ブロックチェーンゲーム(dApps)のDAUとは 1/2

ブロックチェーンゲーム(dApps)のDAUとは

ブロックチェーンゲーム(dApps)のDAUは、大切な指標としてこの一年間大切な指標として重要視されていました。
そのDAUがどのようにして計測されているのかを解説します。

DAUとは

DailyActiveUserの略で、一日あたりにそのサービスを利用したユーザーを示します。
ウェブアプリやゲームなど、どのくらいの人がそのサービスを利用しているかを表す指標です。

DAUに似たもので、一か月で区切ったMAU(MonthlyActiveUser)や、一週間で区切ったWAU(WeeklyActiveUser)などもあります。

どうやって計測しているのか。

ブロックチェーンゲーム(dApps)以外の、他のウェブアプリやウェブサービスの場合は、GoogleAnalyticsなどを用いて、それぞれのサイト運営者が計測をしています。
疑似的にサイト運営者以外もDAUを見る事が出来る、similarwebのようなサービスもあります。
https://www.similarweb.com/

ブロックチェーンゲーム(dApps)の場合は、オンチェーンに記録をされている誰でも見れる情報をもとにDAUが詳しく測定できます。

ブロックチェーンゲーム(dApps)のDAUが表示されるサービスとして、dappradarやdappcom、BlockchainGameInfoがありますが、
これらのサービスが示すDAUとは、Ethereumネットワーク上で、アプリの持つContractAddressへ向けて取引(Transaction)を実行した「ウォレットの数」を示します。

取引とは、メタマスクやウォレットで、gasを払って購入することや、何かを実行する事を指します。

アプリの持つContractAddressのTransaction一覧を、EtherscanのAPIなどを用いて、集計する事で、毎日のDAUを計測しています。

もし、計測値が合っているか確認をしたい、と言う場合は、以下の手順で確認が行えます。
・EtherscanのAPI( https://etherscan.io/apis#accounts )を用いて、コントラクトアドレスの'Normal' Transaction一覧を取得する
・エクセルでそれぞれの取引を日ごとにカウントする→取引数
・エクセルでそれぞれのValueを日ごとに足す(10の19乗で割る)→取引量
・エクセルでそれぞれのFromのアドレスの数を日ごとにカウントする。→DAU


なぜDAUが注目されるのか。

なぜ、DAUがブロックチェーンゲーム(dApps)では注目されるのかと言うと、他の計測可能な値が、ゲームやシステムによって差が出やすいからです。
計測可能な値として、DAUの他に、取引数(Transactionの合計)と取引量(Transactionで送金されたEthereumの合計)があります。
この二つは、ブロックチェーンゲーム(dApps)の作り方によって、大きく数の出方が異なってきます。

取引数の場合

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取引数の場合、無料でエアドロップがある場合、無料でアクションを記録するアプリの場合は、大きな数字が出ます。
「このダンジョンを探索する」、なども、ブロックチェーンゲームではgas代を払って実行しているものもあります。
また、一個のアセットの販売価格帯に差がある場合も、同じトランザクション数なのに売り上げは全然違うということなどが起こります。

1万回一日に取引があっても、1ETHの売り上げしかないブロックチェーンゲーム(dApps)と、
10回しか取引が無いのに100ETHの売り上げがあるブロックチェーンゲーム(dApps)で比べると、前者の方がランキングが上になると言う事が起こり得ます。

取引量の場合

例えば、オークション形式のマーケットを採用しているゲームの場合、Ethereum上では以下のような処理が走ります。

最初の人が入札
 入札者が1Ethを送金→ゲームのContractAddressへ1ETHが送金される。

2人目が入札
 入札者が1.1ETHを送金→ゲームのContractAddressへ1.1ETHが送金される。
 ゲームのContractAddressから最初の入札者へ1ETHが送金される。

3人目が入札し落札
 入札者が1.2ETHを送金→ゲームのContractAddressへ1.2ETHが送金される。
 ゲームのContractAddressから2人目の入札者へ1.1ETHが送金される。
(落札をするとContractAddressから入札者へERC721Tokenが送られる。)

上記の場合、DAUは3ですが、取引量は、1+1.1+1.2=3.3ETHとして扱われます。
()は、落札決定時間後に新たなTransactionを誰かが実行した際に送付されます。

売り上げとしては1.2ETHだったとしても、取引量で言うと3.3ETHと、固定額で販売する場合では、取引量で差が出ます。

以上の事から、ブロックチェーン上の取引記録のうちで、dApps間で唯一共通して比較できた値がDAUでした。

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