DapperLabsが開発しているFlowのBCG「NBA TopShot」についてまとめます。好調な売上を見せており、今後注目のBCGです。
NBATopShotはクリプトキティーズで知られるDapperLabs社が制作しているブロックチェーンゲームです。
米プロバスケットのNBAと提携しており、試合中の決定的瞬間がNFTとなっており、プレイヤーはそれを集めたり売買することができます。
NFTは動画と紐付いており、ダンクシュートの瞬間やブザービーターの瞬間などを集めていくことができます。プレイヤーやその試合の情報も一緒に記録されているので、ファンにとっては集めがいのあるNFTになっています。
すでにアセットの販売は始まっており、コモンよりも上のレアリティが入っているパックはすべて完売するほど好調です。売上としては200万ドルを超えており、NBAという強力なファンを抱えたコンテンツとして盛り上がりを見せています。
NBATopShotのNFTはゲーム内で以下のコンテンツと紐付いています。
・スティールやダンクなどの瞬間が収められたムービー
・試合の結果
・選手の情報
・所属チーム
これまで、メジャーリーグと提携したBCGもありましたが、写真だけではなく動画を保有しているという所有感が、ファンとしては嬉しいポイントです。
選手の情報も、身長体重などのシンプルなものだけでなく、そのシーズンの得点率などの細かい情報まで記録されています。
NBATopShotはDapperLabsが開発していますから、同社が開発しているゲーミングチェーンであるFlowを利用しています。gas代に悩まされたETHとは異なり、ゲーム用に調整されています。
NBATopShotでは、クレジットカードでの決済にも対応しており、ブロックチェーンっぽさをほとんど感じることなく楽しむことができます。マーケットを使ってみるとわかりますが、アセットのやり取りもスムーズです。
国内ブロックチェーンゲームのMCHまわりでもFlowとのつながりがありそうですので、一度触っておいてみるといいかもしれません。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000034671.html
NBATopShotのサイトでは、NFTがまとまったパックや他のユーザーが出品しているNFTを購入することができます。
購入方法は非常に簡単で、Flowのウォレットや仮想通貨を用意しておく必要はありません。(FlowのウォレットはNBATopShot登録時に自動生成されます)サイトを訪問し、購入したいものを選びクレジットカード決済をするだけ。
もちろん仮想通貨で決済することもできます。支払い画面でCryptoCurrencyを選び、画面に表示されたアドレスに指定の枚数の仮想通貨を送金すればOKです。
購入処理が完了すると、PACKを開封することができます。演出も入っているので、ちょっとうれしいです。
開封後の自分の保有はアセットは、メニューの「My Collections」から確認することができます。
NBATopShotについてまとめました。
NBA選手の決定的瞬間と紐付いたNFTは、コレクションとしてもファンに受けそうですし、実際好調に売れていっています。ユーザー間のマーケットでも取引がされており、まだまだ盛り上がる可能性はあるかなと感じます。
NFTの価格としては、1$で買えるものもありますので、気になった方は買ってみてはいかがでしょう。