この記事では、MetaMask(メタマスク)のPC版・スマホ版それぞれのインストールから実際に使い始めるまでの流れを紹介する。日本語への切り替え方や送金のやり方、ポートフォリオ機能といった気になるポイントも、ひとつひとつ丁寧に解説した。ぜひ読んでみてほしい。(2026年3月更新)
MetaMask(メタマスク)は、Ethereum(イーサリアム)を中心としたブロックチェーン上の暗号資産・NFT・DApps(分散型アプリケーション)を管理するためのWeb3ウォレットだ。
ブラウザ拡張機能版とスマートフォンアプリ版(iOS・Android)が用意されており、DeFi、NFTマーケット、ブロックチェーンゲームなど、 いまやWeb3の世界では欠かせないインフラのような存在になっている。
2026年時点のユーザー数は1億人以上。Web3エコシステムの中で最も広く使われているウォレットのひとつといっていいだろう。
主な機能はこれだけある。
MetaMaskが対応しているのは、主にEVM互換チェーン(Ethereum系チェーン)だ。具体的には以下のネットワークで使える。
…など、主要なチェーンはほぼカバーされている。
近年のアップデートでMetaMaskはかなり機能が充実してきた。順に見ていこう。
Portfolio機能を使えば、複数のチェーンに散らばった資産をひとつの画面でまとめて把握できる。
確認できる内容は以下のとおりだ。
ブラウザからもモバイルからも利用できるので、外出先でも残高チェックがサッとできる。
ウォレットを開いたまま、その場でトークンを交換できる機能だ。複数のDEX(分散型取引所)から自動的に最良レートを探してきてくれるので、いちいち取引所のサイトを開く手間が省ける。
たとえばこんな使い方ができる。
「EthereumのETHをPolygonで使いたい」といったときに役立つのがブリッジ機能だ。チェーンをまたいでトークンを移動できる。
複数のブリッジサービスから最適なルートを自動で提案してくれるので、初心者でも比較的スムーズに使える。
Snapsは、MetaMaskにプラグインのように機能を追加できる仕組みだ。
たとえばこんな拡張ができる。
これによってMetaMaskはEVM以外のチェーンにも対応できるようになっており、今後さらに広がりが期待される領域だ。
MetaMask Rewards は、ユーザーがMetaMask内でスワップやパーペチュアル取引(=「perps」、永久先物)を行ったり、友人紹介をしたりすることで「ポイント」を獲得し、そのポイントを元にトークン配布・手数料割引・限定特典などを受けられるロイヤリティ/リワード制度です。
MetaMaskはブラウザの拡張機能としてインストールする。対応しているブラウザは以下のとおりだ。
※Safariはブラウザ拡張には対応していない。
【MetaMask公式サイト】
https://metamask.io/ja
インストールの手順はどのブラウザでもほぼ一緒なので、今回はChromeでのインストールを例に紹介する。
「Chromeに追加」をクリック。
「拡張機能を追加」をクリックすればインストールは完了だ。
インストール後は、右上のパズルのピースボタンをクリックし、さらにキツネのアイコンをクリックすることで、いつでもMetaMaskの画面を開くことができる。
常にアドレスバーの右側にMetaMaskのアイコンを表示させておきたい場合は、「押しピン」マークをクリックしよう。
MetaMaskを起動すると、最初に2つの選択肢が出てくる。
はじめて使う場合は「新規ウォレットを作成」を選ぼう。
次に、シークレットリカバリーフレーズを使うか、AppleまたはGoogleアカウントと連携するか、好きな方法を選ぼう。ここでは、シークレットリカバリーフレーズを選んでみる。ちなみに、Apple/Googleアカウントで連携した場合、シークレットリカバリーフレーズは画面に出てこないので注意だ。
まずウォレット起動用のパスワードを決める。このパスワードはブラウザのロック解除に使うものだ。
気をつけたいポイントはこの3点。
上記の画面で表示される「シークレットリカバリーフレーズ」は、このウォレットの命綱だと思ってほしい。
特徴はこうだ。
保管方法として推奨されるのは以下のような方法だ。
スクリーンショットでの保存はやめておこう。端末が盗まれたり、クラウド同期されたりするリスクがある。
シークレットリカバリーフレーズをメモしたら「続行」をクリックして次に進もう。
上記のシークレットリカバリーフレーズの確認画面では、フレーズの中から三つの単語が空欄になっているので、それぞれ正しい位置にはめ込んでいこう。
以上でPCへのMetaMaskのインストールは完了だ。
「ウォレットを開く」をクリックすることで作成したウォレットが表示される。
MetaMaskは日本語表示に対応しているが、もし日本語で表示されていない場合は、以下の方法で設定できる。
右上「三」のマークからメニューを開き、
Settings → General → Current languageの欄で日本語を選択
これで日本語の設定は完了だ。