Gunzilla Gamesが『Off The Grid』1.0正式リリースを10月から2026年12月27日〜2027年1月15日の年末年始ウィンドウへ延期。GUNZメインネット移行の同時実施、リテンション・FPS改善など達成項目と、レジェンダリー武器を含む未達成3項目を整理し、保有アイテムやGUNトークンへの影響を解説する。
Gunzilla Games(本社:ドイツ、以下Gunzilla)は、バトルロイヤルFPS『Off The Grid(オフ・ザ・グリッド)』の1.0正式リリースを、当初予定していた2026年10月から、2026年12月27日〜2027年1月15日の年末年始ウィンドウへ延期すると、開発レポート「Road to 1.0」および公式Xにて発表した。正確なリリース日は未発表だ。同タイミングではL1ブロックチェーン「GUNZ」のメインネット移行も同時に実施される予定だ。本稿では以前報じた内容を踏まえ、達成済みの成果と未達成項目、保有アイテムやGUNトークンへの影響を整理する。
Gunzillaは開発レポート「Road to 1.0」において、『Off The Grid』の1.0正式ローンチを年末年始の期間に設定し直したと明らかにした。当初は2026年10月のフルローンチが予告されていたが、2026年12月27日から2027年1月15日のあいだでリリースを行う方針に切り替えられている。
延期の背景として、同社は9月予定だったGUNZメインネット移行について「一方通行の扉であり、正しく実施したい」と説明。1.0正式リリース、最終的なゲームの磨き込み、過去最大規模のグローバルなマーケティング施策を一体で行い、複数プラットフォームから新規プレイヤーをGUNZエコシステムへ呼び込む狙いだとしている。
年末年始は北米・欧州でプレイヤーの可処分時間が最大化される時期でもあり、1.0同時実施予定のGUNZメインネット移行と合わせて、プレイヤー数・オンチェーン活動のピークを狙うタイミングを選んだ格好だ。
10月の開発レポートでは、1.0に向けて進めてきた主要施策のうち複数が「達成済み」として報告された。公表された数字ベースの主な成果は以下の通りだ。
・リテンション改善:D1(翌日)+7.95%、D7(1週間後)+20.74%、D28(4週間後)+34.81%と継続率が向上。1人あたりの月間プレイ時間も+17.72%、平均セッション時間は75.7分→84.1分(+11.1%)に伸びた。
・FPSパフォーマンス向上:同じRTX 2060での平均FPSが42→164に向上。RTX 20シリーズで最大3倍、30シリーズで+30〜60%、40シリーズ以上で+30%、M4 Macで最大2倍のFPS改善を果たした。
・独自AIアンチチート「Kestrel」の本格稼働:10月9日に全サーバーで稼働を開始(サーバー側で動作し、インストール不要)。10月21日には初の公式BANウェーブを実施し、内訳はマクロ・リコイルスクリプト55%、入力リマップ27%、エイム補助12%、エクスプロイト6%だった。プレイヤーの動きや照準の挙動から不正を判定し、ペナルティは7日間の隔離から永久BANまで段階的に科される。
これらは、既存シーズン中にライブ運用されながら段階的に反映されており、1.0時点ではさらに洗練された状態で全ユーザーに提供される見込みだ。
一方で、同レポートではオリジナルのロードマップに対して間に合わなかった未達成項目も明示されている。主な積み残しは次の3点だ。
・レジェンダリー武器:「レジェンダリーは希少であり続けるという約束だが、現在の経済ではまだその約束を守れない」として、実装を保留した。
・メインネット移行:9月に予定していたGUNZメインネットへの移行は、1.0正式リリースと同時に実施する形へ変更された。
・マップ拡張・新バイオーム:既存マップ「Teardrop」の改修とPvE対応に注力し、新マップとしてはシューティングレンジを実装するにとどまった。
未達成項目をあえて明示する姿勢は、過去のWeb3ゲーム全般で課題となってきた「ロードマップの不透明さ」への改善アプローチといえる。
今回の1.0に合わせ、Gunzillaが開発してきたAvalancheサブネットベースのL1「GUNZ」が、テストネットからメインネットへ正式移行する。これにより、プレイヤーが保有するゲーム内資産・NFT・GUNトークンは、商用稼働するオンチェーン環境上で取引・ステーキング・ユーティリティ利用の対象となる。
レポートでは、シリアル番号を含む所有アイテムはすべてそのままメインネットへ移行するとしている。具体的な手続きは現時点で未発表のため、プレイヤーは事前に公式Discord・Xのアナウンスを確認しておきたい。
GUNトークンは、ゲーム内アイテムの取引や各種アクセス権、将来的なガバナンス参加などの用途に紐づけられており、メインネット稼働後は実取引量とアプリケーション側のユーティリティがトークン需給に直接影響する構造となる。1.0ローンチでユーザー数が急拡大するタイミングは、GUNエコシステム全体にとって重要な節目となるだろう。
1.0ローンチおよびGUNZメインネット移行までに、既存プレイヤーが整理しておくべきポイントを挙げる。
・保有アイテム・NFTの確認:所有するスキン・武器・コレクションNFTを一覧化し、公式マイグレーション情報の発表を待つ。
・ウォレット環境の整備:GUNZ対応ウォレットの準備と、バックアップフレーズの再確認を実施しておく。
・GUNトークン保管場所の整理:取引所保管分とセルフカストディ分の割合を点検し、メインネット移行後の利用用途に応じて最適化しておく。
・1.0新要素のキャッチアップ:新ロードアウトシステムや動的なTeardropなど1.0の新要素に備え、公式レポートとパッチノートを継続的に確認する。
10月からの延期自体はネガティブに映りがちだが、達成済み成果の数値開示と未達成項目の明示、さらにGUNZメインネット移行を1.0と束ねて打ち出す構成は、Web3シューターとして腰を据えた戦略に見える。年末年始というユーザー可処分時間が最大化するタイミングを押さえた判断は合理的で、1.0以降のGUNエコシステム活性化を含め、今後3カ月の動向はWeb3ゲーム全体の試金石となりそうだ。
Off The Grid公式サイト:https://gameoffthegrid.com/
Gunzilla Games Road to 1.0(開発レポート):https://octoberreport.gunzillagames.com/
X(Off The Grid):https://x.com/playoffthegrid
◾️ゲームの概要
『Off The Grid』(オフ・ザ・グリッド)は、サイバーパンクのテーマを持つ次世代のバトルロイヤルゲームで、Gunzilla Gamesによって開発されています。プレイヤーがオープンワールドの島で競い合いながらストーリーを進めていく構造になっており、AAAタイトルとしての高い品質が期待されています。またブロックチェーン技術を活用しており、特定のインゲームアイテムをNFTとして取り扱い、プレイヤー間での交換が可能です。
ニール・ブロムカンプ監督も映像制作に関わっており、オリジナルの短編が公開されています。
◾️ゲームコンテンツ
プレイヤーは150人のバトルロイヤルモードに参加し、トロピカルな島で他のプレイヤーと対戦します。ゲームは、60時間に及ぶ物語性のあるキャンペーンを提供し、サイバーパンクな未来世界が舞台です。ゲームの進行とともに、プレイヤーは様々な戦術や戦略を駆使して生き残りをかけて戦います。
◾️特徴
・バトルロイヤルと物語が組み合わさった新しい形のゲームプレイ
・NFTを活用したアイテム取引システム
・高品質なグラフィックとリアルタイム環境のインタラクション
◾️基本情報
・ゲームタイトル: Off The Grid
・ジャンル: バトルロイヤル / シューター
・対応デバイス: PC、Xbox Series X|S、PlayStation 5
・価格: 無料プレイ
・開発状況: 2024年リリース予定
・P2E: 対応
・ブロックチェーン: Avalanche
・トークン: GUNトークン
・NFT: あり(オプション)
・開発者: Gunzilla Games