マイクリプトヒーローズとクリプトスペルズで一部のカードとヒーローが、それぞれのゲームで相互で利用できるようになりました。
ブロックチェーンゲームとしての意義について簡単にですが語ります。
2019年8月29日(木)より、マイクリのヒーローがクリスペのカードに、クリスペのカードがマイクリのエクステンションとして使えるコラボ機能が実現しました。
今回、双方向の交換をインフルエンサーのフクハラ氏がとてもわかりやすく正確に記事にしていましたので、こちらをご参照ください。
ついにコンバートが実現しましたね!
— フクハラ@逆神 (@fukuhara_hdylw) August 29, 2019
マイクリ⇒クリスペ、クリスペ⇒マイクリ双方向のコンバートの仕方についてキャプチャを用いて細かく解説しています。
新しい概念のゲームを体感せよ…!#マイクリ#クリスペhttps://t.co/l5DZRW9HII
さて、マイクリプトヒーローズのヒーローと、クリプトスペルズのカード。
まったく違うゲームで、移動しあえることにどんな意義があるのでしょうか。
ただのコラボじゃん、と思われがちですが、ブロックチェーンゲームにとっては、とても大きな価値を持つと感じます。
ブロックチェーンゲームが他のゲームと違い新しいところとして、アセットが資産になる、自由に使える事だと表現される事は少なくありません。
実は、そうした面から、ブロックチェーンゲームでは、かねてより、CryptoKittiesのKittyVerseを筆頭に、ゲームをまたいだコラボやアセットを使ってレースをすることなどは珍しいものではありませんでした。
しかし、ほとんど誰も利用者がいないようなゲームであったり、
片方のゲームのアイテムを持っていれば他のゲームで何かを貰えるといった、一方通行の形でのコラボであったり、
双方向で行き来ができるような状態で大きなものは、ほとんどありませんでした。
資産ならば、
・誰に売っても良く、
・どこに持っていくのも自由
である。
それができるブロックチェーンゲームは価値があると言われ続けてきました。
その中で、「誰に売っても良く」ばかりが資産の「価値」としてクローズアップされていて、
「どこに持っていくのも自由」な面については、外部マーケットのみがターゲットであることがほとんどでした。
そのことから、ブロックチェーンゲームって何と聞かれて、色々説明した後で、最終的に「ゲームのアイテムをリアルマネートレードできるゲームだよ。」とまとめたことがある人は少なくないでしょう。
今回、日本国内の二大ゲームであるマイクリプトヒーローズとクリプトスペルズが、いつでもどちらへもそれぞれのアセットの交換ができるようになったことによって、
「どこへ持っていくのも自由」と言う点が、ブロックチェーンゲームの「資産」の持つ「価値」として強くなっていくかもしれません。
ブロックチェーンゲームにとっての「資産」の価値の比重が変われば、ブロックチェーンゲームを触った事が無い人へ広がっていく事へもつながるかもしれません。
どうしてもこれまでは、ブロックチェーンゲームは何がすごいかと言うと、「稼げる」が一番のキーポイントでした。
稼げるというと、難しそう、怪しそう、スマホゲームの方が楽しいと、一部の人以外には刺さらず、仮想通貨のイメージから、敬遠されることさえもありました。
それが、「どこへ持っていくのも自由なゲーム」と、広がりの部分が大きな価値となれば、そこは楽しそう、と、新しく刺さる人が出てくるかもしれません。
そうした点で、双方向へ交換・やり取りができるアップデートはとても重要な意味を持つように感じます。
今後どんどん新しいアセットの交換が発表される事に注目です。
この記事が良かったら
いいねしよう
毎日情報を更新しています。
この記事が良かったら
いいねしよう
毎日情報を更新しています。