エイベックス・テクノロジーズ株式会社はブロックチェーン技術を活用してデジタルコンテンツに真正性を持たせるNFT事業基盤「A trust(エー トラスト)」の提供を開始し、IPホルダーの著作権等の権利の保護とデジタルコンテンツの流通を目的に、NFT事業に本格参入したと発表した。
同社は正規のIPホルダーが保有するデジタルコンテンツの著作権等の情報を一元管理する次世代型著作権流通システム「AssetBank(アセットバンク)」の試験運用を2021年4月13日(水)に開始しており、この「AssetBank」と、同社が2019年7月に開発したNFT事業基盤で、ブロックチェーン技術を活用して証明書を付与し、真正性を持たせたデジタルコンテンツを流通させる「A trust」を連携させるとしている。
そうすることで、ファンは著作権等が侵害されていない正規のデジタルコンテンツを法定通貨で安心・手軽に購入が可能になると説明している。
「A trust」公式サイト:https://atrust-cert.com/
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「A trust」は既にバーチャルフィギュアの販売ショップ「ARSHOP」に実装されており、「A trust」証明書付きのバーチャルフィギュアを展開している。
購入したバーチャルフィギュアはスマートフォンのアプリ「ARSTAGE」上で遊ぶことが可能だ。
「ARSTAGE」公式サイト:https://arstage.jp/
Virtual Figureなどデジタルアイテムを扱うSHOPです。 ARSHOPで購入したアイテムは対応APPですぐに遊ぶことができます。また一部の商品はAtrustに対応しており、デジタル所有権が発行されることでユーザー間取引などが可能になります。
同社は将来的には、様々なIPホルダーやIPを展開する事業者が「A trust」を利用できるようにしていくとともに、「A trust」を利用したデジタルコンテンツの販売ショップを「Shopify」で簡単に構築可能にしていく見込みだ。
今後は、「A trust」のユーザー間取引の仕組みや、パブリックチェーンへの接続・利用など、デジタルコンテンツ流通における利便性や有用性を高める様々な取り組みを行っていく方針だ。