NFT Worlds・HYTOPIAを手がけた老舗チームの新作MMO-lite『Worlds』が、ブラウザでパブリックアルファを開始。12スキル育成、遠征、ホーム建築、最大8人協力プレイに加え、プレイヤー主導のマーケットも予定。NFT・トークン未発表の現状とアーリーテスター参加メリットを整理する。
HYTOPIA(旧NFT Worlds)の開発チームが、新作MMO-lite『Worlds』のパブリックアルファ版をブラウザで公開した。マインクラフトとルーンスケープを掛け合わせたような協力型ブロックRPGで、12種類のスキル育成、遠征(Expedition)、ホーム建築、最大8人でのパーティープレイといった要素を備えている。インストール不要でブラウザから遊べる段階に入っており、NFTやトークンは現時点で未発表ながら、将来的にプレイヤー主導のマーケットプレイスが実装される予定だ。
『Worlds』は、NFT WorldsからHYTOPIAへと歩みを進めてきた老舗チームが手がける新作MMO-liteだ。マインクラフト風のボクセル世界観に、ルーンスケープを思わせるスキル育成型RPGの要素を融合させている。
最大の特徴は、ブラウザだけで誰でも遊べる手軽さだ。重たいクライアントのインストールや複雑なウォレット接続を強制せず、まずはゲームそのものを体験してもらう設計になっている。Web3タイトルにありがちな「入り口の高さ」を取り払い、ゲームとしての面白さで勝負する姿勢がはっきりと見てとれる。
NFT WorldsからHYTOPIAへの流れで培われた、プレイヤーが所有するワールドやコンテンツを尊重する思想は、今作にも色濃く受け継がれている。
『Worlds』のゲームプレイの中心にあるのが、12種類のスキルを並行して伸ばしていく育成システムだ。採掘、伐採、戦闘、クラフトなど、プレイヤーの行動そのものがスキル経験値になり、長く遊ぶほどキャラクターが少しずつ強くなっていく仕組みになっている。
ルーンスケープ系の育成を触ったことがあるプレイヤーには馴染み深い構造だ。短時間の反射神経勝負ではなく、積み重ねによって明確な到達点が見えてくる設計は、腰を据えて遊びたい層との相性がよい。
育てたキャラクターを連れて挑むのが「遠征(Expedition)」だ。危険地帯に乗り込み、資源や報酬を持ち帰ってくるコンテンツで、ソロでも仲間と一緒でも挑戦できる。
拠点となるのが各プレイヤーの「ホーム」だ。自分だけの空間をブロックで自由に組み上げ、生活感を演出できる。遠征で稼いだ素材でホームを拡張していくループが、育成とクラフトを気持ちよくつなげている。
『Worlds』は最大8人までのパーティー編成に対応する。難所に挑む遠征では、役割を分担した協力プレイが重要になる場面も用意されている。
8人という規模感は、小規模ギルドやフレンドグループで集まるのにちょうど良いサイズだ。MMOと銘打ちながらも「気の合う仲間と腰を落ち着けて遊ぶ」感覚に寄せており、ソロプレイと集団戦の両方を無理なく行き来できる作りになっている。
今後の『Worlds』を占ううえで注目したいのが、全プレイヤー共通のマーケットプレイスだ。注文板(オーダーブック)形式での実装が予定されており、プレイヤーが集めた素材や装備を売買する経済圏の中核になる見込みだ。
マーケットはアルファ時点では未開放となっている。しかし注文板型は、株式市場のように買い注文と売り注文が常時並び、価格形成が透明になる仕組みだ。プレイヤー主導の経済圏を機能させるうえでは理にかなった選択といえる。
HYTOPIAチームがこれまで積み上げてきた、プレイヤー所有を軸にしたWeb3思想を踏まえれば、将来的にブロックチェーンや独自アセットと組み合わされていく展開は十分に考えられる。ただし現時点では、NFTやトークンといった具体的な発表は行われていない点には触れておきたい。
『Worlds』は現時点でNFTやトークンの発行をアナウンスしていない。Web3タイトルとしての色をあえて前面に出さず、まずはゲーム体験を仕上げる段階に軸足を置いている。
一方で、パブリックアルファに参加するアーリーテスターには明確なメリットがある。開発初期からワールドに関わり、スキル育成や遠征を体験しながら、将来のマーケット開放やWeb3機能実装を最前列で見届けられる立ち位置を取れる。
NFT WorldsやHYTOPIAを追ってきた層にとっては、長らく期待してきたチームの新作をゼロから触れる絶好のタイミングだ。ブラウザから軽く触れる構成なので、まずは一度アクセスしてスキル育成の手触りを確かめてみる価値は十分にある。
『Worlds』は、派手なトークン告知ではなく「まず遊べるMMO-lite」として立ち上がった点が印象的だ。NFT Worlds時代から続くチームの資産を踏まえれば、注文板型マーケットが開放されたタイミングで、プレイヤー主導の経済圏が一気に輪郭を持つ可能性がある。アーリーテスター期間に育成とコミュニティを押さえておく動きは、長期視点で見れば悪くない選択だろう。
Worlds 公式サイト:https://worldsalpha.com/ja
HYTOPIA 公式サイト:https://hytopia.com/
WORLDSは、ブロックで構成された広大な世界を舞台に、探索、建築、素材収集、クラフト、戦闘を楽しめる基本プレイ無料のサンドボックス型RPG。ブロックチェーンゲーム「NFT Worlds」から発展したHYTOPIAの開発チームが手掛ける新作タイトル。プレイヤーは自分専用のホームワールドに家や作業設備を設置して装備を整え、森林や砂漠、雪原、海などが広がる1,024×1,024ブロック規模の遠征ワールドへ出発する。洞窟や遺跡、敵の砦を探索し、モンスターやボスと戦いながら素材を集め、持ち帰った戦利品で装備や拠点を強化していく。探索、採掘、釣り、伐採、戦闘、製錬、クラフト、料理、錬金術など12種類のスキルを最大レベル99まで育成でき、戦闘だけでなく生産や採集に特化した遊び方も可能。ソロプレイのほか最大8人のパーティープレイに対応し、将来的にはプレイヤー同士が素材を売買できる共通マーケットの導入も計画されている。2026年10月17日にブラウザ向けの公開アルファ版が発表され、Windows、Mac、Linuxの対応ブラウザから無料でプレイでき、スマートフォン向けアプリも開発予定。現時点でWORLDS固有のNFTやトークン、P2E機能の正式仕様は発表されていない。