5年超の運営を経てPandemic Labsが「破産」を宣言。同時に新SocialFiアプリ「BANKRUPT」の始動を発表した。Friend.techを10倍上回る社交性・投機性・速度を掲げ、2026年8月のローンチを予告している。
「Pandemic Labsが破産宣言、新SocialFiアプリ『BANKRUPT』発表」――5年以上にわたりオンチェーンアプリを世に送り出してきたバイラルアプリスタジオPandemic Labsが2026年8月10日、公式Xで「破産」を宣言した。しかしその真意は事業終了ではなく、新たなSocialFiアプリ「BANKRUPT(bankrupt.fun)」のローンチ発表という、同スタジオらしいバイラルな仕掛けだった。
バイラルアプリスタジオPandemic Labs(@pandemic_org)は、2026年8月10日にX上で「5年以上の運営を経て、私たちは破産します」と投稿した。
しかし投稿はすぐに一転し、「すみません、間違えました。私たちは『BANKRUPT』をローンチします」と続く。話題性を狙った同スタジオらしい導入で、新アプリ「BANKRUPT」の発表につなげた形だ。
Pandemic Labsはこれまで、2025年を代表する大型仮想通貨ゲームのひとつとされる「addicteddotfun」を筆頭に、10M以上のインプレッションを獲得した3タイトル(「Jaileddotfun」「infecteddotfun」を含む)を開発してきた。累計で15を超えるアプリを世に出し、新しいオンチェーン体験を模索してきたスタジオである。
一方で投稿では、「仮想通貨業界の資金調達サイクルの中で、Pandemic Labsらしさを損なわずに持続可能な会社を築くことは難しかった」との率直な吐露も添えられており、スタジオの立て直しと再挑戦の意志が読み取れる。
新たに発表された「BANKRUPT」は、ソーシャルドーパミンの最大化を掲げたソーシャルトレーディングアプリだ。
かつて話題を集めた「Friend.tech」を引き合いに出し、以下の3点で10倍を目指すと説明されている。
・10倍ソーシャル(社交性)
・10倍投機的(スペキュレーション性)
・10倍高速なテンポ
コンセプトは「2026年のトレーダーが求める、途切れないドーパミン体験」。単なる短命バイラルアプリで終わらせないため、初日から長期的な成長メカニズムを設計に組み込むとしている。
Pandemic Labsは「Friend.techがSocialFi 1.0だったとするなら、BANKRUPTはSocialFi 2.0となるポテンシャルを秘めている」と自信を示している。
Pandemic Labsは、大規模なローンチキャンペーンを準備中であることも明らかにしている。近日中に何らかの発表があるとしており、コミュニティに向けては投稿にコメントで「bankrupt」と書き込むことで、早期アクセスコードを受け取れる仕組みを案内している。
正式ローンチは2026年8月、ドメインは「bankrupt.fun」となる予定だ。
なお、Pandemic Labsの過去タイトルのうち「Jaileddotfun」「infecteddotfun」については、リリースに至っていないと指摘するコメントもXユーザーから寄せられている。過去実績のPR方法をめぐって議論も生じており、実プロダクトとしてのBANKRUPTがどこまで期待に応えるのかは、ローンチ以降の動向を注視したい。
「破産」という強烈なワードを起点にしつつ、実際には次世代SocialFiのローンチにつなげてくるあたりに、Pandemic Labsのバイラルアプリスタジオとしての手腕がにじんでいる。Friend.techの再燃を待ち望んでいたトレーダー層にとって、BANKRUPTは2026年の注目候補になり得るだろう。ただし、長期成長メカニズムが本当に機能するかは、ローンチ後のリテンションと経済設計次第だ。
Pandemic Labs 公式X:https://x.com/pandemic_org