最近は「Axie Infinity」のバブルがあり再びブロックチェーンゲームに注目が集まっています。
今回の記事では先日リリースから2周年を迎えた日本で人気のブロックチェーンゲームである「クリプトスペルズ」の現状についてお伝えしていこうと思います。
・ゲームの仕組み
・運営体制
・NFTコラボ作品
・新しいリミテッドレジェンドが登場
様々なNFTやブロックチェーンゲームの情報が飛び交う中で、クリプトスペルズのニュースを追うことができなかった方は是非参考にしてみてください!
クリプトスペルズではゲームの仕組みに関して大きなアップデートがおこなわれています。
今までの遊び方は主に以下のような感じでした。
・採掘チケットを使ってシルバーカードを狙う
・ブロンズカードを分解してSPLをゲットする
・フリーバトルのポイントで上位に入ってSPLをゲットする
・大会で上位に入って報酬を狙う
・ユーザー主催のイベントに参加して報酬を狙う
フリーバトルの報酬やブロンズカードの分解でSPLがゲットできる状態でした。
2021年の3Q以降の以下の2つの変更で遊び方にも大きな変化が出ています。
・MCHCの配布
・SPLのデノミネーション
この2つによりゲームの仕組みが変化してきています。
2021年の3Qからクリプトスペルズ内でMCHCの配布が始まりました。
MCHCとはMCH社が発行するトークンになります。マイクリプトヒーローズやブレイブフロンティアヒーローズでも配布されているトークンです。
MCHCの配布によりクリプトスペルズをプレイするメリットが増えた形になります。
現在はクリプトスペルズでMCHCを入手する方法は3つあります。
・毎日ランク戦で上位に入る
・ギルド戦の報酬としてもらう
・ギルド公認のコミュニティイベントに参加して入手する
毎日ランク戦やギルド戦の報酬ではレジェンドカードやゴールドカードを多く持っている実力のある人が有利になりますが、ギルド公認のコミュニティイベントではシルバーカード以下のレギュレーションもあります。
多くの人にMCHC入手のチャンスがあります。
MCHCの配布は変更する可能性があるので以下のリンクからご確認ください。
クリプトスペルズではリリース当初から1ETH = 1000SPLで運営を行なってきました。リリース当初は1ETHが1万円から3万円ほどの金額でしたが、現在は1EHTが20万円ほどになっています。
イーサリアムの高騰によりプライムへの加入のハードルが高くなるなどの課題などがありました。
一連の問題を解決するためにユーザー投票で可決されたSPLのデノミネーションが行われました。
・所有するSPLが10倍になる
・1ETH = 100000SPLになる
そのほかのSPLが関わるものに関しては、10倍になるものとそのままになるものがありました。
フリーバトルの報酬やブロンズのカードの分解でゲットできるSPLが以前と同じになってるため、実質的に価値が1/10になりました。
今までフリーをメインに行なっていた方には大きな変化になりました。
2021年3Qのステークホルダー総会でクリプトスペルズの新体制としてプロデューサの変更が発表されました。
新しいプロデューサにはクリプトスペルズのレジェンドカードを8種保有している猫龍さんが就任しました。
3Qのスローガンとして「醸成」を掲げ次の挑戦に向けての体制の強化を行なっています。
公式配信の強化でクリプトスペルズ公式広報のりーちゃん配信を行うなど、ユーザーらしい施策が増えてきています。
2年間プロデューサを務めた小澤さんも引き続きクリプトスペルズに関わると発表しているため今後に注目しています!
最近のNFTブームの中で多くの企業やIP、クリエイターがNFTを使って活動を始めました。
その中でクリプトスペルズではマーケットやクリエイターとコラボしてカードの販売などを行なっています。
4月1日にはコインチェックNFTにてレジェンドカード「暗黒神話ヨグ=ソトース」を販売して即完売となっています。
さらにイラストレーターのGODTAILさんとコラボして、GODTAILさんが作成したイラストがクリプトスペルズのカードになりました。
購入者はアイコンを作ってもらえるだけでなくクリスペのカードとしてユーザーに配布されることになります。
クリプトスペルズは様々なIPとコラボしやすい設計になっていると思うので、今後もどんどんコラボが増えていってほしいなと思っています。
https://twitter.com/crypto_spells/status/1418406581872463873?s=20
3Qのステークホルダー総会で赤のリミテッドレジェンドであるランドリングの販売が発表されました。
前回のリミテッドレジェンドの販売が2020年2月だったので約1年半ぶりの販売になります。
効果も面白く「速攻 飛行 鉄壁1 超再生 超貫通」という5つの能力を持ったカードになります。
場に出たターンに相手のユニットを攻撃することができて、相手のライフポイントに6点のダメージを与えることができます。さらにターン終了時にステータスが全て元通りになります。
出したターンに活躍して、次のターンに相手が処理することができなければほぼ勝ち確定になりそうです。
青文明の大釜の魔女や黒文明の生命吸収などの単体除去カードに少し弱いですが、それでもかなり強いカードだと思います。
一番レアリティの高いカードの販売になるので、クリスペがさらに盛り上げることが期待されています。
今回の記事ではクリプトスペルズの現状について解説をしました。
最近のブロックチェーンゲームは「play to earm」がキーワードのなっていますが、クリプトスペルズではゲームの面白さとMCHCでのplay to earmを目指しているゲームなのかなと思っています。
もしまだ始めていない人は是非こちらの記事からスタートしてみてください。
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◾️ゲーム概要
Crypto Spells(クリプトスペルズ)は、日本初のブロックチェーンを利用したトレーディングカードゲームです。2019年にリリースされ、NFTカードを用いたバトルや取引が可能なゲームで、プレイヤーはブロックチェーン技術に基づいたカードの所有権を持ち、ゲーム内外で取引ができます。プレイヤー同士の対戦や、定期的に開催されるトーナメントを通じて報酬を獲得することが可能です。
◾️コンテンツ
CryptoSpellsは、デジタルカードを使って戦略的なデッキを構築し、他のプレイヤーとPvP形式で対戦するトレーディングカードゲームです。カードはNFTとして発行され、所有者はそれを自由に売買できます。また、プレイヤーはバトルで勝利することでレベルアップし、チケットを獲得して新しいカードを得ることが可能です。
◾️機能
•NFTカード: EthereumとPolygonのブロックチェーン上で発行され、真の所有権が証明されるNFTカードです。
•マーケットプレイス: プレイヤーはカードをゲーム内外のマーケットで自由に取引でき、NFTカードはOpenSeaなどのプラットフォームでも取引可能です。
•プレイ・トゥ・アーン (P2E): PvPバトルやトーナメントを通じて報酬を得ることができ、稼ぐことを目的としたプレイスタイルが可能です。
•コミュニティイベント: トーナメント主催者やコミュニティへの貢献者に対して、報酬が与えられる仕組みがあります。
◾️基本情報
ゲームタイトル: CryptoSpells(クリプトスペルズ)
ジャンル: デジタルトレーディングカードゲーム(TCG)、NFT、Play-to-Earn (P2E)
対応機種: ブラウザ、モバイル(iOS/Android)
価格: 基本プレイ無料
開発状況: 2019年6月リリース済
P2E: PvPバトルやイベントを通じた報酬の獲得が可能
ブロックチェーン: Ethereum、Polygon、TCG Verse(Oasys L2)
トークン: TCGC、SPL
NFT: レア度の異なるトレーディングカードNFT、OpenSeaなどで取引可能
プロバイダー/開発者: CryptoGames Inc.
ホワイトペーパーURL: CryptoSpells公式サイト