今回の記事では最近よく名前を聞くようになったMaticの入手方法について解説をしていきます。2021年の3月にMCH+支援のタイトルがPolygon対応するというニュースがありました。
[お知らせ]
— doublejump.tokyo株式会社 (@doublejumptokyo) March 23, 2021
MCH+支援タイトルが Polygon( @polygon )対応を実施いたします。
国内では初のマルチチェーン対応の事例となります。
Polygonとのパートナーシップを通してMCH+タイトルの課題を解決すると共にさらなるエコシステムの拡大を目指して参ります。https://t.co/DvWV4nCEWa
イーサリアムのガス代が高騰する中でブロックチェーンゲームで発行されているNFTのトレードの件数も少なくなってきています。Polygonはイーサリアムと比べて手数料が安くなることから今後NFTの売買がより行いやすくなると期待されています。
今後はMCH+のブロックチェーンゲームで遊ぶ中でPolygonネットワークで使うことができるMaticが必要になることもあります。Maticは国内の取引所では購入することができません。欲しい方は今回紹介する方法を参考にしてみてください。
イーサリアムネットワーク→ETHで売買をする
Polygonネットワーク→Maticで売買をする
Maticについてもっと知りたい方はこちらのツイートも参考にしてみてください。
あまりに雑だったので少し修正しました!#イーサリアム( $ETH)と #Polygon( $Matic) の関係
— たまやん😉個人アカ (@mch_tamaya) March 23, 2021
仮想通貨をブリッジするって何?#ブロックチェーンゲーム のマルチチェーン(AMS)対応てどういうこと? https://t.co/6zIGOsyBER pic.twitter.com/68iqs4Y14e
ここのところMaticをずっと触っていたのだけど、開発者視点で見るとただのめっちゃ速くて安いETHです。
— Ryo Manzoku (@rmanzoku) January 29, 2021
Maticの入手方法はいくつか方法があります。今回の方法ではイーサリアムをMaticに交換する方法を解説します。こちらの方法だとなるべく手数料を抑えることができます。
・メタマスクを準備する
・Maticネットワークに変更する
・ETHをMaticに交換する
今回説明する内容ではETHを持っていることを前提としています。まだ持っていない方は国内の取引所から入手してみてください。
今回の方法ではメタマスクというウォレットを利用します。メタマスクはブロックチェーンゲームをプレイする中でとても便利なウォレットになるので是非準備してみてください。
ブロックチェーンゲームやDAppsについての最新ニュース、取引額ランキング、NFTアセット価格情報を配信中、また国内、国外の新作ブロックチェーンゲームの攻略情報やインタビューなどを掲載。 ブロックチェーンゲームに関する総合情報サイト。
次にメタマスクのネットワークをMaticネットワークに変更します。
「ネットワークの変更」という言葉に馴染みがない方も多くいると思います。
ブロックチェーン状でMaticを使うためにはイーサリアムネットワークではなくMaticネットワークに切り替えなければなりません。
イメージ的にはアメリカのお店で日本円で買い物ができない感覚に似ているかもしれません。
メタマスクの右上を確認すると現在のネットワークを確認することができます。下の画像ではEthereumメインネットになっています。
変更する際はメタマスクの「Ethereumメインネット」をクリックします。
ここから変更したいネットワークを選択します。
Maticのネットワークを選択したいのですが一覧にありません。
そのためカスタムPRCから新しくMaticネットワークを追加します。
それぞれ空欄に下記のように入力します。
・ネットワーク名:Matic mainnet
・RPC URL:https://rpc-mainnet.matic.network
・チェーン ID:137
・シンボル:MATIC
・ブロックエクスプローラURL:https://explorer.matic.network/
ネットワークの名前は自分の好きな名前にしても大丈夫です。それ以外はコピペをして全く同じにしてください。
入力が終わったら保存を押します。
右上のネットワークがmatic Mainnetになりました。
先ほど入力した「ネットワーク名」になっていれば完了です。
次にイーサリアムをイーサリアムネットワークからMaticネットワークに送ります。下記のサイトにアクセスしてください。
Metamaskと連携させます。
一度認証画面が出てくるので認証させてください。
次にイーサリアムを送るのでイーサリアムに変更します。
移動させたいイーサリアムの量を入力して「Transfer」をクリックします。
今回は0.035ETHをMaticに変更していきます。
イーサリアムは予め準備しておいてください。このTransferではイーサリアムネットワークでのガス代がかかります。割高になる可能性があるのでご注意ください。
転送には少し時間がかかります。
完了するまで待っていてください。
QuickSwapというサイトからイーサリアムをMaticにスワップします。QuickSwapとはイーサリアムでいうuniswapのようなものです。QuickSwapでもガス代が要求されますが全てMaticでの支払いになります。格安で取引が可能です。
イーサリアムをMaticにするのでFromをイーサリアムに変更します。
ETHを選択します。先ほど送った量のイーサリアムが確認できます。
交換したい量のイーサリアムを入力します。
次に「Select a token」からMaticを選択します。
初めて取引をする場合には「Approve ETH」をする必要があります。
ガス代はMaticで支払われます。
まだ交換をしていないのでMaticを持っていないはずですが、最初からガス代のために0.001Maticが配布されています。これを使ってガス代を支払うことができます。
最後に「Swap」を行います。これでETHをMaticに移すことができます。
メタマスクで確認するとMaticが追加されています。
今回の記事ではMaticの入手方法を解説しました。Maticは2021年3月現在で国内の取引所では対応していません。
イーサリアムをMaticに変える方法は他にもありますが、ガス代をなるべく安く行うには今回の方法が一般的になっています。是非参考にしてみてください。