NFTゲーム「マイクリプトヒーローズ」(以下、マイクリ)初心者向けのソウルバトルにおけるおすすめエクステンション紹介、PHY武器編です。
今回からNFTゲーム「マイクリ」オススメのエクステンションを挙げていきます。
まずはPHY攻撃エクステンション編。
INT攻撃エクステンション、特殊攻撃エクステンション、回復エクステンションと分けて公開予定です。
なお、あくまで筆者の体験に基づいた意見となります。
各プレイヤーの使用感は手持ちのソウルに大きく左右されますので、決して「ここに載っていないエクステはすべて弱い」というわけではありません。
また、他のプレイヤーから見て疑問符のつく点もあるかと思いますがご容赦ください。
マイクリのバトルを基本から学ぶにはこちらの前回記事を参考にしてみてください。
ソウルバトルは2週間で1区切り(1シーズン)となっており、各シーズンで使えるエクステンションはランダムに15種類が選定されて固定されます。
過去18シーズンの中で使ってみて(もしくは使われて)優秀だと感じたもの、あるいは使ってないけど強そうなものをピックアップしていきます。
今後追加する可能性も十分ございます。
強さの基準としては主に以下を考えます。
・火力
・特殊効果
・ステータス補正
そのまま、どれだけ相手にダメージを与えられるか、です。
ここでは
単体火力:敵1体に与えられる最高ダメージ
総合火力:敵複数体に与えられる最高ダメージの合計
として扱います。その際、基本的には状態異常や相手の強化・弱体化などの条件は達していないものとして考えます。
エクステンションには直接的な攻撃だけでなく、さまざまな追加効果が設定されています。
自分や味方を強化するもの、相手を弱体化させるもの、自分や味方の弱体化を解除するもの、状態異常を与えるもの、など。
Legendaryエクステンションともなるとその影響は決して無視できません。
これらを組み合わせることで強力なコンボを生むエクステンションもあります。
が、基本的には他のエクステンションとの組み合わせは考えません。
それはソウルバトルにおいてはエクステンションの自由度が低いためです。
一方で1つのエクステンションを複数持たせた場合や、特定のヒーローとの組み合わせについては考慮します。
エクステンションは装備するだけでヒーローのステータスを上げることができます。
ヒーローのパッシブスキルや、そのエクステンションのスキルを最大限に引き上げられるようなステータス補正ができるのがベストです。
が、稀に他の効果が強すぎるのでステータス補正を度外視する場合もあります。
単体攻撃よりも総合火力が高いものが多いです。
一方で「まずは1人を倒して数的有利を作る」のが難しいことが多い側面も。
公式マイクリ図鑑より
敵3体にダメージを与えつつ、出血を付与することがあります。
また、このエクステンションを持ったヒーローには"リザレクション"という効果が付与されます。
なんといっても目を引くのはリザレクションの付与。
リザレクションを付与されたヒーローは、初めて死亡したときにHP1かつチャージ2,000の状態で復活します。すなわち、相手に倒された瞬間に復活して1アクションすることが可能なのです。
単純に1人のヒーローの攻撃回数を1回増やせる(3人に持たせれば3回増やせる)ので、攻撃エクステンションを6つ持たせてガンガン攻撃するタイプのチーム(いわゆる"ぶっぱ")では非常に強力です。
また、自身のHPが減るとパッシブスキルを発動するヒーローに持たせれば、パッシブスキルを発動しないまま死亡した場合にも、復活によって発動条件を満たせるので相性抜群です。
本編でも有名なのはブリュンヒルデ+火の鳥ですね。
このリザレクションを付与する効果を持つエクステンションは火の鳥ただ1つだけで、非常に希少な効果です。
(本編においては、今春新登場したオーラというNFTによって、任意のヒーローに確率でリザレクションを付与することができるようになりました。)
リザレクションを抜きにしても、相手ヒーロー3体を対象とするPHY武器は数が少なく、かつ出血の付与も強力です。
PHY型であればどのヒーローに持たせても優秀なエクステンションです。
総合して最強のPHY攻撃エクステンションの1つと言えるでしょう。
前衛へのダメージが大きいため、織田信長やチンギスハンに持たせると特に有効でしょう。
弱点としては、総合火力は130%相当(前衛65%、中衛45%、後衛20%の合計130%)とそこまで高いわけではなく、特に後衛へのダメージが控えめな点。
前衛に対しての単体火力で見ると65%と及第点程度ですが、後衛にはたったの20%だけです。
火の鳥6つだけを持たせると後衛を倒すのに時間がかかる可能性があります。
また、ステータス補正に無駄がある点も少し残念。
とはいえそれらを補って余りあるくらいにリザレクションは強力です。
使えるシーズンはPHY型ヒーローには是非1つ持たせておきたいですね。
モチーフについてですが、お察しの方もいらっしゃるかと思いますが、こちらは手塚プロとのコラボレーションエクステンションです。あの漫画の神様・手塚治虫の手塚プロです。
同じシリーズのレアリティ違いに、ジャングル大帝のレオ、ユニコ、火の鳥のロビタ、数々の作品に登場するヒョウタンツギがあります。
公式マイクリ図鑑より
先頭の敵ヒーローと中衛の敵ヒーローにダメージを与えつつ、最後尾の敵ヒーローを恐怖状態にすることがあります。
総合火力は125%相当と控えめですが、対象が2体だけな上に中衛へのダメージが単体火力75%と高く、一気に攻め落とせます。
多くの場合は中衛を最初に倒してしまいます。先に前衛のヒーローを倒した場合には中衛ヒーローが先頭になるので、中衛に対して125%という大ダメージを与えることも可能です。
最後尾に恐怖を付与することがあるのもポイントです。
恐怖状態になったヒーローは、パッシブスキルを発動できなくなります。
アインシュタインやスキピオ・アフリカヌスなどの、何度も発動する厄介なパッシブスキルを持つヒーローは後衛に配置されることも多いので、ダメージは与えられないながらもパッシブスキル発動を邪魔することができるのは優秀です。
また、相手3体ともを対象にできるため、全員のバリアを剥がせるのも高得点。
こちらもPHY型であればどのヒーローに持たせても優秀なエクステンションといえるでしょう。
火の鳥と同じく、先頭対象のパッシブスキルを持つ織田信長やチンギスハンとの相性は良好です。
モチーフは北インドの民族楽器、シタール。
楽器モチーフのエクステンションが多数登場した時期に実装されました。
公式マイクリ図鑑より
火の鳥と同じく、数少ないPHY全体攻撃のできるエクステンションです。
個人的にはあまり使ったことがありませんが、書いてあることは強力です。
総合火力は145%相当と全PHY武器の中でも最高クラスです。
特に後衛へのダメージが85%と極めて高く、連発できれば一気に落とすことも容易でしょう。
半面、前衛へのダメージが20%と低く、大航海の舵輪6つだけがダメージソースだと前衛を倒すのに苦労するでしょう。
エドワード黒太子は最後尾にPHY攻撃をするパッシブスキルを持っており、うまくパッシブスキルを発動できれば一気に後衛から潰すことが可能で好相性。
また、後衛・中衛を倒してしまえば前衛が最後尾になるので、「前衛へのダメージが低い」という弱点もパッシブスキルで補えます。
各ランドの象徴となるアイテムがモチーフとなったエクステンションが登場した時期に実装されました。
オーシャンというランドの、船の舵がモチーフのステアリングシリーズです。
車のハンドルも、車好きの方はステアリングと呼ぶことが多いですね。
公式マイクリ図鑑より
こちらも数少ないPHY全体攻撃。総合火力は最高で180%と、PHY全体攻撃の中で最高値です。
火の鳥、大航海の舵輪と違って、全体に均等にダメージを与えるため、「1体を真っ先に倒して数的有利を作る」という使い方にはあまり向きませんが、火力そのものは目を見張るものがあります。
均等にダメージを与えるため、自然と最もHPの低い敵ヒーローから倒していくことになると思います。
しかし、スキルを発動するたびに自身のPHYが低下するというデメリットがあります。
ただ、低下率はそこまで大きくないので、PHYを上げるパッシブスキルを持つヒーローがいれば大きな問題にはならないでしょう。
リチャード1世なら期待値的にはPHYはどんどん上がりますし、ニコラ・テスラやアインシュタインであれば味方全員をケアできます。
逆にPHYを上げる手段がない場合、長期戦になってしまうと勝ち目がなくなってしまいかねないので要注意。
誰に持たせても強いわけではないですが、しっかりケアができれば十分活躍できるエクステンションです。
と言いつつも、アインシュタインのいるソウルは非常に汎用性が高いため、是非持っておきたいソウルの1つであり、アインシュタインとの相性のいい金牛も十分活躍の機会は多いと言えるでしょう。
モチーフはセージ国の幻獣である牛。
PHYで攻撃するんだからPHYは高い方がいい。
ステータス補正だけでなく、バトル中に上げられるならさらにいい!
というわけで、攻撃のついでにPHYを上げることのできるエクステンションを紹介します。
基本的にはどれも強力ですが、先頭を攻撃するPHY武器が多いことから先頭にHPの高いヒーローを置いて対策するのがスタンダードなため、火力としては物足りないということもままあります。
公式マイクリ図鑑より
先頭の敵へのダメージと、自分のPHYを10%アップさせるスキルを持っています。
連発すればするほど与えるダメージが上がっていきます。
対象が自分自身とわかりやすいのもいいですね。
最初に登場したPHY攻撃エクステンションであり、デメリットなしの単体火力80%は最強クラスです。
モチーフは両手剣。MCHはもちろんMyCryptoHeroes。
公式マイクリ図鑑より
もっともINTの高い敵へのダメージと、自分のPHYを10%アップさせるスキルを持っています。
こちらもMCHブレード同様、連発すればするほど与えるダメージが上がっていきます。
対象もMCHブレードと同じく自分自身とわかりやすいですね。
ステータス補正でAGIが大きく上がるのもポイントです。
単体火力は75%とそれなりですが、下振れて55%を引くと頼りないです。
モチーフはもちろん弓。那須与一が小舟に立てた扇の的を見事射抜いたというお話から。
公式マイクリ図鑑より
先頭の敵へのダメージと、先頭の味方のPHYを10%アップさせるスキルを持っています。
自分自身ではなく先頭の味方を強化するので、例えば中衛と後衛が蜻蛉切を、先頭がMCHブレードや与一の弓を持っていると、先頭のPHYがガンガン上がります。
もちろん自分が先頭にいれば、MCHブレードや与一の弓と同じく自分をどんどん強化していけます。
総合火力80%とMCHブレードと同等で、ダメージが2回にわかれているのも地味に便利です。
1回目のダメージで敵ヒーローを倒した場合、2回目のダメージは後ろのヒーローに与えることができます。
そのため先頭の敵のHPが残り少ないときは他のPHY単体攻撃武器よりもダメージ効率がいいです。が、そこまで発動機会は多くないのでオマケ程度に。
一方で下ブレると火力60%と頼りないです。
モチーフは本多忠勝が愛用したとされる槍。飛んできたトンボが当たって2つに切れてしまったことに由来するとか。
公式マイクリ図鑑より
先頭の敵へのダメージを与えて確率で混乱を付与、さらにもっともHPの低い味方のPHYを10%アップさせるスキルを持っています。
単体火力は70%とまずまずといったところ。
自分自身ではなく、もっともHPの低い味方を強化します。
PHYを上げたいヒーローのHPを低めに調整しておくといいかも知れません。
それでも相手の攻撃で他のヒーローのHPが減ると強化対象は変わります。
コントロールが難しいですが、ソウルバトルにおいては使えるエクステの選出次第ではどのヒーローからHPを減らされるのかかなり読みやすいこともあるので、そこまで理解が深まればうまく扱えるでしょう。
混乱を付与することもありますが、混乱にする確率は自分のINTと相手のINTを比べて決まるので、PHY武器についているのはあまりいい効果ではないと言えます。
もちろんそれなりの確率で付与することもできないわけではないですが、オマケ程度に思っておきましょう。
モチーフは中国の戟と呼ばれる武器の種類のことで、特定の業物などを指すものではありません。
公式マイクリ図鑑より
先頭の敵に攻撃しつつ、自身のPHYを上げることができます。
単体火力は70%と、方天画戟に続いてまずまず。
PHYを上げる際に参照するのが「バトル開始時からPHYがどれだけ増加しているか」なので、ハンマー以外のPHY強化手段があると非常に効果的です。逆に言えばハンマーしかないとかなり非効率。
代表的なのはアインシュタインのパッシブスキル"相対性理論"やエディットスキルの"グリーンリース"や"Energyドリンク"などですが、↑に挙げた他のPHY武器があればそれでもいいでしょう。
別の項目で挙げているリチャード1世やニコラ・テスラも有効です。
オマケ程度についている自身の回復効果ですが、PHY強化が進んでPHY999になってもやはりオマケ程度です。
自身のPHYとINTの平均値に0.1を掛けた分だけ回復します。
PHY999 INT101なら1100/2*0.1=55
PHY999 INT901でも1900/2*0.1=95
ステータス補正でHPを大きく上げることができます。
AGIは高い代わりにHPが低い、というヒーローに2つ持たせるとかなりHPを底上げできます。
モチーフはもちろんハンマーですが、特定の元ネタはなさそうです。
公式マイクリ図鑑より
自分のPHYを強化しながら前衛の敵に大ダメージを与えるエクステンション。
単体火力は104%と、数字だけを見れば単体火力トップクラス。
しかしここで注意したいのが、攻撃対象が"先頭"ではなく"前衛"である点。
以前の記事にも書きましたが、あくまで"前衛"に攻撃をするので、敵の前衛を倒したあとはPHYアップしかできなくなります。
半面、やはりダメージ自体は非常に強烈です。
1人に1つだけ持たせて初手でぶっぱなし、なるべく早く相手を1人減らす、という使い方がベター。
3人に2つずつ持たせてしまうと勝ち目はほぼなくなるでしょう。
モチーフは片眼鏡(モノクル)。個人的にモノクルには物凄く憧れています。
モノクルの似合うオジサマになりたい。