2026年3月に注目すべきP2Eゲームは、Wildcard、RavenQuest、Star Atlas HoloSim、Parallelなど10タイトルです。
今月は「新シーズン開始」「プレイテスト参加報酬」「モバイル展開」が共通テーマで、継続プレイや早期参加のメリットが強い作品が目立ちます。
DappRadar(本社:リトアニア、以下、DappRadar)が、Play-to-Earn型ブロックチェーンゲームの最新動向をまとめた「Top 10 Best Play-to-Earn Crypto Games: March 2026」を公開した。2026年3月時点で注目を集めるWeb3ゲーム10タイトルが、ランキング形式で紹介されている。
選定基準はシンプルで、アルファ・ベータテストの実施、新シーズンの幕開け、トークンローンチ、エアドロップキャンペーンなど、プレイヤーにとって実際に旨みのあるタイトルが中心だ。
2026年3月版には、MMORPGやシューティング、トレーディングカードゲームなど多彩なジャンルのブロックチェーンゲームが顔を揃えた。各タイトルともシーズンイベントの開催やプレイテストの始動、モバイル版の開発といった形で、着実にエコシステムの裾野を広げようとしている。
以下、ランキング順に10タイトルを紹介する。
競技型バトルアリーナ「Wildcard」がシーズン1をスタートさせた。これまでは2対2の対戦が軸だったが、最新シーズンでは1対1の一騎打ちモードにフォーカスした内容へとシフトしている。
シーズン1は2026年5月初旬まで続く予定で、ランキング争いやゲーム内報酬を狙える機会が用意されている。
Wildcardは、デッキ構築とリアルタイム操作を組み合わせた対戦型アリーナアクションゲームです。公式サイトでは「PvP collectible-card-based arena action game」と説明されており、プレイヤーはチャンピオンを操作しながら、カードで召喚獣や効果を展開して戦います。公式のクリエイターガイドでは、本作を「世界初のCollectible Card Action Game(CCAG)」と位置づけ、2v2アリーナ戦、Steamでの基本プレイ無料展開、そして本編ゲームと別軸のメタゲーム要素が区別されていることが明示されています。現在はEarly AccessとしてSteam展開中です。
ピクセルアートが味わい深いMMORPG「RavenQuest」は、バレンタインアップデートを経てステーキングシーズン2に突入した。ゲーム内トークン「$QUEST」をステーキングすれば利回り報酬が手に入る仕組みだ。
新シーズンでは追加コンテンツの投入に加え、ギルド遠征システムも強化されている。仲間と力を合わせる協力プレイをより深く楽しめる方向へと舵が切られている。
◼︎ゲーム概要
RavenQuestはプレイヤーの選択がゲームの行方を左右するダイナミックな世界を舞台としたトップダウン型のピクセルベースMMORPGです。このゲームは、Web2ゲーム「Ravendawn」の成功を基盤としており、月間20万人以上のプレイヤーを抱えています。RavenQuestは、Web3の要素を完全に統合し、プレイヤーがNFTを通じてゲーム内資産を所有できるようにしています。さらに、初期投資なしでプレイ可能なFree-to-Playモデルを採用しており、誰でも気軽に参加できます。
◼︎ゲーム内容
RavenQuestはプレイヤーがキャラクターの成長や進行を自由にカスタマイズできる独自のアーキタイプシステムを採用しています。
8つのアーキタイプから3つを組み合わせることで、最大56通りのクラスコンビネーションが可能です。これにより、プレイヤーは自分のプレイスタイルに合わせてキャラクターを構築できます。
また、戦闘以外にも農業、漁業、鍛冶など多様な活動を通じて経験値を獲得できるシステムが整備されています。ゲーム内には10種類の職業が存在し、プレイヤー主導の経済に貢献します。
特に、Tradepackシステムは経済の中心であり、プレイヤーは資源を集めてTradepackを作成し、世界各地のTradepostに届けることでゲーム内通貨「シルバー」を獲得できます。プレイヤーの活動に応じて価格が変動する自動調整機能を備えています。
PvPシステムも充実しており、アリーナ、ギルド戦、オープンワールドでの戦闘が可能です。PvPに参加することで追加の報酬を得られますが、PvEコンテンツやクラフティング、職業活動に専念することも可能で、プレイヤーの好みに応じたプレイが楽しめます。
◼︎特徴
・アーキタイプシステム
8つのアーキタイプから3つを選び、最大56通りのクラスコンビネーションが可能。
・職業システム
10種類の職業を通じて、プレイヤー主導の経済に参加。
・Tradepackシステム
資源を集めてTradepackを作成し、シルバーを獲得。
・PvPとPvEの両方に対応
プレイヤーの好みに応じて、戦闘や生産活動に参加可能。
・NFTによる資産所有
ゲーム内の土地、乗り物、船、RavenCardsなどをNFTとして所有可能。
・Free-to-Playモデル
初期投資なしでプレイ可能。
・クロスプラットフォーム対応
PCとモバイルの両方でプレイ可能で、クロスプレイにも対応。
◾️基本情報
ゲームタイトル: RavenQuest
ジャンル: MMORPG、オープンワールド、ストラテジー
対応デバイス: PC、モバイル(クロスプレイ対応)
価格: 無料(Free-to-Play)
開発状況: ベータ版
Play to Earn(P2E): 対応(ゲーム内で$QUESTトークンを獲得可能)
対応ブロックチェーン: Polygon、Immutable X
トークン: $QUEST(プレミアム通貨)、シルバー(ゲーム内通貨)
NFT: 土地、乗り物、船、RavenCardsなど
提供元/開発者: TavernLight Games
ホワイトペーパーURL: https://ravenquest.gitbook.io/whitepaper/
公式ウェブサイト: https://ravenquest.io
公式X(旧Twitter): https://x.com/ravenquestgame
公式Discord: https://discord.gg/ravenquest
公式YouTube: https://www.youtube.com/@ravenquestgame
公式Twitch: https://www.twitch.tv/ravenquestgame
一人称視点のエクストラクションシューター「EDEN Discovery」が、コミュニティ向けアルファテストを実施する。荒廃した世界を自分の足で歩き回り、資源をかき集めながら脱出を目指す——そんなゲーム体験を初めて試せる機会だ。
EDEN: Discoveryは、ポストアポカリプス世界を舞台にしたマルチプレイヤー型のエクストラクションFPS(脱出型シューティング)であり、NFTやトークンをゲーム経済に組み込んだWeb3ゲームです。プレイヤーは荒廃した世界に降り立ち、装備や資源を探索しながら生き残り、脱出地点へ到達することを目標とします。
ゲームの特徴は、戦闘・探索・脱出というハイリスクなゲームプレイと、NFTによる資産所有を組み合わせている点です。プレイヤーが装備している武器や装備はNFTとして所有可能で、死亡するとそれらを失い、倒したプレイヤーが戦利品として獲得する仕組みになっています。
三人称視点シューティング「Gunnies」が競技シーズンを開幕した。イベント期間は2026年3月18日まで。
PvPvE形式の戦場でトラップを張り巡らせながら、ゾンビ化したウサギ「Zombunnies」と渡り合う独特の戦いが楽しめる。大会イベントには総額3,000ドルの賞金プールも懸かっており、腕に覚えのあるプレイヤーにとっては見逃せない舞台だ。
Gunniesは、カートゥーン風のウサギキャラクターを操作して戦う、高速テンポの三人称シューティング(TPS)型Web3ゲームです。PvPとPvEが融合した混乱の多いバトルが特徴で、プレイヤーは武器を使いながら敵プレイヤーやゾンビ化したウサギと戦います。
ゲームはPentagon Gamesエコシステムの一部として開発されており、Web2ゲームのような遊びやすさを重視しつつ、ブロックチェーンによるデジタル資産の所有を取り入れています。ウォレットがなくてもプレイ可能な設計で、Free-to-Playモデルが採用されています。
また、ゲームはSKALEネットワークなどの高速ブロックチェーンを利用し、ガス代なしでゲーム内アイテムの管理や取引を可能にしています。
宇宙MMO「Star Atlas」が戦略モード「HoloSim」を復活させた。シーズン1のチャプター2として登場し、ゲームシステムは全面的に作り直されている。
総額25,000ドル相当のゲーム資産を賭けたバトルイベントも開催されており、リターンの規模感は相当なものだ。
Star Atlas: HoloSimは、宇宙メタバースゲームであるStar Atlasの戦闘・シミュレーション要素を体験できるブラウザベースの戦略ゲームです。プレイヤーは宇宙船NFTを使用して艦隊を編成し、ミッションや戦闘シミュレーションを行います。
HoloSimは、将来リリースされる本編のMMO宇宙ゲームに先行して、NFT宇宙船の実用性を提供するためのモジュールとして開発されました。プレイヤーは艦隊管理や戦闘を行いながら、報酬としてトークンを獲得することが可能です。
ゲームはSolana上に構築されており、ゲーム内の宇宙船やアイテムはNFTとして所有できます。
トレーディングカードゲーム「Parallel」が2026年第1四半期のモバイル版リリースを視野に入れている。iOSとAndroid双方への対応が予定されているが、具体的な公開日はまだ明かされていない。
モバイル展開でプレイヤー層が一気に広がることが期待されており、ゲーム内トークン「$PRIME」を軸としたエコシステムのさらなる拡張にも注目が集まっている。
◾️ゲーム概要
「PARALLEL TCG」(パラレル TCG)は、デッキを構築して戦い、人類の運命を決定する、無料プレイのSFテーマの競技デジタルトレーディングカードゲーム(TCG)です。初心者やベテランのTCGプレイヤー向けに設計され、複数の派閥、指導者「パラゴン」、およびカジュアルプレイヤーと競技プレイヤー向けのさまざまなゲームモードが特徴です。
◾️ゲームコンテンツ
プレイヤーは5つの独自の派閥からデッキを構築し、戦略的な戦いを繰り広げます。カードを「バンク」することでエネルギーを獲得し、ユニットやアップグレードを展開します。
◾️特徴
•無料プレイ: 購入せずにカードを獲得可能。
•エネルギーバンキング: プレイヤーはカードを「バンク」してエネルギーを獲得し、戦略的なプレイを行う。
•多様な派閥とパラゴン: 5つの派閥とそれぞれのリーダーが独自のプレイスタイルを提供。
•さまざまなゲームモード: ランクモード、アンランクモード、AIモード、トーナメントモードなど。
◾️基本情報
ゲームタイトル: Parallel
ジャンル: デジタルトレーディングカードゲーム(TCG)、SF
対応機種: PC (Epic経由)
価格: 無料プレイ
開発状況: アクティブ
P2E: はい
ブロックチェーン: Ethereumと Base
トークン: PRIME トークン
NFT: カード、コミック、アバター、その他コレクタブル
プロバイダー/開発者: Parallel Studios
「Axie Infinity」の世界観を受け継ぐ新作「Atia's Legacy」が、2026年第1四半期に追加プレイテストを予定している。
テストではギルド機能や地域別トーナメントが初めて導入される見通しで、将来の「Axie World Cup」を見据えたゲーム体験の土台作りが着々と進んでいる。
ゲームプラットフォームOpenLootが新作戦略ゲーム「Warcast」を開発中だ。2026年3月には招待制のプレイテストが組まれており、参加登録もすでに始まっている。
OpenLootといえば、ブロックチェーンゲーム「Big Time」を世に送り出した開発チームとして知られる存在だ。
Warcastは、ファンタジー世界を舞台にしたリアルタイムストラテジー(RTS)型のブロックチェーンゲームで、プレイヤーはヒーローやユニットを指揮して戦略的なバトルを行います。NFTキャラクターやアイテムを活用しながら軍隊を編成し、PvPバトルやクエストに挑戦するゲームです。
本作は、Web3ゲームプラットフォームである**Gala Games**のエコシステム内で展開されるタイトルの一つで、NFT資産とプレイヤー主導のゲーム経済を特徴としています。ゲーム内のヒーローや装備はNFTとして所有可能で、マーケットプレイスで売買することもできます。
また、戦略性の高いゲームプレイとファンタジー世界観を融合させ、従来のRTSゲームにブロックチェーン技術を組み合わせた作品として開発されています。
SFテイストのシューティング「XOCIETY」がEpic Games Storeからダウンロードできるようになった。現在はシーズン2が進行中で、プレイヤー同士の対戦を軸に据えたゲームデザインが採用されている。腕前がそのまま結果に直結する、シビアな競争が待っている。
XOCIETY(ソサエティ)は、SF世界を舞台にしたチームベースの三人称シューティング(TPS)とRPG要素を融合したWeb3ゲームです。プレイヤーは特殊部隊のエージェントとしてミッションに参加し、装備やキャラクターを強化しながら敵と戦います。
本作は、韓国のゲーム開発会社 NDUS Interactive が開発し、Web3インフラ企業 Sui Foundation と連携して展開されているタイトルです。ゲームはブロックチェーン Sui 上で構築され、NFTキャラクターやゲーム内資産の所有が可能です。
XOCIETYは、従来のオンラインシューティングゲームのプレイ感覚を維持しながら、プレイヤーがゲーム資産を所有できるPlay-and-Ownモデルを目指して開発されています。
ピクセルスタイルのMMO「Calamity」が大規模プレイテストの実施を控えている。期間は10日間で、前半の5日間はPvEミッション、後半の5日間はPvPバトルと、段階を踏んだ検証が行われる予定だ。
ゲームバランスの調整やサーバー負荷の確認など、開発チームにとっても重要な技術的試練の場となる。
Calamityは、ファンタジー世界を舞台にした戦略バトル型のWeb3ゲームで、プレイヤーはヒーローやユニットを集めて部隊を編成し、PvPやPvEバトルに挑戦します。戦略的な編成やスキルの組み合わせが重要となるゲームデザインが特徴です。
本作は、Web3ゲームプラットフォーム Treasure DAO のエコシステム内で開発されているタイトルの一つで、ゲーム内資産はNFTとして所有することができます。
プレイヤーはゲーム内でキャラクターを育成しながら装備や資源を収集し、戦闘やイベントを通じて報酬を獲得します。ブロックチェーンゲームとして、プレイヤーが所有する資産をマーケットで取引できる仕組みも導入されています。
Play-to-Earn市場では今、シーズンイベントやトーナメント報酬、トークンステーキングを組み合わせた独自の経済圏を育てる動きが活発化している。開発各社は継続的なシーズン更新やプレイテストを重ねることで、コミュニティの熱量を保ち続けようとしている。
DappRadarはWeb3ゲームの最前線を追い続けるため、このランキング記事を毎月更新している。新モードの追加やトークン絡みのイベント、コミュニティへの働きかけなど、プレイヤーにとって意味のある動きがある限り、注目タイトルはこれからも入れ替わり続けるだろう。