日本発Play-to-Earnの先駆けPROJECT XENOが2026年7月15日のアップデートでNFT生成・GENESIS Challenge・GXEトークン連携などWeb3機能を全終了。Rumble Arcadeとの比較から、収益化失敗のパターンと「ゲームとしての面白さ」を問い直す転換点を読み解く。
CROOZ Blockchain Lab(本社:東京都港区、以下、CBL)が展開するブロックチェーンゲーム「PROJECT XENO(プロジェクト・ゼノ)」が、2026年7月15日のアップデートをもってNFT生成、GENESIS Challenge、独自トークンGXEとの連携といったWeb3関連機能を全廃した。日本発Play-to-Earn(P2E)の象徴的タイトルとして知られてきた同作の方針転換は、Web3ゲーム業界における「収益化モデル」と「ゲームとしての面白さ」を改めて問い直す出来事として、関係者の間で大きな話題を呼んでいる。
PROJECT XENOは2023年のローンチ以降、日本国内でもっとも認知度の高いブロックチェーンゲームのひとつとして注目を集めてきた。格闘家・朝倉未来氏や那須川天心氏らアスリートとのコラボや、大規模なマーケティング展開により、Web3ゲームの入り口として多くのユーザーを取り込んだタイトルだ。
しかし、2026年7月15日に実施するアップデートによって、下記のWeb3関連機能が全て終了となる。
- NFTの新規生成機能
- 賞金付き競技イベント「GENESIS Challenge」
- 独自トークン「GXE」とゲーム内資産の連携
- マーケットプレイスの一部機能
ゲーム自体は継続運営されるものの、これまで「Play-to-Earn」を売りにしてきたトークン経済圏との接続は事実上、切り離されるかたちとなった。
PROJECT XENOに限らず、初期のP2Eタイトルの多くが直面してきたのが「稼ぎ目的のユーザーがトークン価格の下落と共に離れていく」という構造的課題だ。ゲームトークンGXEの価格は上場後、長期的に下落トレンドをたどっており、新規参入者にとっての魅力は徐々に薄れていった。
「稼ぐ」を主軸に据えたゲーム設計は、トークン価格に依存する脆さを抱える。参加者の目的が収益に偏るほど、ゲームプレイそのものへの熱量は薄れ、価格が崩れれば一気に人が離れるという悪循環に陥りやすい。
同じ時期に、Animoca Brandsが手がけた「Rumble Arcade」もサービス閉鎖を発表しており、両タイトルには共通するパターンが見られる。
第一に、参入時のNFT購入コストが高く、初期投資の回収が前提となる設計だったこと。第二に、ゲーム性そのものよりトークン獲得効率がプレイ動機の中心になっていた点だ。そして第三に、Web2ゲーマーへのリーチが十分に広がらず、Web3ユーザー同士の内輪の経済圏にとどまってしまったことが挙げられる。
「稼げるから遊ぶ」ではなく「面白いから遊ぶ、結果として資産にもなる」——この順序を作り出せなかったタイトルが、市況の悪化とともに次々と姿を消しているのが2025〜2026年のWeb3ゲーム市場の現実だ。
PROJECT XENOの今回の判断で注目すべきは、ゲーム運営自体は継続する点だ。Web3という看板を外し、通常のモバイルゲームとして生き残りを図る選択をしたと読むこともできる。
これは「Web3ゲームは失敗だった」という単純な話ではない。むしろ、トークンやNFTといった仕組みを一度取り払い、ゲームとしての本質的な魅力で勝負するフェーズに移ったという見方もできるだろう。海外ではUbisoftの「Might & Magic Fates」のように、Web3機能をオプション扱いにしてゲーム性を優先するタイトルも登場しており、業界全体の潮流が変わりつつある。
PROJECT XENOはこれまで、日本のNFTゲームランキングでも常に上位に位置し、国内Web3ゲームの牽引役だった。その象徴的存在の方針転換は、後続タイトルにとっても大きな示唆となる。これから求められるのは、トークン報酬に頼らずともプレイヤーが自然に戻ってくるゲーム体験だ。深い戦略性、継続的なアップデート、コミュニティの熱量——ブロックチェーンゲームの次のステージは、Web2ゲームと同じ土俵で「面白さ」を競うところから始まる。
PROJECT XENOのWeb3機能全終了は、日本のP2E市場にとって象徴的な出来事だ。同じ時期に閉鎖されたRumble Arcadeとあわせて考えると、「トークン報酬を主軸に据えたゲームデザイン」の限界がはっきりと見えてくる。ただ、これは終わりではなく再スタートの合図とも受け取れる。ゲームとしての面白さがまずあり、その上にブロックチェーンが乗る——次世代のWeb3ゲームは、その順序を守れたタイトルだけが残っていくはずだ。
PROJECT XENO公式サイト:https://project-xeno.com/
PROJECT XENO お知らせページ:https://project-xeno.com/news-en/
NFTゲームランキング(jinacoin):https://jinacoin.ne.jp/nft-game-rank/
CROOZ Blockchain Lab:https://crooz-blockchain-lab.com/
PROJECT XENO(プロジェクトゼノ)は「GameFi」と「e-Sports」を備えたタクティクスPvPゲームです。 NFTキャラクターを保有するプレイヤーはゲームをプレイすることでユーティリティトークン(UT)やNFTを獲得することができます。UTはNFTキャラクターの育成や新しいNFTキャラクターの獲得に使用できます。また、NFTキャラクターはアプリ内マーケットプレイスでトレード可能です。
■ゲーム概要
1、プレイヤーはキャラクター(XENO)にスキルカードをセットしてバトルを行います。
2、バトルに使用するXENOのクラスと、XENOにセットするスキルカードの選択による戦略と、バトル中に使用するスキルカードの組み立てを行う戦術が展開されます。
3、XENOは「EARNする能力」が標準で装備されたNFTです。バトルで勝利することでトークンを獲得できます。
4、XENOはNFT生成時に6つのクラスから1つが選ばれ、2つのパッシブスキルと1つの必殺技がランダムで割り当てられます。クラスによって扱えるウェポンやスキルカードが決定されます。
■攻略
各クラスには特徴があり、それぞれ異なる戦略が必要です。BREAKERは全クラス中で最大の攻撃力を持ち、敵の召喚ユニットの破壊を得意としますが、GUARDIANは全クラス中で最大のHPを持ち、敵の攻撃から味方を守ることを得意とします。
各クラスの特性を理解し、自分の戦略に合わせてXENOとスキルカードを選ぶことがゲームの鍵となります。
■ジャンル:オンライン、e-Sports、アリーナバトル
■対応機種:iOS,Android
■リリース時期:2023年5月10日に正式サービス版をローンチ
■利用料金:基本プレイ無料
■WEB:https://project-xeno.com/
■P2E:対応
■NFT:対応
■トークン:$GXE(ゲーム内トークン)、ガバナンストークン
■ネットワーク:BSC / Ethreum / Polygon
■ホワイトペーパー:https://project-xeno.gitbook.io/project-xeno-whitepaper-jp/
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