マネックスクリプトバンクがNFTおよびNFTコントラクトの売却困難に応じる新サービス買取サービスを開始。
マネックスクリプトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表:万代惇史、以下「マネックスクリプトバンク」)は、市場の流動性が低下し売却が困難となったNFTおよびNFTコントラクトの買取サービスを開始したと発表した。この新たな取り組みは、NFT市場の現状として、売買が難しくなった不良資産化したNFTを保有する事業者にとって、財務改善の一助となることが期待される。
マネックスクリプトバンク、不良資産化したNFT・NFTコントラクトの買取サービスの提供を開始
— マネックスクリプトバンク株式会社 (@mcryptolab) November 8, 2023
マネックスクリプトバンク株式会社は、売買の困難な「不良資産化したNFT・NFTコントラクトの買取サービス」の提供を開始しました。
■ サービスの背景…
昨今のNFTブームにより多くの事業者がNFT市場に参入したが、市況の悪化により撤退を余儀なくされるケースが増えている。NFTはその性質上、株式や債券と比較して流動性が低く、売却先が見つからないことが不良資産化の一因となっている。Nansen社のNFT価格インデックスによると、NFTの取引価格は年間で57%の下落を記録しており、この状況は事業者のバランスシートにとってマイナスの影響を及ぼしている。
サービスの詳細として、売却困難なNFTは一律1円で買い取り、買取証明書を発行する。さらに、mint可能なNFTの残量が十分なNFTコントラクトについても買取を行い、関連アセットの買取も可能である。ただし、買取の可否は申込後の詳細ヒアリングを経て個別に判断される。
マネックスクリプトバンクは、2017年に設立されたマネックスグループの子会社であり、暗号資産やブロックチェーンに関するサービスを提供している。同社は、新しい時代のお金との付き合い方をデザインし、個人の自己実現と生涯バランスシートの最良化を目指している。
マネックスクリプトバンク:https://cryptobk.jp/