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バイナンスも出資するCocos-BCXとは|特徴や将来性について解説

バイナンスも出資するCocos-BCXとは|特徴や将来性について解説
更新日

ブロックチェーンゲームを開発する上で、ゲーム制作の知識、ブロックチェーンの知識と両方が必要となり、開発者にとって非常にハードルが高いです。

Cocos-BCXは独自の開発キッドを利用することで、簡単にブロックチェーン上でDappsを開発、デバッグ、リリースすることができきます。

Cocos-BCXは大手企業との提携や融資、バイナンスに上場したことで話題にもなりました。

この記事ではCocos-BCXの特徴や将来性ついて解説します。

Cocos概要

【通貨名】
Cocos-BCX
【通貨記号】
➤COCOS
【コンセンサスアルゴリズム】
➤DPoS

【公式サイト】
http://www.cocosbcx.io/en/
【ホワイトペーパー】
https://www.cocosbcx.io/static/Whitepaper_en.pdf
【エクスプローラー】
https://explorer.cocosbcx.io/


【Twitter】
https://twitter.com/BcxCocos
【Facebook】
https://www.facebook.com/CocosBcxJapan/
【Youtube】
https://youtu.be/KiKc3FG9Auc;
【Aris】
https://alis.to/33a/articles/2vAXLLAGpzRn
【Discord】
➤: https://discord.gg/jdJMNtC
【Medium】
➤ 5G Cloud Gaming: Ready Player One, All Dreams Come True in 3 Years
【Reddit】
➤: https://www.reddit.com/r/cocosbcx/

【供給量】
➤100,000,000,000 COCOS
【時価総額ランキング】
➤1969位(2019/8/31現在)
【取扱取引所】
➤Binance

Cocos-BCXとは

Cocos-BCXは2017年、Cocos2d-xの中心メンバーによって作られたブロックチェーン開発プラットフォームです。

Cocosとはゲームフレームワークのことで2Dゲームに最適化しており、ゲーム開発に必要な多くの機能を有しています。

最新バージョンでは3D機能まで搭載されており、中国国内でのシェア率は45%、日本国内でも30%のシェア率がある世界No.2を誇るゲーム開発エンジンで、AndroidやiOS向けのスマートフォンゲームでよく利用されています。

・モンスターストライク
・LINE:ディズニー ツムツム
・剣と魔法のログレス
・ブレイブフロンティア
・FINAL FANTASY Record Keeper
・ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト

上記のような日本でも有名なゲームがCocosを使い開発されています。
CocosはOSに依存しないせず全ての機能を無料で扱えることまた、軽量であることから多くの開発者が活用しています。

このようにCocos-BCXはCocosのチームが関わっており、上場する前から高い技術サポート力や体系化されたプロジェクトです。ここ1年間ではいくつか高性能なプロダクトもローンチしています。

Cocos-BCXの特徴

SDK導入により開発しやすい環境

SDKとはソフトウェア開発用キッド(Software Development Kid)の略称で、ソフトウェアやゲームなどを開発するために用いられるフレームワークを指します。

開発者がより便利にDappsゲームを開発するため、Cocos-BCXでは5つのSDKをオープンソースにしています。

既存のゲーム開発者でブロックチェーンの知識が無くても、SDKを使えば既存のゲームの作り方で、ブロックチェーンを扱えるようになります。

また、アセットの管理ツールやウォレット、ブラウザ、アイテム取引所などの機能も供えてあります。

スケーラビリティ問題への取り組み

Cocos-BCXは、スケーラビリティを解消へも取り組んでいます。

コンセンサスアルゴリズムでは、ブロックチェーンが持つ拡張性やトランザクション処理能力といった課題を解決するため、改良型のDPoSが採用しています。

トランザクション処理を細かく分解して、リスポンス、キュー、認証、仮想マシン、インタープリター、コンテナなどを最適化しています。

また、今後改良されたDAGと言う仕組みも導入することで、更にスピードアップが期待されます。

独自のチェーンや、NFT(NHAS-1808)を構築

Cocos-BCXでは独自のチェーンや既存のNFT規格(ノンファンジブルトークン)を改良したNHAS-1808を導入しています。

通常だとEthereumとEOSのチェーンは完全に分けなければいけませんが、Cocos-BCXでは両方とも同時に扱えるようになります。

Cocos-BCXはクロスチェーンの実装に向け、すでにEOSやEthereumなどに対応していています。また、他のブロックチェーンプラットフォームと相互交換できるようにTRON、NEO、ONTなどプラットフォームとも提携しています。

*NFT(Non-Fungible Token)とは、イーサリアム由来のERC721規格を用いて作られた非代替性トークンのこと。イーサリアムのDappsゲームキャラクターやアイテムにあたるもの。NFTは通貨としては機能せず、市場で取引されることで通貨に変えることができる。

コミュニティ力が強い

Cocos-BCXのコミュニティに参加したユーザーは10万人以上を超え、中国のWeChat、Weiboだけでなく、海外チャンネルのMedium、Telegram、Twitter、Facebook、Discord、Reddits、Bitcointalkなど世界中にも広くに分布しています。

また、7月6日時点では、インセンティブツールのBounty Hubにて登録したユーザー数は30万人を超えています。

すでに多くの開発者いる

現在、Cocosには130万人もの開発者が登録されています。

すでに多くの開発者が参加しており、ゲーム開発者にとって重要な要素となる開発言語も多く備えていく予定なので、今後もさまざまなゲームが開発されると予想されます。

大手仮想通貨取引所バイナンスに上場

2019年8月21日、Cocos-BCXのトークン「COCOS」が世界有数の仮想通貨取引所バイナンスに上場をしました。

ここ1年間では、世界三大仮想通貨取引所において初めてIEOなしで上場しており、通常100万ドル以上かかると言われるバイナンスの上場費用に対し、COCOSの上場費用は0円での上場となります。

これはバイナンスがCOCOSに対し価値を認め、取扱うメリットが大きいと感じたからでしょう。

Binanceで取り扱われる通貨ペアは

・COCOS/BNB
・COCOS/BTC
・COCOS/USDT

以上、3種の通貨ペアで取引することができます。

*IEOとは「Initial Exchange Offering」 の略称で、ブロックチェーンプロジェクトの発行するトークンを、仮想通貨取引所が先行販売するサービス

多くの企業から出資・提携を受けている

Cocos-BCXは既にいくつもの大手企業から出資を受けています。

Cocos-BCXはBinance Labs、NEO Global Capital、500 Starupsなど、世界を代表するトップブロックチェーンファンドや投資家から4,000万ドル(40憶円以上)の資金を調達しました。

また、TRONやEOS、LoomNetworkといった仮想通貨・ブロックチェーンゲーム関連企業とも提携しています。

主な投資機関

NGC, Binance Lab, INBlockchain, Dfund,
500Startups, BlockVC, OK Blockchain Capital,
Yisu Capital、Grand Shores Fund, FreeS FUND,

NODE Capital, Consensus Capital, Hash Capital,
NEO Capital, Ticker Capital, Contract Capital,
Junwu Capital, Candy Capital,

Hofan Adventure Capital, BMETA Capital,
BYTE Capital, Minjie Capital, InsurFun, BA Capital,
Consensus Lab, TOKENMANIA and BYZANTIUM Capitalなど

まとめ

ここまでブロックチェーンゲームを開発するためのプラットフォームCocos-BCXについてご紹介しました。

Cocos-BCXは開発キッドが用意さているのでゲームを開発しやすく、強力なバックアップ体制のもとさまざまなゲームが開発されると予想されます。

現在、Cocosの末端ユーザープレイヤーは203カ国/地区で約8億人もいるので、供給が進めば需要も期待できます。

他のブロックチェーンプラットフォームと相互交換できるようになれば、Dappsのインフラ的な存在になるかも知れません。

最新情報はOfficialのTwitter(Official)から得ることができるので、気になる方はフォローしてみては如何でしょうか。

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著者について

ぼ~ぬん

2006年、カルト・ブルーを取得にて フランス・ブルゴーニュのbeauneに1年間勤務。 2016年6月、仮想通貨トレードに参入。 2018年より投資枠を拡大。資産運用中。

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