小澤氏 : バトルの部分が、2月頃をめどに開発が終わる予定ですので、3月にβテスト、4月を目処にリリースを予定しています。
バトルは、国産ブロックチェーンゲーム 初のリアルタイム通信を使ったPvPのカードバトルです。
ただ、リアルタイムPvPのため、ユーザー数が少ないとマッチングしないという問題があります。
なので、初期デッキも無償で配布し、ウォレットやメタマスク、イーサリアムを持っていなくてもプレイする事が可能なスキームにしていて、既存のブロックチェーンゲームユーザーだけではない、新しい層、ソーシャルゲームユーザーに市場を拡大していけたらと思っています。
浜田 : カードはオンチェーンなんですか?
以前拝見した際はビットコインでの決済などもありましたがどういう仕組みを取っているのかと気になっていました。
小澤氏 : はい。オンチェーンです。一時的にユーザーのウォレットをゲームのサーバー内に作りまして、運営がガス代や代金を肩代わりする形でトークンをオンチェーンに載せています。
決済に関しては、現状はゲーム内でのみ流通するトークンとなっていますので、2号仮想通貨には該当しない整理をしており、支払い自体は法定通貨でもビットコインでもできる仕組みを取っています。
現状だとDAppsの意味がないですが、今後ゲーム外でもトークンを自由に売買をできるようにするところまでは計画しています。
もちろん、法定通貨は入れず、メタマスクやイーサリアムを必須にして、リテラシーが高いユーザーしか参加できないようにすることも可能ですが、我々の存在理由がなくなってしまう。
そこは当初と同じく、ベンチャー精神を持って突っ込んでいきたいと思います。
小澤氏 : 今回の炎上がなければ、資金調達もなかったですし、関係者のお力を借りる事もできませんでした。
ポジティブにとらえるならば、炎上があったおかげで、今後の飛躍につながる可能性のある良い体制を作れたと思っています。
ピンチはチャンスだったかなと思っています。
小澤氏 : あの時一番怖かったのは、これが原因かわからないですが、自宅のドアをガチャガチャとやられる事が何回かあって怖かったですね。
ただ、ソーシャルゲームの色んな社長なども「俺の時も家のポストにカミソリが入ってたよ」というような話も伺ったりしましたね。
浜田 : みなさんそうやって強くなっていくんですね。
小澤氏 : みたいですね。
小澤氏 : ブロックチェーンゲーム はまだまだ黎明期で、ベンチャーが色々な線引きを作っていくフェーズだと思っています。
今後も20代の若手メンバーで、リスクをとってチャレンジをして、新しい事例を作っていきたいと思いますので、応援していただけたら嬉しいです。
小澤様お忙しい中お時間をいただきありがとうございます。
CryptoSpellsのリリースを楽しみにしております。
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