株式会社ドリコムは、3月18日に、Web3事業への参入を決定したと発表。ThirdverseグループとGameFi領域におけるブロックチェーンゲームの企画・開発・運営に関する基本合意契約を締結し、RPGの名作「Wizardry」を海外向けにブロックチェーンゲーム化し販売することを発表した。
Thirdverse はVirtual Realityコンテンツ・サービスの企画・開発・販売・運営する会社で、gumiの創業者である国光氏が代表取締役CEO / Founder を努めている。
ドリコムはブロックチェーン技術の研究開発を2017年から行っていて、2019年にはDAppsをリリースしてたこともあった。それから本格的な事業化には至らなかったが、2021年後半からのWeb3市場における、GameFiプロジェクトやNFTプロジェクト事例が増えてきたこと等が参入の理由としている。
ドリコムは「Wizardry」シリーズのうち,1990年以降の「Wizardry 6」「Wizardry 7」「Wizardry 8」,そして「Wizardry Gold」の著作権および「Wizardry」の国内外の商標権を獲得しており、『ウィザードリィ(Wizardry)』の新作スマートフォン向けゲームアプリ「Wizardry VA(仮)」の制作がアナウンスされていたが、今回発表されたGamiFi版「Wizardry」は「Wizardry VA(仮)」とは別の作品になるとの事だ。
また、今後海外向けの2作品の制作を予定、Thirdverseグループがパブリッシャーとなり、ドリコムはブロックチェーンゲームの受託開発を行うとしている。
出典 : youtube
「Wizardry VA(仮)」開発中スクリーンショット
「Wizardry」がブロックチェーンゲームとしてどのような作品になるのか期待したい。