TRX(トロン)ベースのブロックチェーンゲーム「EpicDragons」について紹介します。
TRX(トロン)のブロックチェーンゲーム「EpicDragons」が海外で人気になっています。なぜか日本語にも対応しているので、早速プレイしてみました。
EpicDragonsは、TRX(トロン)ベースのブロックチェーンゲームです。これまではETHベースが主流でしたが、海外ではEOSやTRXベースのDAppsが増えてきています。ほとんどがギャンブル系でしたが、EpicDragonsは珍しくゲーム系ですね。
TRXベースのブロックチェーンゲームは、一定のgas代の支払いがなかったり、トランザクションの待ち時間が短いといった特長があります。とはいえ、トランザクションの承認画面をクリックする手間はあるため、ゲーム性が劇的に向上しているわけではありません。
EpicDraonsは、ドラゴンを倒すためにTRXを支払って攻撃をして、ドラゴンに与えたダメージの貢献度に応じて報酬が得られるゲームです。
レベルを上げていくと、支払ったTRXに対して得られる貢献度が大きくなるため、たくさん課金すればするほど報酬がもらえやすくなるという仕組みです。
EpicDragonsはゲームアカウント作成に200TRXかかります。この登録料はゲーム内でのリワードへと循環していくわけですね。
紹介報酬もあり、あなたのリンク経由で友人が登録した場合、あなたに100TRXはいってきます。登録料の50%というのは、かなり破格なこともありユーザー数が増えているんだと思います。
初期のヒーローは戦士ですが、500TRXを支払うと魔法使いや騎士をアクティベートすることができます。
3種類の中から選んで、ドラゴンを攻撃します。攻撃の強さによって、支払うTRXの金額も変わってきます。
ダメージを与えると、ヒーローはレベルアップし、これによって攻撃のダメージを増やすことができます。そのため、レベルが上がるに従って、支払うTRXに対する貢献度は大きくなってくるわけです。
すぐにやめてしまうほど損をしやすいゲームシステムで、ユーザーの課金を誘っているわけですね。
EpicDragonsをプレイするためには、METAMASKのようなブラウザウォレットのTRX版が必要です。TronPayがMETAMASKと同じように使うことができるのでオススメです。
TRXのアカウントを作成したら、海外取引所などからTRXを送金してください。これで準備完了です。
ゲームサイトに来たら、まずは200TRXを支払ってアカウントを作成します。
作成した後は、ひたらすらTRXを課金しながら殴っていきます。支払ったTRXの一部は、ゲーム内の残高としてプールされ、キャッシュアウトや次の攻撃の支払いに利用することができます。
ドラゴンを倒し切れることはそうそうなく、倒せなかった場合には次のラウンドへと移行していき、ゲームが繰り返されていきます。このため、EpicDragonsのトランザクションを見ると、周期的なチャートになっているわけですね。
残念ながらゲーム性はほとんどなく、課金してドラゴンを殴りながらレベルを上げていき、運良くドラゴンを倒すことができたり、ランキング上位に入れればどかっと報酬がもらえるゲームです。2018年のETHであったDAppsゲームをやっている感覚に近かったです。
結局、1000TRX課金してみてレベルは27まで上がりましたが、360TRXまで減りました。もっとやり込んでレベルを上げれば、支払ったTRXあたりの貢献度効率が上がるため、収益化しやすくなるのかもしれません。
TRXのブロックチェーンゲーム「EpicDragon」をプレイしてみました。
高い招待報酬を使って新規を誘い、すでに高レベルになっているプレーヤーが利益を得やすいゲームシステムになっていると思います。半端な課金が一番損をしやすいゲームなので、プレイをする際には覚悟をもってプレイしてください。
ゲーム性は高くなく、版権的にもマズそうなゲームなのでご注意ください。