ゲーム特化型ブロックチェーンOasysが暗号資産損益計算サービス「クリプタクト」と連携。全ゲームおよびアプリでの自動損益計算が可能になり、BCGユーザーの税務処理が容易に。
Oasys Pte. Ltd.は、暗号資産の損益計算サービス「クリプタクト」と連携し、Oasys上の全ゲームおよびアプリにおける自動損益計算が可能になったと発表した。
損益計算ツール @cryptact が #Oasys Hub-Layerおよび全Verseに対応しました!
— Oasys | 日本語公式アカウント🇯🇵 (@oasys_japan) November 22, 2023
Oasys上の全ゲーム・アプリの自動損益計算が可能になり、日本ユーザーの皆様の確定申告、事業者の皆様の会計処理を容易にします📑https://t.co/wCosjAz5xE pic.twitter.com/B9qCCw3ObZ
ゲーム特化型ブロックチェーンプラットフォームである「Oasys」と暗号資産(仮想通貨)の自動損益計算サービスを提供する「クリプタクト」が提携を行ったことが発表された。この連携により、Oasys Hub-Layer(Layer1)および全Verse(Layer2)におけるすべてのゲームとアプリケーションで、自動的に損益計算が可能になる。
近年、GameFi(ゲームファイ)市場は世界的に急速な拡大を遂げており、その市場規模は2028年には約380億ドルに達すると予測されている。GameFi市場の成長とともに、ゲーム内での収益や「DeFi(分散型金融)」の仕組みが注目されており、これらの収益は原則として雑所得に分類され、所得税の課税対象となる。このため、正確な損益計算と確定申告が必要不可欠であるが、個々のユーザーにとっては複雑な税務処理となる。
「クリプタクト」は、ウォレットアドレスの入力のみでOasys上のすべてのゲームを含むDappsの取引履歴を自動で取り込み、損益計算を行うことが可能。また、Web3の家計簿サービス「defitact」もOasysに対応し、ユーザーは自身のポートフォリオを可視化できるようになった。
この提携により、BCGユーザーだけでなく、事業者にとっても会計処理が容易になり、暗号資産に関する税制改正への対応がスムーズに行えるようになると期待される。
OasysのDirector森山大器氏は、この連携によりユーザーおよび事業者の会計処理の負担が大幅に軽減されると述べている。これにより、より多くの日本のユーザーにOasysのゲームを楽しんでいただけることが期待されている。
また、株式会社pafinの共同代表取締役アズムデ アミン氏は、過去3年間でDeFiが驚異的な進化を遂げてきたとし、GameFiや個々人にとっての持続可能かつ蓄積可能な価値の創造が自然な発展であると述べている。
Oasys Pte. Ltd.:https://oasys.games/
クリプタクト:https://cryptact.com/
pafin株式会社:https://pafin.co.jp/