が「TOKU報酬廃止→ランドのNIE報酬へ移管」です。
出典 : medium.com |
運営から支払われていたTOKU報酬は、ランドからNIE報酬として支払われるようになります。
ランドからの報酬としては、これまでは以下の2つが主でした。
・ナイト報酬:ナイト戦やフラッグ戦での活躍の対価
・マエストロ報酬:ランド運営サポートへの対価
今回、ここにNIE報酬が加わります。
・NIE報酬:NIEによるクリプタイド強化への対価
各ランドは、これらの報酬に加え、繰越金とFA準備金を含めた5項目への割り振り比率を設定し、ランド収益を原資として支払われていきます。
比率によってランドの特色が生まれることになります。
・ナイト報酬比率を高くして、強いナイトを集めることを狙うランド
・NIE報酬比率を高くして、ノード周回でコツコツ稼げるランド
プレイヤーにとっても、ランドの収益配布比率やランドに集まる他のプレイヤーをチェックすることが重要になってきます。