ステーブルコインについてかんたんに学んだところで、次は暗号資産のレンディングについて紹介します。レンディング※の中でも比較的わかりやすいCompoundについての紹介です。
最初に注意点を述べておきます。
・gas代が高いときに、少額で試すと確実に損する。
・資金の預け先として「絶対安全」なんてことは全く無い。
・状況の変わるスピードが極めて早い。
DeFiは注目されていますが、リスクを飲み込みつつ楽しんでいる感じです。雰囲気だけ掴んで、試すところまではやらないというのがオススメです。
それでは、やり方を紹介していきます。
※レンディング:簡単に言うと「貸出」、本記事内では仮想通貨や暗号資産を貸し出して利回り収入を得る意味で使用
CompoundはEthereumのレンディングプロトコルです。ユーザーはETHやここまで紹介してきたステーブルコインなどの暗号資産を貸し借りすることができます。貸すことで金利を受け取り、借りるときには金利を支払います。
DeFiが突然盛り上がったのは、Compoundで貸し借りすることでもらえるCOMPが高値で売買されたため。COMPはこれまでのICOのような資金調達手段ではなく、運営方針を決める投票などに使うガバナンストークンなんですが、投機的な資金流入があり価格が高騰しました。
一時的には$350を超えましたが、今は$130付近まで下がってきています。あくまでガバナンストークンですからね。間違ってもガチホするような類のものではないです。
Compoundでは、暗号資産を借りる(Borrow)ためには、まずは暗号資産を貸し出す必要があります(Supply)。
▼Compoundにアクセス
https://app.compound.finance/
① 貸し出す通貨を選択
② 金額を入力し「Supply」をクリック
③ トランザクションを通す
例えばこのケースであれば、DAIを預けると年利8.80%のペースでDAIが金利として入ってきます。利率はCompoundで貸し借りされているボリュームによって自動的に決まりますのでご注意ください。