OasysがEthereum Layer2のArbitrumと提携し、Arbitrum Orbit実装のVerse受け入れが可能となった。これにより、OasysとArbitrumのエコシステム間での流動性向上が期待されており、Uprising Verseが初のユースケースとしてローンチ予定とのこと。
ゲーム特化型ブロックチェーンを提供するOasys Pte. Ltd.(以下、Oasys)は、Ethereum Layer2のArbitrumとの提携を発表した。これにより、OasysのLayer1であるOasys Hubにおいて、Arbitrum Orbit実装のVerse(Layer2)の受け入れが可能となる。Arbitrum Orbitは、速度と柔軟性に優れたカスタムLayer2およびLayer3チェーンを構築するためのプラットフォームであり、この技術を活用することでOasysとArbitrumのエコシステム間でのブリッジが実現され、流動性の向上が期待されている。
#Oasys は #ArbitrumOrbit を統合し @arbitrum エコシステムに接続します⚡️#ArbitrumOrbit を活用しOasys Layer1 上で独自の #Layer2 を構築できるようになりました!@Uprising_L2 はこの仕組みを利用しローンチされる最初のVerseとなります🌐
— Oasys | 日本語公式アカウント🇯🇵 (@oasys_japan) September 25, 2024
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以下、提供されたプレスリリースを掲載しています。
ゲーム特化型ブロックチェーンOasysは、Ethereum Layer2のArbitrumと提携したことをお知らせいたします。これにより、Layer2およびLayer3スケーリングソリューションであるArbitrum Orbit実装のVerse(Oasys Layer2)を、Oasys Hub(Layer1)で受け入れることが可能となり、Arbitrum経済圏とのブリッジによる流動性向上が期待できます。なお、これはEthereum Layer1以外で初めてArbitrum Orbitの技術が活用される事例となります。
この革新的なスキームを活用し、Uprising Verseが最初のユースケースとしてローンチを予定しています。Uprising Verseは、初のマルチチェーンネイティブイールドを導入するゲーミングブロックチェーンとして注目を集めている、OasysのVerseの一つです。
Arbitrum Orbitは、速度と柔軟性を備えたカスタムLayer2およびLayer3チェーンを構築するためのプラットフォームです。この高度なスケーリングソリューションは、高い処理能力、低い決済手数料、シームレスな相互運用性を提供し、UXに優れたブロックチェーンゲームの開発を可能にします。
Arbitrum Orbit実装のVerse受け入れにより、事業者にとってVerse構築の選択肢が増えるとともに、Orbit上に構築されるDappsを通じ、エコシステム間のブリッジが実現されます。この連携は、OASトークンの流動性を高めるだけでなく、OasysとArbitrumのエコシステム間のシナジーを強化します。
なお、OasysとArbitrum OrbitはともにRollups as a Serviceを提供するAltlayerと提携済みで、Altlayerを活用することで、迅速かつ非常に簡易的にこのスキームでのVerse構築が可能です。
Arbitrum OrbitとしてEthereum以外への接続を推進する計画が進んでいたなかで、その最初のパートナーとして Oasysを選んでいただけ光栄です。Uprising Verseを通じて膨大な取引量を誇るArbitrum経済圏と接続されることで、Oasys経済圏がさらに活性化することを期待しています。
OasysはWeb3ゲームのリーダーであり、特に日本の大手ゲームスタジオとの提携によって存在感を示しています。今回、Oasysにゲーム開発や運用における技術スタックとして、Arbitrum Orbitを選択いただいたことを非常 に喜ばしく思います。これはArbitrumにとってもWeb3ゲームの主要な技術スタックとして、さらに強固な地位を築 く大きな一歩だと考えています。Oasysチームは、ゲーム業界の中心地であるアジア圏で強力な基盤を築いています。この提携でArbitrumは、我々の技術採用をさらに推進するという目標に向け前進してまいります。
Arbitrumは、Ethereum上で分散型アプリケーション(DApp)を簡単に作成・利用できるようにするための、スケー リングソリューションを提供しています。このソリューションのセットには、Arbitrumエコシステムを支えるプロトコ ルやブロックチェーン、開発者向けのSDKなどが含まれています。その中心的なプロダクトの一つであるArbitru m Orbitは、各プロジェクトが独自のRollupやAnyTrustチェーンを作ることを可能にします。
Arbitrum Orbitの技術スタックは、Offchain Labsによって開発されたパワフルなツールキットで、EVM(Ethereum Virtual Machine)のコア技術に基づいています。このツールキットは、スケーラブルで安全、効率的なLayer2ソリ ューションを構築するための基盤を提供し、異なるブロックチェーン間でのスマートコントラクトのスムーズな連携 を促進します。
Oasysは「Blockchain for Games」をコンセプトとするゲームに特化したブロックチェーンプロジェクトです。初期バ リデータ(チェーン運用主体)は現時点ではバンダイナムコ研究所などの大手ゲーム会社やWeb3企業など20社 超で構成されており、合意形成アルゴリズムは環境面にも配慮したPoS(Proof of Stake)方式を採用しています。
独自のOasysアーキテクチャでBCGのユーザーに対して取引手数料の無料化と取引処理の高速化を実現する ことで、快適なゲームプレイ環境を提供します。
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