コインチェックとの提携でも話題になったAnimocaBrandsのBCGについて紹介します。
MOTO GPとCrazy Defense Heroesについて追記(2021/3/16)
AnimocaBrandsのサッカーゲームについて追記(2021/5/28)
AnimocaBrandsは、鉄腕アトム・ちびまる子ちゃん・ドラえもん数多くの有名IPを取り扱うゲーム会社です。
BCGがで始めた頃から関連企業へ投資を進めており、F1DeltaTimeというBCGもすでに運営しています。
日本で名前を聞く機会も増えてきたと思いますが、実際にどんなゲームを運営したり出資しているのかはご存知ない方も多いはず。
そこでこの記事では、AnimocaBrandsに関連するBCGをまとめて紹介していきます。
出典 : youtube
F1 Delta Time Grand Prix First Look
F1DeltaTimeは、F1の車体やパーツ、レーサーなどのNFTを使ってレースを行うゲームです。
これまでは、アセットを組み合わせて結果が表示されるだけのレースでしたが、最近になってグランプリモードが登場し、多少ゲーム性が出てきました。実際にコースを周回するグラフィックも用意されているので、大きな進歩です。
コースのオークションでは、NFT投資家が数千万円で落札して話題になったり、プレセールが数時間で売り切れるなどお金が集まってきているゲームです。
ゲームトークンは、この後紹介するMOTO GPのゲームなどで共通して使えるREVVです。F1DeltaTimeでは、REVVを用いた流動性提供キャンペーンやNFTを預けることでREVVが貰えるキャンペーンなど、今年話題になったDeFiライクなコンテンツを提供しています。
日本では、コインチェックとの提携が発表されるなど、国内外で注目度の高いゲームと言えます。
出典 : youtube
The Sandbox - Blockchain Gaming Platform Teaser Trailer
TheSandBoxは、マインクラフトのように自分の土地に建造物や敵を配置して自由に遊ぶことのできるゲームです。
ボクセルアートという、ボックスを組み合わせて作ったアセットが特徴的で、ボクセルアーティストはその製作物を販売することができます。
プレセールばかりしている印象が強いですが、アーティストを集めるためのインセンティブシステムを用意していたり、ボクセルオブジェクトを作るためのソフトが近日リリース予定だったりと着実に進んでいます。
こちらのツイートからボクセルオブジェクトメーカーの様子が伺えます
https://twitter.com/TheSandboxJP/status/1340320159450472448
ゲーム内のトークンは「SAND」といい、Binanceに上場するなど話題になりましたし、F1DeltaTimeと同じように、SANDの流動性提供キャンペーンも実施していました。
TheSandBoxの最新情報は公式Twitterがおすすめです。
https://twitter.com/TheSandboxJP
F1DeltaTimeに比べると、開発スピードやアセットの流動性などに盛り上がりはかけますが、こちらのゲームもREVVを使ってOpenSeaでアセットを購入することができます。
現状は、マシンやレーサーのNFTを集めるゲームです。
2021年3月16日追記:
AnimocaとFLOWの提携が発表され、3月26日からのセールはFLOW上で行われると発表がありました。
FLOWは、ブロックチェーンゲームをはじめとするNFTを取り扱うのに向いているチェーンで、イーサリアムとは完全に別物です。NBATopShotは、バスケと提携したコンテンツを提供しており、アメリカを中心として大きな盛り上がりを見せています。
NBATopShotでもそうなんですが、クレジットカードでの決済が可能です。仮想通貨を触ったことのない人でも気軽にNFTを保有することができます。
MOTOGPも世界中にファンを抱えるモータースポーツです。NBATopShotや最近のNFTの盛り上がりを考えると、話題のブロックチェーンゲームになるかもしれませんね。
▼公式サイト
https://www.ninjastickers.com/motogp-ethereum/
▼OpenSeaでの販売
https://opensea.io/assets/ninjastickers
出典 : bratzlookz.com |
BRATZ LOOKZはファッションドールのNFTを集めるゲームです。
ゲームをプレイすると、ドールやおしゃれアイテムを集めて、それらのアセットを売却してBRATZコインを手に入れることができるようです。
WAXブロックチェーン上で、12月22日からセールが開始されます。
着せ替え人形のゲームということで、これまでのBCGerとは明らかに違った客層をターゲットにしているゲームと言えます。
現在キャンペーン中で、サイトで登録すると先着1500人にBRATZコインが配布されます。
▼公式サイト
https://bratzlookz.com/Landing/Auth/signup
2021年3月16日追記:
Crazy Defense Heroesはタワーディフェンス系のゲームです。「ヒーロー」「タワー」「魔法」「装備」のカードを組み合わせて、悪の軍団から街を守ります。
もともと、普通のスマホゲームとしてリリースされていたゲームです。
キャラクターのアートワークのみがNFTになっていましたが、TOWERというトークンも登場し、ブロックチェーンゲームに寄せてきている傾向が伺えます。
NFTについてよく理解しているアニモカのゲームですから、今後NFTを使ったゲームへとシフトしていく可能性はあります。
気になる方は、公式情報をチェックしてみてください。
https://twitter.com/CrazyDefenseEN
2021年5月28日追記:
アニモカは、サッカーの有名選手のIPを利用したNFTゲームを開発することを発表しました。開発は、ヘデラハッシュグラフと共に行うとのこと。
ヘデラは、パブリックネットワークを開発している会社です。分散型のオンラインゲームプラットフォーム「Helix Warp」の開発と立ち上げもアニモカ共同で行います。
今回発表されたサッカーゲームは、Helix Warp上に構築されていくようです。このゲームは、Hederaパブリックネットワークの通貨であるHBARによってサポートされるNFTを備えています。
HBARに裏打ちされたNFTは、クールダウン期間後にHBARと引き換えることができます。実質的に裏打ち価格がNFTに内包されていることになります。仕組みとしては、ENJINに近いですね。
同じくサッカーのNFTゲームであるsorareが盛り上がっていましたから、このゲームも期待しちゃいます。
ヘデラ公式:https://hedera.com/
HelixWarp公式:https://www.helixwarp.com/
AnimocaBrandsの最近の状況についてまとめました。
BRATZやMOTOGPなどの新しいゲームの盛り上がりはイマイチですが、F1DeltaTimeとTheSandBoxのアセットの動きを見ていると、こちらは大いに盛り上がっていると思います。
コインチェックとの提携もあり、今後日本で話題になる機会も増えてくるでしょうから、ぜひチェックしてみてくださいね!