「コインチェックの口座開設をしようか、迷っている」「コインチェックで仮想通貨を購入したいけど、やり方がよく分からない」と悩んでいませんか。
この記事では、仮想通貨初心者の方でも簡単にコインチェックの口座開設ができ、仮想通貨を購入するための手順を紹介します。
記事を読めば、安心してコインチェックを使い始められるはずです。
ぜひご覧ください!
「それでは、早速コインチェックの口座開設を──」と行きたいところですが、はじめに「本当にコインチェックに登録して大丈夫かどうか?」をざっと見ていきましょう。 現在、国内の仮想通貨取引所は30ほどあります(2023年5月現在)。
そのなかで、あなたにとってコインチェックが本当におすすめか、以下のおすすめリストをチェックしてみてください。
コインチェックは国内アプリダウンロード数累計540万を超えており(2023年1月現在)、多くの方が利用しています。 また、口座開設の流れがシンプルかつスピーディな点も見逃せません。 そしてコインチェックの大きな特徴として、「Coincheck NFT(β版)」というNFTの売買が可能なマーケットプレイスをシームレスに利用できる点があります。 「The Sandbox」や「Sorare」といった世界的に遊ばれているNFTゲームのアイテム売買も活性していますので、これらのゲームでプレイする予定の人にも、コインチェックはおすすめです。
上記の項目で2つ以上が当てはまる人は、コインチェックがおすすめです。
最短10分ほどで手続きが完了、スマホで本人確認が行えるため、すぐにビットコインやイーサリアムの購入ができます。
コインチェックは無料で入金を行えます(※銀行振込の場合。振込手数料は別途発生します)が、日本円で出金する際は一律で407円が発生します(2023年5月現在)。 また、コインチェックは「レバレッジ取引」(口座に預けた証拠金を担保にして、その証拠金の金額よりも大きな額で仮想通貨取引をすること)は対応していません(2023年5月現在)。 「ポリゴン(MATIC)」や「アバランチ」、「モナーコイン」など、コインチェックで取り扱いしていない銘柄を購入予定の人も、これら銘柄に対応した仮想通貨取引所を選ぶべきでしょう。 一方で、コインチェックが取り扱いしている仮想通貨銘柄は全19種類。他の取引所と比較しても豊富なラインナップとなっており、ビットコインやイーサリアムといった主要銘柄は押さえています。 「まずはビットコインやイーサリアムの購入から始めたい」という仮想通貨初心者の方は、コインチェックで問題なく取引ができるはずです。
コインチェックは仮想通貨取引にかかる手数料も比較的安く、総合的にバランスの取れた仮想通貨取引所です。
ですが、「入金・出金時の手数料をなるべく安く済ませたい」という場合は、GMOコインやDMM Bitcoinのほうがよりおすすめです。
ここからは、コインチェックの口座開設の手順について説明します。
まずは、大枠としての流れを確認しておきましょう。
はじめに、スマホにコインチェックアプリをダウンロードしましょう。
以下の「リンクページを見る」をクリックすると、ダウンロードすることができます。
続いて、ダウンロードしたアプリを開き、会員登録を行います。
「会員登録」タブからメールアドレスを登録します。
登録後、SMS認証の画面になります。
あなたの電話番号を登録した後、SMSで届いた認証コードを入力します。
SMS認証とは、本人確認の手法のひとつです。
利用者のスマホまたは携帯電話にSMS(ショートメッセージ)を送信し、そこに記載されている確認コードをWeb上で入力することで、本人確認を行います。
続いては、本人確認を行います。口座開設まであともう少しです!
上記ボタンを押すと、「各種重要事項」の確認画面になります。
とくに「プライバシーポリシー」と「利用規約」は、丁寧に目を通しておくことをおすすめします。
仮想通貨取引についての知識を深める機会にもなるはずです。
また、各事項は口座開設後もアプリ上から確認できます。
次の画面に進むと、再度SMS認証の作業があります。
先ほどと同じ流れで、SMS認証を進めましょう。
続いては、基本情報の入力を行います。
入力する内容は、以下のとおりです。
全て入力後、「確認」ボタンを押します。
次の画面で入力内容に間違いがないかをチェックした後、再度「確認」ボタンを押します。
続いては、本人確認書類の提出を行います。
コインチェックでは、本人確認に「eKYC認証」というインターネット上で本人確認および認証する方式を採用しています。これにより、書類の郵送の手間なくスマホのカメラ機能等を利用して手続きを完了できます。
本人確認書類として提出できるのは以下の5種類です。
本人確認書類を提出した後は、顔写真の撮影に入ります。
撮影の詳しいやり方については、以下の動画をチェックしてください。
撮影を完了すれば、これで口座開設の手続きは完了です!
この後、1~2営業日ほどの審査期間を経て、コインチェックで仮想通貨の売買ができるようになります。
コインチェックの口座開設を終えると、アプリを立ち上げた際に「2段階認証を行ってください」というメッセージが度々表示されます。
この「2段階認証」とは、アプリを利用する際にID・PWのほかセキュリティコードの入力などの手続きを追加して、本人がそのサービスを利用していることを確認する認証方式です。 これにより、第三者の不正アクセス・不正利用のリスクを大きく下げることができます。 仮想通貨取引所も、通常の金融機関と同様にあなたの資産を直接扱うことになります。 2段階認証の設定自体は、比較的すぐに行えます。 ・iOSアプリ:2段階認証の設定方法
万一のトラブルをなるべく起こさないようにするためにも、2段階認証はぜひ行っておきましょう。
詳しい手順を知りたい方は、以下のコインチェックのマニュアルページをご参照ください。
・Androidアプリ:2段階認証の設定方法
コインチェックの口座開設ができたら、さっそく仮想通貨を購入してみましょう。 コインチェックでは、仮想通貨を日本円500円単位で購入することができます。
仮想通貨の購入の流れは、以下のとおりです。
はじめに、コインチェックに日本円を入金します。
コインチェックのアプリから、「入金」を選びます。
「JPY残高」画面になりますので、ここでまた「入金」をタップします。
続いて、「入金方法の選択」画面になります。
コインチェックへの入金は、以下の3つの方法から選べます。
このうち、おすすめは銀行振込です。
理由は、銀行振り込みの場合は入金の手数料がかからないからです。
入金方法
入金手数料
銀行振込
無料
※各銀行の振込手数料が別途発生します
コンビニ入金
3万円未満…770円
3万円~30万円…1018円
クイック入金
3万円未満…770円
3万円~30万円…1018円
入金方法を選択したのちは、画面の案内に沿って入金手続きを進めましょう。
入金をしたのちは、数時間ほどでコインチェックアプリに入金状況が反映されます。
アプリの「ウォレット」メニューを開き、「JPY日本円」箇所に入金した金額が表示されるかを確認しましょう。
入金を終えたら、いよいよ仮想通貨の購入です。 ここでは、例としてイーサリアムの購入をしてみましょう。
アプリの「販売所」メニューから、購入する仮想通貨を選びます。
購入する仮想通貨の詳細ページに遷移します。
ここでは、その仮想通貨の価格推移グラフを確認できます。
グラフの下部に「購入」ボタンがありますので、タップします。 コインチェックでは、仮想通貨を500円単位で購入可能です。
「ETHの購入」画面に遷移します。
ここで、購入したい分のETHを日本円の額で入力して、「日本円でETHを購入」をタップします。
まずは少額から試しに購入してみましょう。
購入後、以下の「購入完了」の表示が出たらアプリの「ウォレット」メニューを開いて購入結果が反映されているかを確認しましょう。
購入した仮想通貨に金額が付いていれば、購入反映済みです。
これであなたも、仮想通貨ホルダーです!
──以上、コインチェック開設および仮想通貨購入の流れを説明しました。
以降は、「コインチェックの口座開設に関するよくある質問(FAQ)」を紹介しています。
コインチェックの仮想通貨取引について、より詳しく知りたいという方はチェックしてください。
コインチェックは、以下の手続きを行う際に手数料が発生することがあります。
※上記金額は、2023年5月時点のものです。
入金方法
入金手数料
銀行振込
無料
※各銀行の振込手数料が別途発生します
コンビニ入金
3万円未満…770円
3万円~30万円…1018円
クイック入金
3万円未満…770円
3万円~30万円…1018円
※上記金額は、2023年5月時点のものです。
出金方法
出金手数料
指定口座への振り込み
一律407円
仮想通貨を、コインチェックから別の仮想通貨ウォレット(メタマスク等)に送金する際に発生する手数料です。
※上記手数料は、2023年5月時点のものです。 なお、上記に挙げた仮想通貨のいくつかは、それぞれの仮想通貨ネットワーク状況の変動に合わせて手数料を変動する「変動手数料制」が採用されています。 最新の手数料についてはコインチェックの公式サイトよりご確認ください。
送金時の手数料
仮想通貨
ビットコイン(BTC)
0.0005 BTC
リップル(XRP)
0.15 XRP
イーサリアム(ETH)
0.005 ETH
イーサリアムクラシック(ETC)
0.01 ETC
リスク(LSK)
0.1 LSK
ネム(XEM)
0.5 XEM
ライトコイン(LTC)
0.001 LTC
ビットコインキャッシュ(BCH)
0.001 BCH
モナコイン(MONA)
0.001 MONA
ステラルーメン(XLM)
0.01 XLM
クアンタム(QTUM)
0.01 QTUM
ベーシックアテンショントークン(BAT)
130.0 BAT
アイオーエスティー(IOST)
1.0 IOST
エンジンコイン(ENJ)
54.0 ENJ
オーエムジー(OMG)
22.0 OMG
パレットトークン(PLT)
274.0 PLT
サンド(SAND)
42.0 SAND
ポルカドット(DOT)
0.1 DOT
フィナンシェトークン(FNCT)
9869.0 FNCT
おすすめの仮想通貨は、購入する人がその仮想通貨を「何に使うのか」によって変わります。 たとえば決済目的として仮想通貨を利用する場合は、ビットコインが扱われるケースが多いでしょう。 また、NFTショップやNFTマーケットプレイスで仮想通貨を使ってNFTの購入をする場合は、イーサリアムはぜひ持っておきたいところです。 そのほか「Sandbox」などのNFTゲームでは「SAND」というゲーム内独自の仮想通貨を扱っています。Sandboxをプレイ予定の方はSANDを購入する機会が増えるでしょう。 仮想通貨の時価総額については、「CoinMarketCap」などのサイトで確認ができます。 プロジェクトの活動状況、企業の出資・提携予定については、仮想通貨・暗号資産関連のニュースサイトを定期的にウォッチすることで、情報を入手できます。
投機目的で仮想通貨を購入予定の方でおすすめの仮想通貨を知りたい場合は、まず仮想通貨は刻一刻と価格変動をしていることを知ったうえで、以下の観点で情報収集をしつつ、ご自身の見解・感覚を養っていかれることをおすすめします。
仮想通貨に限らず、金融商品の購入額を決める際の目安として、以下の考え方があります。 投資先としてつみたてNISAやiDeCoなど、将来の資産形成を目的とした商品を選ぶ際はこの限りではありませんが、仮想通貨への投資は明らかに「投機」となりますので、余剰資金の範囲内で行うようにしましょう。 また、投資にリスクはつきものです。 とくに仮想通貨のように価値変動の大きい金融商品においては、「多額の資産が一瞬にして大きく目減りしてしまった」というケースも(他の金融商品と比べて)起きやすいです。 あなた自身が、「最悪、このお金はなくなっても構わない」という金額の範囲内で仮想通貨の投資を行うことをおすすめします。
「余剰資金」とは、現在の総資産から「生活に必要な当座のお金」と「将来使う予定のあるお金」を差し引いて、残った額のお金のことです。
コインチェックに日本円を入金したにも関わらず、仮想通貨購入時に「残高が不足しています」と表示される場合、以下のケースが該当する可能性があります。
資金移動制限中は、「暗号資産の送金」、「日本円の出金」、「貸暗号資産アカウントへの振替」といった操作ができません。 ただし、7日間を過ぎればこれらを行えるようになりますので、まずは7日経過を待ってみましょう。 参考情報:コインチェック公式HP「入金・購入後の資産移動について _ FAQ_お問い合わせ」
コインチェックへの日本金入金の際に口座振り込みではなくクイック入金・コンビニ入金で進めた場合、マネーロンダリング防止の観点から、コインチェックにて7日間の「資金移動制限」がかかります。
コインチェックの退会は、2023年5月現在「PCなどのブラウザ経由」または「アプリ経由(iOS)」で行えます。
アンドロイドのスマホをご利用の方は、ブラウザ経由で退会手続きを行ってください。
注意:アカウントに日本円・仮想通貨(暗号資産)・NFTがある場合は退会ができません。
日本円の出金、仮想通貨・NFTの売却または他のウォレットへの出庫を行い、アカウント内で所持する日本円・仮想通貨・NFTを空の状態にしたうえで、退会申請を行いましょう。
退会の手順は、以下のとおりです(PCブラウザで進める場合)。
ページ下部に「退会について」の見出しがあり、そのさらに下の方に「退会申請を行う」ボタンがあります。
上記の確認メッセージが表示されるので、OKボタンを押します。
──これで、退会の手続きは完了です。
ここまで、コインチェックがおすすめの人と口座開設の流れ、仮想通貨を購入する手順について説明しました。
記事をここまでお読みになられた方なら、自信を持ってコインチェックの口座開設を進めて、仮想通貨購入ができるはずです。
ビットコインやイーサリアムの仮想通貨を持つことで、「次は、こんなことをやってみよう」という新しいアイデアや行動も生まれやすくなります。
この記事をきっかけに、充実した仮想通貨の活用ができることを、応援しています!