NBA(全米プロバスケットボール協会)とNPBA(プロバスケットボール選手協会)は、Dapper Labsと提携し、ブロックチェーンベースのバスケットボールゲームNBA Top Shot(NBAトップショット)を開発。
2020年頭に提供予定としています。
NBA(全米プロバスケットボール協会)とNPBA(プロバスケットボール選手協会)は、Crypto Kitties(クリプトキティーズ)を開発した企業Dapper Labsと提携し、ブロックチェーンベースのバスケットボールゲームNBA Top Shot(NBAトップショット)を開発していることを発表しました。
2019年秋にローンチする予定で、実際にゲームをプレイできるのは、2020年頭に予定されています。
・NBA公式ゲーム
・自分の理想的なチームを編成できる
・チームや選手を育成する
・実際に試合でプレーした内容も反映される
・ブロックチェーン技術を利用してトークン化する
・選手の様々なプレーをデジタル収集物(モーメント)として、所有・売買・取引することできる
・モーメントは対戦時に使うことができる
Dapper Labs社は、2017年11月にDappsゲーム「クリプトキティ(CryptoKitties)」を開発した企業で、サムスン電子傘下のサムスンネクスト、Googleベンチャーズ、ロックフェラー一族が設立した投資会社ベンロック、クリプトファンドのGBICなどから約1,500万ドル(約16億円)を調達に成功しました。
Dapper Labs uses the power of play to deliver blockchain-based experiences that are made for you and ready for the real world.
各スポーツ界、ブロックチェーンの関心度は高まっていますが、バスケットボール界においてもブロックチェーン技術の普及が進められています。
ここでは、NBAでのブロックチェーン技術を活用するチーム、選手をいくつか取り挙げてみました。
2018年9月、テキサス州ヒューストンを拠点とするNBAチーム、ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)は、2018年9月にマイニング業界最大手ビットメイン(BITMAIN)の関連会社アントプール(AntPool)とスポンサー契約を結んでいます。
この提携により、ヒューストン・ロケッツが所有するスタジアム(トヨタセンター)にアントプールの専用ブースが設けられ、来場者はそのスペースを通じて仮想通貨やブロックチェーン、マイニングなどについて知識を学ぶことができるそうです。
The official site of the Houston Rockets. Includes news, scores, schedules, statistics, photos and video.
カリフォルニア州サクラメントを拠点とするNBAチーム、サクラメント・キングス(Sacramento Kings)は、スタジアムに設置された太陽光パネルで得られた電力を利用して、イーサリアムのマイニングを行なっています。
マイニングによって得られた資金は、慈善活動プログラム(「MinigForGood」に役立てています。
The official site of the Sacramento Kings. Includes news, scores, schedules, statistics, photos and video.
テキサス州ダラスを拠点とするプロバスケットボールチーム、ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)は、健康的な生活を送るために日頃から運動に励んでいる人々を支援している仮想通貨プロジェクトLympo(リンポ)と提携。
この提携により、Lympoで報酬として支払われる仮想通貨リム(LYM)は、ダラス・マーベリックス試合のチケットやその他の関連グッズなどにも利用できるようになります。
ブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)に所属するスペンサー・ディンウィディー(Spencer Dinwiddie)氏は、自身がプロデュースしているスニーカーブランド「K8IROS」で仮想通貨決済を導入。
K8IROSは、同氏が全面協力しているブランドで、販売で得られた収益の25.08%を恵まれない子供達に寄付するとしています。