RoninがEthereum L2へ回帰—5月12日移行、RONインフレ率が20%超から1%未満へ激減

RoninがEthereum L2へ回帰—5月12日移行、RONインフレ率が20%超から1%未満へ激減

Axie InfinityやPixelsを擁するゲーム特化チェーンRoninが、2026年5月12日にEthereumのレイヤー2へ移行することを発表。RONトークンのインフレ率が20%超から1%未満へと大幅改善され、ゲーマー・投資家双方に影響を与える。移行ダウンタイムや新報酬制度を解説する。

Sky Mavisが運営するゲーム特化ブロックチェーン「Ronin Network」が、2026年5月12日にEthereumのレイヤー2(L2)へ正式に移行することを発表した。RONトークンの発行モデルも同時に刷新され、年間インフレ率は20%超から1%未満へと劇的に改善される見通しだ。Axie InfinityやPixelsといった人気ブロックチェーンゲームのユーザーにとって、今回の移行は見逃せない転換点となる。

Roninが独自チェーンからEthereum L2へ回帰する理由

Sky MavisがRoninのEthereumレイヤー2移行を正式発表した。実施日は2026年5月12日。Axie Infinityの膨大なトランザクションをさばくために独自EVMサイドチェーンとして誕生したRoninが、約5年の歳月を経てEthereumエコシステムへ再合流する格好だ。

Sky Mavisは移行の理由として、Ethereumのセキュリティ継承、流動性とユーザー層の拡大、そして長期的なスケーラビリティの確保を挙げている。独自チェーンではバリデータ体制やブリッジの安全性を自前で担保する必要があったが、L2化によりEthereumメインネットのセキュリティを直接利用できる。

Ronin共同創設者のJeff Zirlin氏は、「Ethereumは戻ってきた。Roninはゲームに最適化されたL2として、より多くの開発者とプレイヤーに開かれたインフラになる」と述べている。ゲーム特化チェーンがL2へ回帰する動きは、Immutable zkEVMやB3なども含め業界の潮流となりつつある。

なぜ「ゲームチェーン」がL2を選ぶのか

独自チェーンは手数料やUXを自由に設計できる反面、流動性の孤島化という問題を抱えがちだ。Ethereum L2化により、Roninは数千万人規模のETH保有者とDeFi流動性へ直接アクセスできるようになる。ゲーム内資産の出口戦略が広がることは、プレイヤーにとっても開発者にとっても大きな恩恵となる。

RONトークンのインフレ率が20%超から1%未満へ激減

今回の発表でとりわけ注目されているのが、RONトークンのトークノミクス改革だ。これまでRONは年間20%を超えるインフレ率で新規発行されてきたが、L2移行に合わせて発行スケジュールが抜本的に見直され、インフレ率は1%未満にまで引き下げられる。

従来の高インフレ設計は、バリデータ報酬やエコシステム助成を支える役割を果たしてきた一方、保有者にとってはトークン価値が希釈され続ける悩みの種でもあった。今回の設計変更は、RONを「使われて減る」方向にシフトさせる意思表示とも読み取れる。

新モデルでは、ネットワーク手数料の一部をバーンする仕組みや、ステーキング報酬の再設計も導入される予定だ。アクティブユーザー数とトランザクション量が十分に伸びれば、RONはネットデフレ(実質的な供給減少)の領域に入る可能性もある。

ゲーマーと投資家それぞれへのインパクト

ゲーマーにとっては、ゲーム内経済のベース資産であるRONの価値が安定しやすくなり、報酬の購買力が目減りしにくくなるメリットがある。一方、投資家目線で見れば、供給圧力が抑えられることによるファンダメンタルズの改善は評価材料だ。ただし、価格はマクロ環境や実需に左右されるため、インフレ率低下が即座に上昇を約束するものではない点には留意したい。

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5月12日の移行ダウンタイムとPixels・Axieユーザーが備えるべきこと

L2移行はネットワーク全体の根幹に関わる作業のため、切り替え日には一定のダウンタイムが発生する。Sky Mavisによれば、移行当日はブロック生成およびブリッジが一時停止され、ゲーム内のオンチェーントランザクション、NFT取引、RONのブリッジは利用できなくなる。

Axie InfinityやPixelsなど、Ronin上で稼働する主要タイトルのユーザーは特に注意が必要だ。土地資産のステーキング操作、マーケットプレイスでのNFT売買、報酬の引き出しといったオンチェーン行動は、移行完了まで控えるのが賢明だろう。オフチェーンで完結するゲームプレイ自体は継続可能とされているが、詳細は各タイトルの公式アナウンスを確認したい。

新報酬プログラムも同時スタート

移行と合わせて、Roninは新しい報酬プログラムも発表している。L2移行後のネットワーク活性化を目的としたもので、開発者向けの助成金、プレイヤー向けのアクティビティ報酬、ステーカー向けの新インセンティブが段階的に導入される計画だ。Roninエコシステムへの新規参入者にとっては、移行直後が最も注目すべきタイミングとなりそうだ。

まとめ

ゲーム特化チェーンとして独自路線を歩んできたRoninのEthereum L2回帰は、「独立」より「接続」を選ぶ業界全体の潮流を象徴している。RONインフレ率の大幅低下はトークノミクスの成熟を示し、長期保有者にとっては明るい材料だ。ただし5月12日のダウンタイム期間は取引を控え、公式情報を丁寧に追うことが肝心だ。Axie・Pixelsプレイヤーは今のうちに資産状況を整理しておきたい。

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Axie Infinity(アクシー インフィニティ)

Axie Infinity(アクシー インフィニティ)はブロックチェーン上でAxieというキャラクターを育成していくブロックチェーンゲームです。
アクシーと呼ぶ不思議な生き物を収集、育成してバトルやミニゲーム、クエストなどのコンテンツで構成されています。
ランドの提供を開始しています。
またDeFi(分散型金融)の仕組みをゲームとリンクする(GameFi)などブロックチェーンゲームとして最先端の取り組みにチャレンジしています。

MacOS https://axieinfinity.com/downloads/axie-infinity-macos-latest.zip 
Windows https://axieinfinity.com/downloads/axie-infinity-windows-latest.zip

PIXELS Dapps

PIXELS

◾️ゲーム概要
『PIXELS』(ピクセルズ)は、プレイヤーがバーチャルアートをピクセル単位で生成し、NFTとして市場で売買できるプラットフォームです。また、エネルギー管理やギルドシステムを通じて、他のプレイヤーと協力または競争しながら、土地をカスタマイズし、独自のアートや産業を展開できる農業系ゲームです。

◾️ゲームコンテンツ
プレイヤーは土地を活用してアートを生成し、それをNFTとして登録・売買します。クエストの遂行やスキルの習得がゲーム内で進行し、コミュニティとの連携も促されます。

◾️機能
・アートの生成とNFT化
・土地のカスタマイズと産業化
・リソースの採取とアップグレード
◾️基本情報
・ゲームタイトル: PIXELS
・ジャンル: アート創造 & NFTマーケットプレイス
・対応デバイス: ウェブブラウザ
・価格: 無料(ゲーム内課金あり)
・開発状態: 運営中
・P2E: 可能
・ブロックチェーン: Ronin
・トークン: PIXEL
・NFT: NFT Avatars ,NFT Pets
・提供元/開発者:Banger Inc.

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