この度Enjin Pte.Ltd.(本社:シンガポー ル、CEO:Maxim Blagov、以下「Enjin」) は、カナダのゲーム開発会社、Skymarch Entertainmentが、Enjinのエコシステムへ参画したことをお知らせします。
同社はEnjin Platformを、現在開発している3つのゲーム(Zeal・Crystals of Fate・The Galaxy of Lemuria)へ導入し、EthereumベースのNFTを発行します。また上記ゲームは現在開発の後半段階にあり、既にデモ版が一般公開されています。
Skymarch Entertainmentのメンバーは、これまでUbisoft・Riot Games・Disney・ElectronicArtsといった大手企業とのプロジェクトに携わっており、ゲーム業界において計30年以上の経験があります。同社はNFTを発行することで、複数のゲームで使用できるIPを作成するほか、10のゲーム開発会社が参画しているEnjin Multiverseにもジョインし、既存NFTの活用することも計画しています。
Skymarch EntertainmentのCEOであるJonathon McKay氏は、今回の参画に関して、下記のコメントを発表しています。
「Skymarch Entertainmentでは、没入感が高く質の高いゲーム体験を作り出すことに取り組んでいます。また我々は近い将来、ブロックチェーンがより多くの人に使われるようになると考えており、スケーラブルで使いやすいエコシステムを構築する、Enjinの方針に共感しました、ユーザーがデジタル資産をより自由に使える環境を、2社で協力して構築していきたいと考えています。」
Skymarchが開発するゲームには、さまざまなゲームユーザー層をターゲットにしています。例えばeスポーツファン向けに構築されたカードゲームのCrystals of Fateは、Android・iOS・PCで利用できます。 またゲームシステムは、ハースストーンやマジック:ザ・ギャザリングなどから影響を受けており、臨場感のある仕組みになっています。
PvP RPGである「Zeal」では、World ofWarcraftのゲームプレイシステムをベースにしつつ、PvEやバトルロワイヤル、さらには1v1・2v2・3v3・5v5・10v10といった、さまざまなゲームモードを取り入れています。
「The Galaxy of Lemuria」は、巨大な銀河を舞台にし、トレーディングカードの要素を備えたMMOサバイバルRPGです。
2009年にEnjin Networkの提供を開始し、2000万人以上のユーザーが参加するゲームコミュニティのプラットフォームを構築。2017年にICOで1890万ドルを資金調達した後、誰でも簡単に、ブロックチェーンを用いた開発・マーケティング・取引ができる、プラットフォームの開発を進めています。
ゲーム開発者は、Enjin Platform・Enjin Explorer・Enjin Wallet・Enjin Beamといったプロダクトを使うことで、トークン化されたデジタル資産を、新規ユーザー獲得やエンゲージメント率向上などに活用できます。またこれらのプロダクトには、Ethereumベースのトークンである、Enjin Coin(ENJ)が使用されています。
代表:Maxim Blagov
所在地:16 Raffles Quay #33-03 Hong Leong Building Singapore, 048581
設立:2009年
事業内容:ブロックチェーンゲームプラットフォーム事業
平手宏志朗
Enjin 日本市場担当
kojiro@enjin.io