Cambria 新モード「Dungeons」Key消費$500万突破——6月比5倍の急成長で$RSGP TGEへ加速

Cambria 新モード「Dungeons」Key消費$500万突破——6月比5倍の急成長で$RSGP TGEへ加速

Web3のMMORPG『Cambria』に実装されたPvEモード「Dungeons」でプレイヤーが投じたKeyの累計が$500万を突破。6月時点の5倍に達し、RSGPトークン生成イベント(TGE)と共に8月中のGenesisメインネット始動が予定されている。エンゲージメント指標とトークン価値の連動を読み解く。

Cambriaが手がけるオンチェーンダンジョンゲーム「Dungeons」で、プレイヤーが賭けたKey(キー)の累計額が$500万を突破したことが明らかになった。6月30日時点の$100万から、わずか1カ月あまりで5倍に急伸したかたちだ。RSGPトークンのTGE(トークン生成イベント)を8月に控えるなか、ゲーム内エンゲージメントが金額ベースで可視化された点に注目が集まる。

キー消費$500万突破、ダンジョン走行回数はほぼ倍増

Cambria(カンブリア)は8月5日、同ゲーム「Dungeons」内で賭けられたKey(Depths Keys)の累計額が$500万を超えたと発表した。6月30日に公表された$100万から約5倍のジャンプとなる。

公開されたカウンターの内訳は、ダンジョン走行回数が242,132回、フィッシングのキャスト数が133,500回、宝石鑑定数が87,900回だ。6月時点の走行回数128,571回と比較すると、こちらもほぼ倍増している。

Keyはプレイヤーが自ら賭ける「参加ステーク」として機能すると同時に、Cambriaがエンゲージメントを測るKPIとしても位置付けられている。KeyはUSDCで販売され、レートは$1あたり10Key。ラン(走行)ごとにいくらのKeyを賭けるかはプレイヤー自身が決める仕組みだ。

賭けるKeyが多いほど配当倍率は上がるが、キャッシュアウト前にキャラクターが倒れれば全額を失う。ハイリスク・ハイリターンの構造が、シンプルながらもユーザーの継続的な参加を引き出している。

ゲーム内経済の仕組み——8階層構成の危険と報酬

Dungeons」は2026年5月15日、招待制の早期アクセスとしてAbstractチェーン上でローンチした。CambriaはAbstractを同モードの独占ホームチェーンとして選定している。

プレイヤーはDepths Keysをバーンして参加し、近接・遠隔・魔法の3クラスから選択、さらにグラスキャノン・ハイブリッド・タンクのロードアウトを組み合わせる。プロシージャル生成されたフロアを踏破しながら進むが、階層は現在8階まで。難易度は指数関数的に上昇する。

各フロアではキャッシュアウトするか、さらに深く潜るかの選択を迫られる。拾ったアーティファクトはDungeon Coinに変換され、Dungeon Liquidity Poolを通じて週次でUSDCとして払い出されるか、OTC取引に回せる。ペイアウトには8%の手数料がかかり、エコシステム成長基金と開発チームで折半される。

プレイヤーが保有するSignet Tierが高いほど、Dungeon Coinに課される税率が下がる仕組みも実装されており、上位ホルダーほど取り分が大きくなる設計だ。

フィッシングモードが新たなKey消費先に

スコアボードに新しく加わったフィッシングと宝石鑑定は、パッチv0.3.0で導入されたDungeon Fishing(早期ベータ)由来のものだ。同アップデートではGenesis Loot Drop、クエスト、新Dungeon Builds、パフォーマンス改善なども展開された。

フィッシングは放置型のデザインで、Grub(餌)を消費してSacks of Gems、Charm Cards、NFT、宝箱を釣り上げる。すべての釣果はKeyに換金でき、長時間のセッションほど強いプルが期待できる。

Grubの購入自体がKeyの消費源だ。池に常駐するNPCミレル・ケインは、100 Grubあたり3 Dungeon Keysを徴収する。購入量に応じてミレルの好感度が上がり、実質的に累積型のGrub支出システムとして機能する。全10段階のうち最初の段階到達に約1,944 Grub、最大まで到達するには約194,400 Grubが必要だ。

Cambriaは8月2日、新規プレイヤー向けに最大30,000 GrubをMirelleから無料で配布するキャンペーンを発表しており、期間は8月9日前後までとされる。Icefin Carpの捕獲でエアドロップ用ポイント1,000点、Angler Sacksから出るUncut Emeraldが目玉報酬だ。

$RSGP TGEは8月内目標——ただし具体日付は未確定

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CambriaのネイティブトークンRSGPは、Genesisメインネットの立ち上げおよびGold Rush Season 4と合わせて、8月中のTGEが予定されている。ただし具体的な日付は同社から確定されておらず、コミュニティ情報では当初6月ウィンドウが示されていたため、すでに一度スケジュールがずれ込んでいる。

配布は2つのリワードトラックで構成される。まずLoot Chestsは、Solanaの1年間の取引履歴、Polymarketのポジション、パーペチュアル取引などから算出される「Degen Score」と、トークン保有状況から導かれる「Chad Score」でウォレットを評価する。チェストはロビーで請求可能で、14日以内に開封する必要がある。TGE時には対象アロケーションが自動的にリンクウォレットへ送付される。

Genesis Airdropはポイント制で、過去のGold RushやDuel Arenaシーズンで蓄積されたTrinketsおよびEssence Pointsが原資となる。供給量、割当、ベスティング、財務、投資家シェア、流動性配分などの詳細は現時点で未公開だ。

RSGPのプレセールは959ウォレットが参加し$100万のハードキャップに到達、単一最大枠は$50,001、FDV(完全希薄化評価額)$3,000万で設定された。総調達額は約$450万に達し、BITKRAFT VenturesとSky Mavis共同主導の$200万戦略ラウンド、Beast ICO、Apix、Zenecaなども名を連ねる。

過去モードの実績が投資家評価の裏付けに

投資家がCambriaに賭けているのは、過去モードで積み上げてきた圧倒的なオンチェーンボリュームだ。フルオンチェーンPvPモードの「Duel Arena」は、2カ月で100万以上のデュエル、$2,500万規模の賭け金を処理した実績を持つ。

2025年12月時点で、BITKRAFTはCambriaのオンチェーン累計取引高を$1億5,000万超と評価していた。Gold Rush Season 2は$150万の売上を記録し、同時接続ウォレット数は4,500を突破した。

Sky Mavis共同創業者のJeff「Jihoz」Zirlin氏は、Cambriaチームについて「一貫して新しいメカニクスを生み出し、巨大な取引量を牽引する能力を示してきた」と評している。

まとめ

「賭けられたKey$500万」という指標は、単なる売上でもDAUでもない、プレイヤーの「リスクテイクの総量」を示す独特のKPIだ。従来のGameFiが直面してきた「トークン発行前は盛り上がるが、TGE後に急冷する」パターンに対し、Cambriaはローンチ前段階でオンチェーン取引を積み上げる逆転のアプローチを取っている。TGE日程の遅延という懸念材料はあるものの、エンゲージメント指標とトークン価値の連動という観点では、業界の注目すべきケーススタディとなりそうだ。

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