国内外のブロックチェーンゲーム業界のキーパーソン、キープロジェクトが集結した「Tokyo BlockChain Game Conference2019」イベントレポート-前編をお送りまします。
BlockchainPROseedがブロックチェーンゲームにフォーカスし、デベロッパーによる事例紹介や、業界を牽引する関連企業によるパネルディスカッション等を実施するカンファレンスです。
2019年9月16日に品川TunnelTokyo(Sega Sammy)で開催されました。
朝10時から夜の19時まで16のセッションがあり、招待制の開催でしたが、300人程が参加しました。
昨年11月にBlockchainPROseed開催のブロックチェーンゲームカンファレンスの規模が約30人程だった頃から、10倍の規模となり、ブロックチェーンゲームへの注目が高まっていることを肌で感じました、その模様をお伝えしていきます。
なんとか今日を迎える事ができました。半日の長いイベントになりますが、どうぞよろしくお願いします!! #BlockchainProseed pic.twitter.com/pzFkjprAdZ
— Miss Bitcoin🦋 (@missbitcoin_mai) November 17, 2018
カンファレンスのオープニングは主催であるBlockChainPROseedの藤本麻衣さんが挨拶されました。
カカオトークのブロックチェーンプラットフォームである、KlaytnのブロックチェーンデベロッパーエバンジェリストEric Kimさんは、韓国Kakaoの既存の5,000万人のアクティブユーザーがウォレットを持つようになると話し、メッセンジャーアプリケーションのユーザーがウォレットを持つことのインパクトの大きさを強調しました。
またKlaytnブロックチェーンの性能の話では、4000tpsのトランザクション性能とEthereumの10分の1のガス代が大きな特徴であると説明しました。
グローバルでの参画企業が多く日本からはgumiも参画しているため、今後どのような企業が参画するかにも注目したいです。
Linkerの西窪洋平さんがモデレータとなり、
パネリストとして、
アセット取引所サービスOpenSeaのDevin Finzeさん
Maker DAOのKathleen Chuさん
DAppradarのGrace Tongさん、
によるdAppsをめぐる環境について議論が行われました。
質疑応答での、今後どう進化していくか?の問に対しては、
OpenseaのDevin Finzeさんは、
ゲームをプレイしてアセットを入手するそして、それを転売、交換できる体験がより重要になる環境が今後より進化していくと話しました。
またKathleenさんは、今後さらにDAppsが様々なレイヤーに実装されていく未来が考えられるとし、現在openseaで40ETH以上で売り買いされているマイクリのNFT アインシュタインをデポジットしてDAIを発行するイメージを例にあげ、NFTを担保する事で、他のアセットを発行する可能性も考えられると話していました。
2018年11月に行われたBlockchain PROsee -Game Edition-