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CryptoSpells(クリスペ)ベータのプレイングレビュー

CryptoSpells(クリスペ)ベータのプレイングレビュー

国産ブロックチェーントレーディングカードゲームのクリプトスペルズが、正式リリースにデータを引き継げるベータ版をスタートしました!

早速プレイしてみたので、ゲームのレビューやマッチングのしやすさなどについて紹介していきます。

国産ブロックチェーントレーディングカードゲームのクリプトスペルズが、正式リリースにデータを引き継げるベータ版をスタートしました!

早速プレイしてみたので、ゲームのレビューやマッチングのしやすさなどについて紹介していきます。

クリプトスペルズ概要

ブロックチェーンアセットはシルバー以上のカード

クリスペは、カードがブロックチェーン上に保管されて、プレーヤー自身がカードを保有することのできる「ブロックチェーントレーディングカードゲーム」です。今回のベータ版では、レアリティ「シルバー」のカードがブロックチェーンアセットに該当し、運良くゲットできたプレーヤーは、正式リリース後に自由に売買することができるようになります。

ブロンズのカードは、ブロックチェーンアセットではなく、これまでのデジタルカードゲームと同様に、運営のサーバーに保管されているデータです。こちらは自由にトレードすることはできません。マイクリでいう、オリジナルエクステンションが、シルバー以上のレアリティのカードで、レプリカエクステンションがブロンズカードに該当しますね。

ゲームの特徴

クリスペのルールは、ハースストーンやシャドウバースに近い完全ターン制のTCGです。マナを消費してカードをプレイしつつ、相手のライフを先に0にした方が勝ちです。デッキは30枚のカードで構築し、リーダーと同じ属性のカードとニュートラル属性のカードを使用します。

ゲーム開始時に、「クリプトスペル」という、そのリーダーの特徴を表した呪文カードを手札に加えることができます。使用するタイミングによって戦況を大きく変えたり、フィニッシャーとなるカードです。自分が使う側になる場合も、使われる場合にもどんな効果があるのか把握しておくことは大切です。ゲームを始めてプレイするのであれば、まずはすべてのリーダーのクリプトスペルを確認しておくことをオススメします。

データの引き継げるβテスト

βテストの概要をまとめておきます。

・入手したカード、採掘チケットは正式リリースに引継ぎ可能。
・ベータでのレベル上限は200。
・ログインボーナスとして、1日3戦はポイントアップ!

今回のβテストでは、データを引き継ぐことができますが、レベルキャップが設けられています。現時点での上限はレベル200となっています。

クリスペでは、レベルアップ時にカードを入手するための「採掘チケット」をゲットすることができます。レベルキャップが200なので、現時点で入手できるカードは最大で199枚となっています。通常カードであるブロンズよりもレアリティーの高い、シルバーが当たる可能性もあります。

ちなみに、私はレベル100まで上がりましたが、シルバーカードは0枚です。100枚も採掘すると、かなりカードのダブりがでてくると思います。採掘チケットも引き継げるので、あえて採掘せずに保存しておくという選択肢もあります。

ログインボーナスとして、1日3戦はデュエル後にもらえるポイントが増えます。ベータ版の時点では、5倍もらえているようです。通常1勝すると100ポイント程度ですが、500ポイント程度もらえるので、レベルが一気に上がります。1日3戦はこなしておくことをオススメします。

マッチング状況はかなりよく、待ち時間なしでデュエルすることができます。

初心者にオススメのリーダーはフェルトゴルト(赤)

これまでシャドウバースやハースストーン系のトレーディングカードゲームをプレイしたことのない方は、まずは赤色のデッキを組んでみることをオススメします。クリスペはMTGのように、相手のターンにプレイするカードがありません。そのため、自分のターンにいかに効率よくアドバンテージを取っていくかのプレイングが重要になってきます。

基本は、フィールドに出ているクリーチャーでのアドバンテージになるわけですが、最初のうちはどのクリーチャーをだして、どのクリーチャーもしくはプレーヤーを攻撃すれば効率がいいのかなかなかわかりません。

まずはクリーチャー除去系のカードが豊富な赤色でデッキを組んで、プレイングを磨いておくことで基礎力がつき、他のリーダーでも勝ちやすくなってきます。

赤色デッキを組む上で使い勝手のいいカードを紹介します。3つの数字は、コスト、パワー、ヘルスの順番で表記しています。

・フェンサー:1,1,1、召喚時相手1体に1ダメ
・ゴールデンモア:1,2,1、召喚時相手プレーヤーに1ダメ
・石舌のバジリスク:2,4,3、召喚時相手が1ドロー
・雪国の侵略者:3、相手1体に2ダメ、2/2ゴブリンを召喚

低コストでプレーヤーやクリーチャーにダメージを与えつつ、相手のライフを減らしていきます。どのクリーチャーを攻撃したらいいかわからないうちは、とにかく相手プレーヤーを殴ればOKです。

ただ、殴っているうちに厄介な相手が召喚されることも多いです。特にやっかいなのが「ホルスの門番(4,3,5、前衛)」です。クリーチャーでプレーヤーを殴りたいのに、「前衛」というスキルを持っているため、ホルスの門番を優先的に攻撃しなければならないというルールになっています。

そこで役に立つのがクリプトスペルです。現環境では、「3マナ6点ダメージ」の方を選ぶようにしておいてください。

バジリスクなどのパワーの高いクリーチャーが並べる→相手がホルス召喚→クリプトスペルで焼く→殴る!これが赤の序盤を有利に進めるコツです。試してみてくださいね!

シルバーカードを採掘するポイントとは?

公式サイトには、価値のあるカードをデッキに入れて、連勝することでレアリティの高いカードを採掘できる可能性があがるかも。と記載されています。

詳細は明らかになっていませんが、「記念品として配布された「閃光の竜騎士バロン」を入れて、3〜5連勝してから採掘する。」といったことを徹底すれば、多少は確率が上がるかもしれません。

ツイッターを見ていると、連勝をしたからといって必ずシルバーを引けるわけではなさそうなので、微妙な差だとは思います。

ただし、このシステムはある種のbot対策としても機能しています。例えば、何もせずにターンエンドし、敗北時にももらえるポイントを稼ぐbotがあったとします。連勝しなければシルバーはほとんど出ないという仕組みにしておけば、クリスペのエコシステムが毀損されることはありません。マイクリ同様にエコシステムを重要視しているゲームですから、こうした仕組みが導入されていてもおかしくはありませんよね。

ちょっとした願掛け程度の差かもしれませんが、「連勝してから採掘」これは基本とした方がよさそうです。

crypto_spells Dapps

【クリスペ】クリプトスペルズ(Crypto Spells)

◾️ゲーム概要
Crypto Spells(クリプトスペルズ)は、日本初のブロックチェーンを利用したトレーディングカードゲームです。2019年にリリースされ、NFTカードを用いたバトルや取引が可能なゲームで、プレイヤーはブロックチェーン技術に基づいたカードの所有権を持ち、ゲーム内外で取引ができます。プレイヤー同士の対戦や、定期的に開催されるトーナメントを通じて報酬を獲得することが可能です。

◾️コンテンツ
CryptoSpellsは、デジタルカードを使って戦略的なデッキを構築し、他のプレイヤーとPvP形式で対戦するトレーディングカードゲームです。カードはNFTとして発行され、所有者はそれを自由に売買できます。また、プレイヤーはバトルで勝利することでレベルアップし、チケットを獲得して新しいカードを得ることが可能です。

◾️機能
•NFTカード: EthereumとPolygonのブロックチェーン上で発行され、真の所有権が証明されるNFTカードです。
•マーケットプレイス: プレイヤーはカードをゲーム内外のマーケットで自由に取引でき、NFTカードはOpenSeaなどのプラットフォームでも取引可能です。
•プレイ・トゥ・アーン (P2E): PvPバトルやトーナメントを通じて報酬を得ることができ、稼ぐことを目的としたプレイスタイルが可能です。
•コミュニティイベント: トーナメント主催者やコミュニティへの貢献者に対して、報酬が与えられる仕組みがあります。

◾️基本情報
ゲームタイトル: CryptoSpells(クリプトスペルズ)
ジャンル: デジタルトレーディングカードゲーム(TCG)、NFT、Play-to-Earn (P2E)
対応機種: ブラウザ、モバイル(iOS/Android)
価格: 基本プレイ無料
開発状況: 2019年6月リリース済
P2E: PvPバトルやイベントを通じた報酬の獲得が可能
ブロックチェーン: Ethereum、Polygon、TCG Verse(Oasys L2)
トークン: TCGC、SPL
NFT: レア度の異なるトレーディングカードNFT、OpenSeaなどで取引可能
プロバイダー/開発者: CryptoGames Inc.
ホワイトペーパーURL: CryptoSpells公式サイト

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