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無担保型NFTレンタルサービスの「Rilascio」がテストネット版を公開、ERC-4907を正式サポート

更新日 2022/07/05

無担保型NFTレンタルサービス『Rilascio』（読み：リラシオ）を提供するsynschismo株式会社（読み：シンシズモカブシキガイシャ　本社：東京都港区　代表取締役：赤川英之）が、テストネット版をリリースしました。また、レンタル機能を導入したイーサリアム改善案「EIP-4907」が承認されたことを受け、「ERC-4907」への正式対応も発表しました。

テストネット版をリリース

この度、無担保型NFTレンタルプロトコル『Rilascio』のテストネット版を公開いたしました。
また、兼ねてから注目していたイーサリアム改善案「EIP-4907」がERC規格として承認されたことを受け、『Rilascio』で正式にサポートすることを発表いたします。

▶︎公式サイト: https://rilasc.io
▶︎ドキュメント: https://docs.rilasc.io/v/japanese/

ERC-4907の正式サポート

ERC-4907のサポートを受け、Rilascioは二通りのレンタルを展開いたします。
・既存NFTコレクションについては、Wrapped NFTを用いた貸付
・新規に発行されるNFTやコレクションについては、ラップなしでオリジナルのNFTを貸付

これにより、より多くの人が手軽にNFTを貸し付けることが可能になると同時に、インターフェースの規格が整備されることにより、コレクションやゲームのパブリッシャーによる技術対応コストの削減に繋がります。

テスター募集中

Rialscioでは、現在テストネット版のテスターを募集しております。
以下のリンクからDiscordへ是非ご参加ください。

▶︎Discord招待リンク：https://discord.com/invite/9nmDtTe2TD

Rilascioの特徴

Rilascioは、NFTの交換価値（市場に流通することで発生する価値）と使用価値（NFTを利用することで発生する価値）の両立を可能にする無担保型のレンタルプロトコルおよびプラットフォームです。

本プロトコルを製品に統合することで、ウォレットで機能不全を起こしているNFTの資産効率と機能性を最大限に高めることができます。

また、借り手にとっては、クオリティが高く高価なNFTを一時的に借り入れ、ホルダー限定イベントに参加したり、Discordコミュニティに参加したり、ゲームアイテムの強化に使用したりすることができます。

さらに、Rilascioでは、第三者に貸し出している間に『Ownership NFT』と『Yield NFT』という2種類のNFTを貸し手に対して発行することができます。これらのNFTは以下のユーティリティを持っています。
・Ownership NFT：預け入れたオリジナルNFTを引き出すことが可能
・Yield NFT：貸し出したことで得られた収益をまとめて引き出すことが可能
※これらNFTは、二次流通市場での取引や他のレンディングプロトコルへ預け入れすることが可能です。

パートナーの募集について

Rilascioのレンタルプロトコルを、NFTコレクションやマーケットプレイス、ブロックチェーンゲームへ統合してくださるパートナーを募集しております。

▶︎https://rilasc.io/#partner

無担保型NFTレンタルの詳細やプロジェクトへの統合については、代表の赤川へお気軽にDMをお送りください。

会社HP、サービスページからの問い合わせも可能です。

▶︎https://twitter.com/hideyukiaka

synschismo株式会社について

創造経済の実現に向けて、NFTコンテンツを取り巻くエコシステムの構築を進めているWeb3領域のスタートアップ。「異なるレイヤーを横断して、新しい価値を生み出す」というミッションのもと、NFT開発支援やdApps開発、リアルアセットを対象にしたNFT周辺技術の活用支援など、複数のサービス展開によるエコシステムの構築を進めています。

弊社では、マスアダプションに向けた地盤を築くために、異なる領域の企業やクリエイターの方々と共にプロジェクトに取り組んでおります。Web3周辺についてお困りの際は、お気軽にHPよりお問い合わせください。