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【MCH】ソウルバトルおすすめエクステンション-特殊攻撃編-

【MCH】ソウルバトルおすすめエクステンション-特殊攻撃編-

NFTゲーム「マイクリプトヒーローズ」(以下、マイクリ)初心者向けのソウルバトルにおけるおすすめエクステンション紹介、特殊攻撃エクステンション編です。

今回は特殊攻撃エクステンション編。
自身のPHY/INTに依存しない特殊な計算式でダメージを計算するエクステンションを紹介します。

今回紹介する特殊攻撃エクステンションの定義としては、
・相手のカット率による軽減を受けない攻撃
・相手のシールド値を減少させる攻撃
を指すこととします。

特殊攻撃エクステンションの一部には非常に強力なものがあり、そういったエクステンションが使えるシーズンでは、そのエクステンションを使いこなせるチームが上位を席巻します。
自分が使うかどうかは置いておいて、概要と対策は頭に入れておきましょう。
また、これら特殊攻撃エクステンションに対抗する手段として新たに登場したエクステンションについても取り上げます。


また、PHY攻撃エクステンション、INT攻撃エクステンション、回復エクステンションの紹介記事は公開済みです。
是非そちらもご一読ください。

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なお、あくまで筆者の体験に基づいた意見となります。
各プレイヤーの使用感は手持ちのソウルに大きく左右されますので、決して「ここに載っていないエクステはすべて弱い」というわけではありません。
また、他のプレイヤーから見て疑問符のつく点もあるかと思いますがご容赦ください。

前提

ソウルバトルは2週間で1区切り(1シーズン)となっており、各シーズンで使えるエクステンションはランダムに15種類が選定されて固定されます。
過去24シーズンの中で使ってみて(あるいは使われて)優秀だと感じたもの、あるいは使ってないけど強そうなものをピックアップしていきます。
今後追加する可能性も十分ございます。

強さの基準としては主に以下を考えます。
・火力
・特殊効果
・ステータス補正

火力

そのまま、どれだけ相手にダメージを与えられるか、です。
基本的に高い方が好ましいです。

特殊効果

エクステンションには直接的な攻撃だけでなく、さまざまな追加効果が設定されています。
自分や味方を強化するもの、相手を弱体化させるもの、自分や味方の弱体化を解除するもの、状態異常を与えるもの、など。
これらを組み合わせることで強力なコンボを生むエクステンションもあります。
基本的には他のエクステンションとの組み合わせは考えません。1つのエクステンションを複数持たせた場合や、特定のヒーローとの組み合わせについては考慮します。

ステータス補正

エクステンションは装備するだけでヒーローのステータスを上げることができます。
ヒーローのパッシブスキルや、そのエクステンションのスキルを最大限に引き上げられるようなステータス補正ができるのがベストです。
が、稀に効果が強すぎるのでステータス補正を度外視する場合もあります。

弱体化利用

自身や相手のステータスの弱体化を利用して相手にダメージを与えるエクステンションたち。

フランベルジェ

PHY武器編でも紹介しました。
こちらはそのまま殴ってもいいし、自身のPHYが下がった場合にも火力を担保できる、というエクステンション。

自身のPHYが下がった場合、低下分の54%~58%分の追加ダメージを与えます。
この追加ダメージはカット率で軽減されることはありません。

もともとPHY400のヒーローがフランベルジェを持っている場合。
 PHY400のままなら240~280のダメージ(カット率による軽減あり)
 PHY200まで下げられた場合、120~140(カット率による軽減あり)と108~116(カット率無視)のダメージ
 PHY1まで下げられた場合、1(カット率による軽減あり)と215~231(カット率無視)のダメージ
という計算になります。PHYを下げられた場合にもある程度の火力が出せるのが特徴です。

敵全員と味方全員のPHYを低下させるパッシブスキルを持つ虞美人との相性が良好ですが、相手もフランベルジェを装備している可能性もありますので必勝とはいかないでしょう。

ケーリュケイオン

フランベルジェのINT版ともいうべきエクステンション。
こちらもINT武器編で紹介しています。

自身のINTが下がった場合、低下分の62%~66%分の追加ダメージを与えます。
この追加ダメージはカット率で軽減されることはありません。

もともとINT400のヒーローがケーリュケイオンを持っている場合。
 INT400のままなら220~260のダメージ(カット率による軽減あり)
 INT200まで下げられた場合、110~130(カット率による軽減あり)と124~132(カット率無視)のダメージ
 INT1まで下げられた場合、1(カット率による軽減あり)と247~263(カット率無視)のダメージ
という計算になります。

フランベルジェと係数が異なっており、わずかな差ですが、INTを下げられた場合の方が火力は上回ります。
使い方としてはやはり似ており、INTを下げられても問題ないようにするために使うことが多いでしょう。

こちらもフランベルジェと同様に、敵全員と味方全員のINTを低下させるパッシブスキルを持つ卑弥呼との相性が良好ですが、相手もケーリュケイオンを装備している可能性もありますのでやはり必勝とはかないでしょう。

モチーフは杖。
ケーリュケイオンとは、ギリシア神話において、聖なる力を伝える者が携える呪力を持った杖のことだそう。
特定の1つというよりも、総称のような感じみたいですね。

バロックオルガン

こちらもフランベルジェと同じくPHY武器編でも簡単に紹介しました。
スキル効果は「自分のPHYを下げて、下がった分の7割程度のダメージを与える」というもの。フランベルジェとは違い、PHYが弱体化する前提のエクステンションです。

そのためこちらも虞美人との相性は良好。
一方で自分のPHY弱体化を解除するヒーロー(項羽、那須与一など)との相性は悪いです。

女神像レム

こちらは相手のPHY低下を利用してダメージを与えるエクステンション。
自身のINT低下を利用して相手のPHYを下げる効果もあります。
基本的には相手のPHYを下げるエクステンションやスキルとの相性が良好で、自分のINT低下も利用可能。

虞美人で開幕直後に敵のPHYを下げてダメージを与えるもよし。
卑弥呼で開幕直後に自身のINTを下げて、それを利用して敵のPHYも下げつつダメージを与えるもよし。
項羽や源義経や、左慈の柑子などで敵のPHYを徐々に下げるもよし。
卑弥呼と虞美人のどちらもいるチームだと非常に強力ですね。

しかしやはり相手がPHY弱体化を解除できるスキルを持っていると効果は弱まってしまいますので、対戦相手のヒーローと、使えるエクステンションはよく見ておきましょう。

欠点としては、あくまで"PHY低下分"を参照する点。
INT型のヒーローの場合は素のPHYが100以下の場合もままあり、1まで下げたところで"PHY低下分"は100以下、となるとダメージは80程度となってしまいます。
つまり相手の素のPHYが低いと全然ダメージが出なくなってしまうわけです。使う場合にはご注意あれ。

モチーフは、像と思いきや実はゴーレム。
女神なのはLegendaryである女神像レムだけで、Epic以下は全部ゴーレムです。
女神像レムのレムはゴーレムのレム。たぶん。

HP参照

自分や相手のHPを参照するエクステンション。こちらは環境を大きく支配するものが揃っています。

財宝ゴールデンモアイ

自分のHPが減っていれば減っているほど相手に与えるダメージが増える、特殊ダメージの元祖ともいえる、カウンター専用エクステンション。
しかも最もMAXHPが低い敵を狙い撃ちにできます。

モアイが使えるシーズンは、モアイを使いこなした人が上位を席巻します。
基本的にはHPとAGIが高いヒーローに持たせておけばOKです。PHY/INTはどちらも必要ありません。
また、スキルの順序は、エディットスキル→モアイ→モアイにしておくほうがベター。

相性のいいヒーローは、HPとAGIが高いヒーロー。
それから死亡時に復活するパッシブスキルを持つ、張飛、チャイコフスキー、石川五右衛門、武蔵坊弁慶、マゼラン、シュレディンガーなど。
もちろんAGIを上げるパッシブスキルを持つアインシュタイン、ジョージ・ワシントン、黒髭なども好相性。
デコイで自分にダメージを集めてモアイの火力を上げられるヴァスコ・ダ・ガマも有力。
このあたりのヒーローが複数いるチームなら十分活躍できると思います。
逆にこのあたりのヒーローが複数いるチームとマッチングしたなら、全員モアイを持っている可能性が高く、注意が必要です。

対策

対策としては、敵のHPを1体ずつ減らすのが有効です。
全体攻撃などで敵全員のHPを減らすのは悪手です。敵全員からモアイによるカウンターを喰らってしまいます。
こちらのエクステンションのほとんどを回復にして、パッシブスキルやエディットスキルで味方を強化しながら、1体ずつ確実にHPを削るのが常套手段です。
まともな回復エクステンションがないシーズンの場合は、全員で敵1体を集中砲火して速攻でケリをつけられることを祈るしかない、かも知れません。

「「「1体ずつ削る」というモアイ対策」に対するモアイ使い側の策」として有力なのが、相性のいいヒーローでも挙げたヴァスコ・ダ・ガマの起用。
デコイという状態異常を自分に付与することで、次に敵から受けるスキル効果を1度だけ自分に引き寄せます。
例えば先頭から徐々に削りたい相手チームに対して、中衛か後衛に配置した味方のヴァスコ・ダ・ガマがデコイによって攻撃を引き寄せれば、ダメージが分散して、先頭のモアイによる火力を維持したまま延命させ、ヴァスコ・ダ・ガマのモアイの火力も上げることができます。
できればヴァスコ・ダ・ガマが2体いると盤石です。
相手チームがどのヒーローから落としにかかるかはそのシーズンに使えるエクステンション次第なので、そこは環境を見極める力が必要になりますが、中衛に置いておくのがベターかと思います。

長くなりましたが、それだけ特徴的かつ強力なエクステンションということです。(解説が短いと弱いわけではないですが。)
モアイが使えるシーズンは、モアイチームとモアイ狩りチームの2つ(できればモアイ狩りチーム狩りチームを追加した3つ)を用意できるといいでしょう。

モチーフはもちろんイースター島のモアイ。
いまだに詳細がハッキリしていないみたいですね。ロマン。

王妃の黄金時計

先頭と最後尾の敵に、対象のHP減少分に比例したダメージを与えます。
つまり、相手の残りHPが少なければ少ないほど大ダメージを与えることができます。まさに死へのカウントダウンを告げる時計。

対象が先頭と最後尾なので、常に敵の誰かを攻撃可能です。
もちろん時計だけで倒すのは非常に時間がかかるため、他のスキルでダメージを与えた上で時計を使うのが有効。味方3体の行動順に気を付けて使いましょう。
相手の回復タイミングまで読めれば最高ですが、それはさすがに難しいのでひとまず諦めましょう。

非常に強力ですが弱点がないわけではなく、自分のAGIを10%下げてしまうデメリットもあります。
何の対策もしていないとそのまま行動回数が減っていき手数で負けてしまうでしょうが、短期決戦なら無視できる場合もままあります。
あるいは、アインシュタインなどの継続してAGIを上げるパッシブスキルを持つヒーローがいれば、大きな問題にはならないでしょう。

その性質から、HPとAGI以外のステータスにはあまり意味がありませんが、ステータス補正でPHY/INTともに上がるのがもったいないところ。

誰に持たせても一定の仕事はしてくれるはず。
そういう意味では、あまり役割のないヒーローに持たせるのに最適かも知れません。
使い方としては、他2体のヒーローで先頭か最後尾に攻撃したあとに時計を使うなど、ぶっぱを加速させるようなものがいいでしょう。

対策らしい対策は打ちようがないと思います。
回復エクステンションを多めに持たせて、時計を撃たれるタイミングでHPが減っていないことを祈るしかないでしょう。
そのためには、味方のAGIを強化して回復しまくったり、逆に相手のAGIを下げまくったり、HPが一定以下になると回復するパッシブスキルを持つヒーローを使ったり、などがよさそうです。

モチーフは懐中時計。王妃が誰を指すのかは存じ上げません。

終焉鳳炎

中衛の味方のAGIを強化しながら、先頭の敵に最大HPに対する割合ダメージを与える、最強の呼び声高いエクステンション。通称蝶々、あるいはちゅるちゅる。
時計と違って、対象になる敵ヒーローの最大HPに対する割合ダメージを与えるので、どんな時でも一定の火力を発揮し続けます。
最大HPの22%~42%分のダメージを与えるので、どんな相手でも回復の隙を与えず連続で3~5回攻撃すれば倒せてしまいます。
最大HPに対する割合なので、相手のHPがどれだけ高かろうが無関係です。カット率も影響しないのでPHY/INTが高くても無関係です。
どんな相手でも3~5回連続攻撃すれば倒せます。

しかも中衛のAGIがどんどん上がります。
中衛に蝶々を持たせていればガンガン攻撃しながらガンガンAGIが上がります。

欠点といえば、ステータス補正に少しだけ無駄がある点くらい。
ですがそんなものは些細な問題です。

そういうわけで、蝶々6つ持たせて全員のAGIが400を超えるチームは笑えるほど強いと思います。私は持ってませんが…。
蝶々1つ持たせるだけでAGIが89もアップするので、2つ持たせれば178。素のAGIが222あれば、蝶々2つで400になります。
2人が222以上あれば、中衛のAGIは蝶々が発動する度に上がるので、そこまで気にしなくてもよかったり。もちろん初動からAGI400あるのがベストではありますが。

中衛のAGIが上がるので、スキピオ・アフリカヌスとの相性が抜群。
前衛と後衛にスキピオ・アフリカヌスを置いたチームはバグレベルの蝶々適性を持っています。
AGIを無視して連続行動できる可能性のある宮本武蔵も好相性。

あとは死亡時に復活するヒーローも相性がいいですね。
復活したそばから相手の蝶々で破壊されることも多いですが…。

相手にスキピオがいる前提で考えると、蝶々でバリアを剥がしたあとに強烈な追加ダメージや状態異常を与えることができるヒーローも相性がいいと言えます。
前衛にスキピオがいるなら織田信長、ナポレオンなど。
後衛であればリチャード1世、ガリレオ・ガリレイ、那須与一など。

逆に相手の蝶々を喰らった瞬間に反撃ダメージを与えるヒーローも、スキピオのバリア剥がしには有用。
チンギスハン、ビリー・ザ・キッドなど。

対策

対策らしい対策は正直思い付いていません。
HP上げても無駄、PHY/INT上げても無駄…。

とはいえソウルバトルにおいては、相手が蝶々を使うということはこちらも使えるということなので、蝶々で殴り返して返り討ちにすることはできます。
なるべく蝶々適性の高いソウルを手に入れることが1番の近道でしょうか。

始皇帝で相手のAGIを1にしてしまうのも、相手にスキピオがいなければ有効です。
スキピオがいる場合、中国統一をスキピオに吸われてしまうのがオチかと…。

ただし、後述するアメノミナカヌシが使えるシーズンなら話は別です。
アメノミナカヌシを2つくらい持たせてやれば返り討ちにできるかも知れません。

モチーフはもちろん蝶々。
エクステンションもスキルも、名前がやたらカッコいいですね。

AGI参照

敵や味方のAGIを参照するエクステンション。
適合するヒーロー込みで、こちらも環境を大きく支配します。

ジュエルパロット

自身のAGIを参照して敵にダメージを与えるエクステンション。
自分のAGIの60%なので、AGI234のヒーローなら140のダメージ。

こう見ると大したことなさそうですが、敵味方全員のAGIを強化するドレークと組み合わせると非常に凶悪です。
ドレークの能力は「バトル開始時に、敵味方全員のAGIを、それぞれのPHY/INT合計値の40%分アップさせる」というもの。つまり敵味方全員のAGIが大きく強化されます。
その状態で自分のAGIが高いほど大ダメージを与えられるジュエルパロットを全員が持っていると…えらいことになります。
さらにドレークが2体いたりするともう大変。

しかもカット率を無視してダメージを与えてくるため、AGIが400にもなろうものなら240もの大ダメージを先頭にガンガンぶつけられてしまいます。

デメリットとして、自分が恐怖状態になってしまうことがあります。
が、恐怖状態とは「パッシブスキルを発動できなくなる」という状態異常であり、ドレークはバトル開始時にすでにパッシブスキルを使ってあるので実質デメリットなし。
ドレーク以外のヒーローに持たせる場合には注意しましょう。

対策

Wドレークパロット対策としてもっとも有効なのは、始皇帝を使って相手全員のAGIを1にしてしまうというもの。
ドレークが2体いるチームが相手なら、パロットしか持っていないことも多いです。であれば、相手のAGIを下げてしまえば相手の火力は大幅にダウンするというわけです。
が、パロットのスキルには「自分のAGIをAGI低下分の80%分アップ」というAGI弱体化に対抗する内容もありますので、過信は禁物。
それでも、回復エクステンションをいくつか持たせておけば、十分に回復が間に合う程度のダメージに抑えられるはずです。

始皇帝以外にニュートンやブーディカも有効です。こちらも回復エクステンションと併せてじっくり戦いましょう。
始皇帝、ニュートン、ブーディカがいるソウルを持っていなくても、手裏剣や酒など相手のAGIを下げるエクステンションが使えるシーズンであれば、なんとか抑え込めるかも知れません。

そもそも、相手にドレークが2体いればこちらの3体のAGIも上がるため、十分な回復エクステンションを持たせた耐久型か、パロット以上の突破力のあるぶっぱ型であれば対策可能だったりします。


モチーフはもちろんパロット。
鳥。かわいいですね。凶悪ですけど。

キングヘラクレス

こちらは敵のAGI増加分を参照してダメージを与えるエクステンション。
つまりほぼドレーク専用エクステンションです。
一応相手のアインシュタインやジョージ・ワシントンなど、AGIを上げるヒーローへの対策にも使えるとは思いますが、それよりもWドレークで使われることの方が圧倒的に多いでしょう。

ドレークのパッシブスキルで敵味方全員のAGIを大幅に強化、そして敵全員にAGI増加分の70%分のダメージを与える凶悪なコンボが有名です。
あるヒーローのPHYとINTの合計が400と仮定すると、ドレーク1体のパッシブスキルで上がるAGIが160。ドレークが2体いると320。
キングヘラクレスによるダメージは、ドレーク1体だと160の70%で112、ドレークが2体だと224。
それくらいのダメージを敵全員に与えます。

INT300のヒーローがグランダルメ一斉射撃で与えるダメージが、敵全員に90~150。
INT400のヒーローだと120~200。
つまりWドレークカブトムシの一斉射撃は、グランダルメ一斉射撃の一斉射撃と同等以上の火力を出せるというわけです。

ついでに先頭の敵にデコイを付与することもあります。
そうすると先頭1体に集中砲火することができるため、一気に先頭を倒すことも可能。

とにかくWドレークカブトムシのコンボは凶悪です。
そのため、キングヘラクレスが使えるシーズンは、Wドレークを持っているか、Wドレーク対策ができるか、それ以外で圧倒的な勝率を叩き出せるチームがあるか、でないと上位に入るのは難しいでしょう。

対策

一部のパロット対策がそのまま使えます。
始皇帝、ニュートン、ブーディカが味方にいればどうとでもなります。
逆にアインシュタインやジョージ・ワシントンなど、味方のAGIを上げるヒーローを使ってはいけません。同様に味方のAGIを上げるエクステンションも0か少なめの方がいいでしょう。
キングヘラクレス以外のエクステンションを持っている場合もありますが、それでも回復エクステンションを多めに持たせておけば十分対応できるでしょう。

パロット対策以外で使えるものだと、死亡時に復活するヒーローも有効です。
1度死んで復活したとき、ステータスの強化弱体化はリセットされるため、「AGI増加分」のダメージはほぼ無効化できます。
チャイコフスキーとシュレディンガーは復活時に自分のAGIを強化しますが、その程度であれば回復エクステンションをいくつか持たせておけば問題ないかと思います。

あるいは、ドレークのパッシブスキルで参照するのはPHYとINTですので、虞美人と卑弥呼がチームにいればAGI上昇幅を抑えることも可能。
自分がバトルを仕掛けるとき常に先攻側になるため、パッシブスキル発動順は味方チーム→相手チームとなります。よって虞美人と卑弥呼で先にPHY,INTを下げてしまえば、相手のドレークでのAGI上昇を抑えられる、という寸法。
試していないので実際に有効かはわかりませんし、虞美人&卑弥呼のソウルを引くよりも、復活持ち2体や始皇帝・ニュートン・ブーディカ入りのソウルを手に入れる方が容易です。参考までに。

モチーフはもちろんカブトムシ。aiko。
カブトムシシリーズは、エクステンションとスキルの命名に携わらせて頂いたんですが、めちゃめちゃ楽しかったです。
日英どちらもひっそりとネタを仕込んでいるので、どうぞ図鑑を見てみてください。
ちなみにレプリカエクステンションのスキル名は運営が決めてますが、こちらもセンス〇。

強化利用

相手のPHY,INTの強化分を利用して攻撃するエクステンション。

宇宙船セージ号

敵味方全員のINTをアップし、敵全員にINT増加分に応じたダメージを与えるエクステンション。こちらもカット率を無視した攻撃です。
一見、敵にも利する変なエクステンションに見えますが、これをINTの高いヒーロー3人に2つずつ持たせるだけで、相手に与えるダメージは加速度的に増していき、最終的には驚異的なダメージを与えまくることになります。

例えばINT300のヒーロー3人でこれを連発するとします。
1発目
 敵ヒーローのINT増加分は 300×18%=54
 味方ヒーローINTは 300×118%=354
 ダメージは相手ヒーローのINT増加分を参照して 54×63%=34 相手全員に34のダメージ
2発目
 相手ヒーローのINT増加分は 54+354×18%=118
 味方ヒーローINTは 354×118%=418
 ダメージは相手ヒーローのINT増加分を参照して 118×63%=74 相手全員に74のダメージ
3発目
 相手ヒーローのINT増加分は 118+418×18%=193
 味方ヒーローINTは 417×118%=493
 ダメージは相手ヒーローのINT増加分を参照して 193×63%=122 相手全員に122のダメージ
4発目
 相手ヒーローのINT増加分は 182+417×18%=282
 味方ヒーローINTは 418×118%=582
 ダメージは相手ヒーローのINT増加分を参照して 257×63%=177 相手全員に177のダメージ

ここまでですでに累計400以上のダメージを敵全員に与えています。
5発目で243ダメージ(累計615ダメージ)、6発目で321(累計972)。
回復エクステンションがない場合、6発目を耐えるヒーローはそうそういないでしょう。

さらに恐ろしいのは、お互いが宇宙船セージ号を6つずつ持たせたパーティだった場合です。
相手のアクションでも味方のINTが上がるため、単純に倍の速度でダメージが増えていきます。
もはや楽しくなってきます。

こちらが6発放つ前に全員突破してくるようなチームには負けてしまいますが、そうでなければ半端な耐久チームもぶち抜けるでしょう。

対策

使えるエクステンションが限られるソウルバトルにおいては、基本的には宇宙船セージ号6つ同士の戦いで勝つことを考えた方がよさそうです。
有効な対策が取れない場合は蹂躙されてしまうものと割り切りましょう。そういうものです。

まずはスキルの順序を エディットスキル→To the moon→To the moon の順にします。
相手のTo the moonを先に発動させましょう。HPやINTによりますが、経験上その方が勝率がいいです。

宇宙船セージ号を持つ敵のINTを下げるのはあまり有効ではありません。
自分が受けるダメージの計算に使うのは自分のINT増加分だからです。

つまり、自分のチームのINT上昇を消してしまえば、相手の宇宙船セージ号によるダメージを減らすことができます。
そのため、死亡時に復活するヒーローや、ブーディカが有効です。

死亡時に復活するヒーローは、復活したときにPHY,INT,AGIの強化も弱体化も消してくれます。
つまりこちらのINT増加分を参照する相手の宇宙船セージ号によるダメージが、一旦リセットされます。
死亡時に復活するヒーローが2体いれば、かなり有利になるでしょう。

中でも武蔵坊弁慶はHP満タンかつ自分のPHY,INTが1になった状態で復活するので、相手の宇宙船セージ号に対する対策としては最強といえます。
ただし普通の攻撃エクステンションを持たせておくとこちらからの有効打もなくなってしまうため、こちらも宇宙船セージ号を持たせておきましょう。

ブーディカも敵味方全員の強化の一部を打ち消してくれます。
一方で相手のINT増加分もほとんど消してしまうので、ブーディカがいるチームを自分が使うなら、宇宙船セージ号を使わないぶっぱチーム構成にした方がいいかも知れません。

始皇帝で相手のAGIを1にして、行動回数を極端に減らすのももちろん有効です。
ただしこちらが仕留める前に行動されると無意味になるので、中途半端な耐久型よりもぶっぱの方がよさそうです。ブーディカと違って宇宙船セージ号を持たせるのもアリかと思います。

もしもキャンディクロック21(観覧車)も同時に使えるシーズンであれば十分に対策できると思います。

モチーフはもちろん宇宙船。
仮想通貨界隈では、ある通貨の価格が一気に上がる様子を宇宙船が飛び立つ姿になぞらえることが多く、スキル名「To the moon」もその際によく使われるフレーズの1つです。

帝国式魔導機甲兵 皇帝機ルシファー

宇宙船セージ号のPHY版のようなエクステンション。

小さな違いはいくつもありますが、大きな違いは「自分のPHYを上げつつ自分のPHYを参照した通常攻撃も同時にできる」という点。
これを6つ持たせれば、味方全員のPHYを上げながらPHYで殴りつつ、敵全員のPHYを上げながら敵全員にPHY増加分の特殊ダメージを与えられます。
通常攻撃PHYエクステンションと、PHY版宇宙船セージ号の中間のような性質というわけですね。

そのメリットとしては、上述したような宇宙船セージ号対策だけでは止められない点が挙げられます。
つまり、いくら敵が敵自身のPHY強化を解除しようとも、こちらのPHYが上がったままならPHY通常攻撃でぶち抜けます。
逆にこちらのPHY強化を解除されようとも、敵自身のPHY強化がそのままなら特殊攻撃でぶち抜けます。

デメリットとしては中途半端になりかねない点。
宇宙船セージ号は特殊攻撃でしかダメージを与えられない代わりに、その火力は凄まじいものでした。一方でこちらは通常攻撃も特殊攻撃も火力は正直中途半端です。どちらとも通れば強いんですが、どちらかだけだと一歩足りないことも。

これだけ持たせておけばいい、という程ではない印象があります。
宇宙船セージ号と比べてAGI補正値が低めなのも痛手。

対策

宇宙船セージ号に通用する対策は概ねそのまま使えます。
ただし、死亡時に復活するヒーローたちはあまり有効ではなさそうです。
宇宙船セージ号が相手なら、復活したヒーローのINT増加分は0となり、またしばらくダメージを抑えることができます。一方で帝国式魔導機甲兵の場合は強化されたPHY攻撃もしてくるため、復活したあともそれなりのダメージを喰らい続けることになるのです。

そういったわけで、対策としては
・PHY強化を利用してPHY攻撃で返り討ちにする
・ブーディカを使って返り討ちにする
・始皇帝で相手の行動回数を減らして返り討ちにする
のいずれか、あるいは複合したものが有効かと思われます。


モチーフはまんま、魔導機甲兵。魔導で動くロボットですかね。
見た目もカッコいいし名前もイカしてます。カッコいい。

対 特殊攻撃エクステンション

アメノミナカヌシ

待望の新システム「シールド」をソウルバトルでも使える新エクステンションです。
シールドとは、カット率とは異なり、カット率で軽減できないダメージを肩代わりする新システム。
詳細はゲーム内ヘルプやバトル解説記事の追記部分をご確認ください。

特殊攻撃エクステンションが強力すぎたために実装されたのであろう新たなシステムで、これまで挙げてきた特殊攻撃エクステンションによる特殊攻撃ダメージをHPの代わりに肩代わりしてくれる、追加HPのようなもの。
ただし、通常のPHY,INT攻撃に対しては無力です。ご注意あれ。

ソウルバトルにおいては、現状シールドを貼るにはこのアメノミナカヌシというエクステンションを使うしかありません。

効果としては以下の3つ。
①一番HPの低い味方にSHIELDを付与
②PHY,INT,AGIが強化されている味方にSHIELDを付与
③PHY,INT,AGIが強化されている味方の強化をある程度解除

①で単純に味方1人に固定値のSHIELDを貼れます。
これだけで蝶々、モアイあたりはかなり抵抗できるようになるはずです。

②で、相手によって強化された味方にSHIELDを貼った上に
③で、相手によって強化されたPHY,INT,AGIをある程度解除できます。
これらの効果で、Wドレークキングヘラクレス、宇宙船セージ号、帝国式魔導機甲兵への対策になります。

これまで散々対策が難しいと書いてきた特殊攻撃エクステンションたちでしたが、このアメノミナカヌシ1つあればかなり抵抗できるようになるはずです!
持たせる数と発動順はそれなりに考えないといけないので、そこは実際使いながら調整する必要があるとは思いますが。


本編で使った感じでは、持たせる個数とスキル順とポジションについての注意点は以下のような感じ。
ただし絶対ではないので適宜調整してください。

対蝶々

前衛の最大HPをチーム内で最も低くしておけば、最もAGIが高いヒーローの1つ目と、適宜間を空けてもう1つ。
数は回復エクステンションのラインナップ次第でもあるのですが、もしかすると4つとか必要かも?
持たせるのは中衛か後衛、できれば後衛がいいでしょう。
ただし、相手の中衛のAGIがガンガン上がっていくので、そちらの対策も同時にしないとおそらくぶち抜かれます。

総合して、あまりクリティカルな対策にはならない印象です。

対モアイ

この中ではシールドを使わなくても割と対策は容易ですが、アメノミナカヌシを持たせるならば、AGI高めでHPが最も低いヒーロー以外に。
順番とポジションはどこでもよさそうです。あまり考えも固まっていないので要調整。
もしかするとアメノミナカヌシを使わない方が勝率いいかも?

対Wドレークキングヘラクレス

WドレークによるAGI上昇まで計算した上で、なるべく早く発動させたいです。持たせるのは中衛か後衛。
1度でも発動してしまえばそれだけでほぼ対策できるので、最もAGIの高いヒーローの1つ目に1つだけで十分でしょう。

ただし、アメノミナカヌシが発動する前にキングヘラクレスを連発されると分が悪いです。
可能な限りWドレークによるAGI上昇込でもっともAGIが高くなるヒーローに持たせましょう。

対宇宙船セージ号

2つくらいで十分?
AGI低めのヒーローの1つ目か、AGI高めのヒーローの2つ目あたりに。
ポジションはどこでもいいですが、HPは高い方がいいでしょう。発動順は要調整。
ただし、相手のエディットスキルがきちんとINT攻撃で揃えられていると厳しくなります。

かなり調整詰める必要があるとは思います。

対帝国式魔導機甲兵

基本は対セージ号と同じ。
ただしセージ号と違って前衛へのPHYダメージがあるため、持たせるのは中衛か後衛に。
かつ回復エクステンションもしっかり用意しないと厳しいかも知れません。

ここまで特殊ダメージエクステンションへの対策に非常に有効であるとして紹介してきましたが、ソウルバトルにおいては、使いたいエクステンションがいつでも使えるわけではありません。
蝶々や宇宙船セージ号やキングヘラクレスが使えるシーズンに、アメノミナカヌシも使えるとは限りません。
そこだけは変わらず運ですので、やはり手持ちソウルで対策するのが1番確実と言えます。


モチーフはなんだかよくわかりません。
エクステンションとしてはシールドシステムシリーズという名前なので、シールド発生装置なのでしょう。
アメノミナカヌシといえば天之御中主神、古事記に最初に登場した神様のうちの一柱。なのですが、なぜシールド発生装置にその名がついたかは不明。

まとめ

今回は対策必須クラスの強力な特殊攻撃エクステンションと、その対処法を挙げてきました。
ソウルバトルにおいては、自分が使えるということは相手も使える、相手に有効な対策は自分のチームにも有効、というのを理解し、対策必須級のチームと、それに有効な対策チームと、対策チームへの対策チームの3つが組めれば勝率は大幅によくなると思います。

とはいえゲームですので、無理なものは無理と割り切るなどして、楽しめる範囲で楽しんでいきましょう。

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