TRXのブロックチェーンゲーム「フラッピーバード」をプレイしてみました。機械学習で成長していくロボットバード機能など、面白い仕組みになっています。
数年前にスマホで話題になった「フラッピーバード」がベースとなったTRX(トロン)のブロックチェーンゲームが登場しました。
早速課金しながらプレイしてみましたので、ゲームの内容をご紹介します。
フラッピーバードは、非常にシンプルな横スクロールアクションゲームです。スマホをタップしたり、キーボードを打ったりすると、鳥がピコンとわずかに上昇し、何もしなければ下降していきます。タイミングよくキーボードを叩いて鳥を上昇させ、土管の隙間を通ります。ほんのわずかでも土管に触れてしまうと即ゲームオーバーとなります。
TRXのフラッピーバードは、ゲームオーバーになると所持しているバードをロストします。そして、1バード10TRXで購入しなければいけません。一応一定時間経過すれば、フリーのバードをもらうことができますが、基本的には10TRXを支払ってプレイするゲームになります。
1TRX=3円程度なので、1プレイ30円としても、たった3回死んだだけで100円近く支払うことになります。フラッピーバードは、ちょっとミスっただけですぐに死ぬゲームなので、ゲームが上手でない人はものすごい勢いでバードとTRXを消費することになります。ご注意ください。
TRXフラッピーバードでは、ゲームのスコアランキングに応じてリワードを受け取ることができます。ゲームがうまければうまいだけ、わずかなコストでもらえるのでお得になります。お得になると言っても、プラスになるかどうかまでは別の話です。ゲームをプレイしたお金の一部が戻ってくるかもしれない、程度に考えておくべきでしょう。
こちらは、私が実際にプレイしてランキングNo. 4になったときの写真です。
ゲームランキングは、時間で区切られたラウンドごとに設定されており、ラウンドが切り替わるとランキングもリセットされます。フラッピーバードでの報酬は、プレーヤーのバード購入費が源泉となっています。プレーヤーがたくさんのバードを買うほど、ランカーになったときにもらえるTRXの枚数が増加します。
上記の写真では、このままラウンドが終われば、4位の私は0.464TRXもらえるということになります。プレーヤー数がどんどん増えてくれば、バード代以上の金額を稼ぐこともできるようになるかもしれません。ただ、現状はDAUが100倍くらいにならないと難しそうです。
TRXのフラッピーバードでは、土管を1本通過するたびに1BOGゲットすることができます。プレーヤーが支払ったTRXの一部は、このBOGの保有量に応じて分配されます。コツコツとフリーのバードでBOGをたくさん集めておけば、無課金でもTRXをゲットすることができちゃいます。フラッピーバードが得意な方は、是非挑戦してみてください。
BOGの配当として配られるのは、プレーヤーの支払い総額の49%です。結構多いと思いませんか?
ちなみに、先ほど紹介したトップランカーへの配当が29%、MysteryGrandPrizeが20%(詳細は不明)、開発の取り分が2%です。開発の取り分が2%というのはかなり良心的ですね。プレーヤーの中で、TRXが循環していくということです。
フラッピーバードをプレイするためには、ETHのMETAMASKのようにTRX用のブラウザウォレットが必要です。オススメはchrome拡張の「tron pay」です。METAMASKと近い使用感なので、これまでにMETAMASKを使ったことのある方であれば、すぐに慣れると思います。
tron payをインストールしたら、TRXアドレス宛に幾らかのTRXを送金してください。フリーバードは無料ですが、ウォレットに少額でも入っていないと受け取れないようです。
TRXの準備が終わったら、フラッピーバードのサイトにアクセスしてください。
購入できるバードは、マニュアルバードと、ロボットバードがあります。ロボットバードは、たくさん飛ばしていくうちに機械学習で飛距離が伸びていきます。面白い試みですが、ある程度ゲームが上手であれば、マニュアルのバードを選んだほうがハイスコアを狙えると思います。ロボットバードを飛ばし続けて、学習させていけば頭のいいバードが生まれてハイスコアが狙えるようになるかもしれませんが、そこに到達するまでにどれだけのバードが犠牲になるかは未知数です。あまり、オススメできません。
バードの購入は、画面右下の「Buy Bird」から行えます。購入したいバードの数量を入力し、TRXを支払えば購入完了です。TRXのトランザクション処理スピードは非常に早いので、待ち時間なく買うことができますよ。
決まった時間が経てば、フリーバードをもらうこともできます。1羽だけもらってチャレンジしても練習不足ですぐに死ぬと思います。ある程度DAppsでない、無料のフラッピーバードで練習してから挑戦した方が楽しめると思います。
TRXのゲーム「フラッピーバード」についてまとめました。
DAppsゲームには珍しく、プレーヤースキル重視のゲームとなっています。以前に話題になったゲームのコピーがベースになっていることもあり、どこかで見たことのある方もいるかと思います。腕に自信のある方は、フリーバードや微課金でどこまで稼げるか挑戦してみてくださいね!