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ブロックチェーンゲーマーのためのDeFi解説【超基礎】 1/4

ブロックチェーンゲーマーのためのDeFi解説【超基礎】

ブロックチェーンゲーマーに向けて、DeFiの基礎としてステーブルコインやUniswap、compoundでのレンディングについて紹介します。

最近になってDeFiというワードをツイッターのタイムラインなどで見ることが増えてきたと思います。

ブロックチェーンゲーマーとして興味を持ってはいるものの、難しそうでよくわからないという方も多いと思います。

DeFiに触れたことのない方でも大丈夫なように、まずは超基礎をまとめます。

ちなみに、DeFiに触れていけば稼げるというわけでは全くありません。ブロックチェーンゲームで使われているETHの別の側面として触れてみると面白いと思います。

DeFi(分散型金融)が話題に

DeFiとはDecentralized Finance(分散型金融)のことで、ブロックチェーン上で暗号資産を取引することはもちろん、オプション取引・レバレッジ取り引き、貸し借りによる金利+トークン稼ぎなども可能です。

話題になっているのは、この金利+トークン稼ぎ関連。

Yield Farmingといい、DeFiで金利稼ぎをすることを農業と呼んだりしています。暗号資産を貸して、流動性を提供した報酬としてトークンがもらえることから、Liquidity miningと呼ぶこともあります。

Yield Farmingをする上で、必ずと行っていいほど必要になってくるのがステーブルコインです。まずはここから紹介していきます。

DeFiの超基礎|ステーブルコインについて

ステーブルコインとは、安定した価格を実現するために、ドルなどの法定通貨と同等の価値になるようにコントロールされている暗号資産のこと。ステーブルコインを使うことで、ブロックチェーン上であたかも法定通貨を使っているかのように取引をすることができるようになります。

マイクリやクリスペをしていると触れる機会はありませんが、実は海外のブロックチェーンゲームのの中には、OpenSeaでステーブルコイン建てで取引できるものもあります。

ETH上でよく使われるのはDAIやUSDCであり、1DAI=約1ドルとなっています。

価値を担保するための仕組みは、法定通貨担保型や暗号資産担保型などがあります。イメージとしては、1ドルを担保に1ドル分のステーブルコインを発行するのが法定通貨担保型。暗号資産担保型は、暗号資産の価格変動リスクがあるので、例えば1ドル分のステーブルコインを発行するのに3ドル必要だったりします。

ドルそのものはETHのスマートコントラクトでは取引できませんが、ドルと同等の価値をもったステーブルコインは、ETHのスマートコントラクトで取引ができる。これがDeFiにおけるステーブルコインの重要な役割です。

次のページ→ステーブルコインの入手について

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