NFTマーケティングツール「Enjin Beam」を活用
ブロックチェーンゲームのプラットフォームを開発運営する「Enjin」はNFTを用いたマーケティングキャンペーン「MyFirstNFT」を実施し、そのキャンペーンの結果を発表した。
Twitter等を通じて、QRコードをEnjinウォレットで読み込ませる方法で、5万枚のユニークなデジタルアートNFTをエアドロップ(無料配布)するキャンペーンだった。
Enjinの日本コミュニティに感謝を込めて、スペシャルNFT🎁のQRドロップを開始しました🚀
— Enjin Japan (@EnjinJP) May 21, 2021
#NFT は、あなたを含むすべての人のためにー✨Enjin Walletでスキャンして瞬時にゲット!
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Enjinはキャンペーンの結果に対して「この度発行した5万枚のNFTは48時間以内にすべて取得されました。そして3万8千人の新規ユーザーを獲得し、このマーケティングアプローチが有効であることを示しました」と発表している。
このキャンペーンではEnjinが開発したNFTマーケティングツール「Enjin Beam」が使用されている。
Enjin BeamはQRコードをEnjinウォレットでスキャンすることで、NFTをそのウォレットに送信できる。ゲーム内にこの仕組が組み込まれていれば、ゲーム内アイテムをユーザーに送信することも可能であるとしている。
また、高騰するガス代を低減する「Jumpnet」を使用しており、大幅なガス代節約を実現したと主張している。
Enjin CEOのMaxim Blagov氏は「マーケティングキャンペーンは、要求するのではなく与える時に最も効果を発揮します。従来、無料のアイテムを物理的に配布するのはコストがかかりすぎ、デジタルアイテムは悪用を防ぐための措置を取る必要がありました。NFTとブロックチェーンは、マーケティング業界にとって革命的です。デジタルキャンペーンのシンプルさと低コスト、そして物理的なマーケティングのエンゲージメントを兼ね備えています。顧客にリーチする新しい方法を求めている企業にとって、これは画期的です。」とコメントしている。