今回、イーサエモンの日本のマーケット担当である北村泰氏(以下北村氏)が、本日開催されたイーサエモンミートアップの為にベトナムから帰国されていたことを受け、インタビューを行いました。
北村氏 : 端的に言いますと、新しいゲームが出ます。
コンセプトとしてはブロックチェーンゲームの一番の特徴である、「著作権」を本当に最大限に使えるゲームです。
ユーザーが「資産をアセット」と言う形では無く、自分の「デザインを保有できる」ゲームです。
名前は、「CubeGo」です。
北村氏 : ブロックチェーンゲームがもたらした、今までのゲームと違う所って、まずはアセットだと思うんですね。
(ブロックチェーンゲームでは、)一人一人がゲームのキャラクターやアイテムを本当に保有していて、売り買いが出来て、使用が出来る。
さらにそのキャラクター、モンスターの価値を高めて自分が買った時の価格より高く売る事が出来ます。
普通のスマホアプリでも、アカウントを売れたりはしますけど、
実際にそれはゲーム内で価値を持っていて、売れる、と言う、それはもう今までのゲームとは明確に違う所なのです。
ただ、キャラクターデザインに関しては今までそれに解決方法は二つしか無かったんですよ。
一つは、みんなほぼほぼ同じ。ねこだったりドラゴンだったり。
形がある程度決まっていて、そこにアクセサリーがつくのか、模様がつくのか、レアなのかレアじゃないのかが決まっている。
もう一つは、運営がデザインをして出す。
キャラクターコンテストをやるにしても、最終的には運営が著作権をもってゲームに登場させることになる。
それしかなかった。
でも、ブロックチェーンって本来はユーザーが自分でデザインしたものをゲームに登場させてもいいんじゃ、というのが今回のゲームのきっかけです。
ようはキャラクターデザインができて、それをゲーム内で実際に遊ばせて、販売も出来る。そういうゲームになっています。
北村氏 : 簡単に説明します。
キューブと言うものがあります。
一個一個のブロックです。
これには、素材。色があります。
もちろんキューブだけでも取引ができます。
そして、キューブを組み合わせてこんな感じでモンスター(キューブゴン)を作ります。
このモンスターをバトルさせることもできます。
という形です。
北村氏 : ベーシック、コモン、レア、エピック、ダイアモンドと強さが別れています。
どれでも組み合わせていく事が可能です。
ブロックの組み合わせ、どれの数が多いか、能力がどこにあるのか、それが配置によって決まります。
大事になってくるもう一つの概念として、
ブロックの組み合わせで、モンスターの能力の範囲が決まってきます。
例えば、安い素材を組み合わせた時、どんなに成長しても上限が決まっているんですね。
ここに新しい素材、レアな素材を組み合わせていくと、上限値がどんどん伸びていきます。
タイプは、素材の色で変わってくるので、タイプの相性も関係はしてきます。
升目は40x40x40。理論的にはかなりのキャラクターが作れます。
色が属性に関係していきます。
能力は基本的にキューブ一個一個の(素材の)集積で決まってきます。
形は能力には影響しません。
北村氏 : 大事な事を忘れてました。
このキューブゴン、似たものを作れません。
20%違わなければダメです。
色違い、うずの形が違うとか、形がちょっと違うというのはダメです。
申請時に弾かれます。
著作権を持っている人は、色を変えたりできます。
ERC721です。
キューブを作っていって、出来上がったら申請します。
キューブはキューブでトークンだし、くみ上げたモンスターもトークンとして扱います。
形を新たなトークンとして残します。
キューブ一つ一つのトークンはブロックチェーン上には残っていても、ゲーム内からは無くなります。
モンスターが持つ技と動きがランダムに選択されてお互いが攻撃をしあいます。
基本は一対一です。
今後パーティーを組ませるという可能性もありますが、まだまだ検討中です。
動きます。