株式会社ミクシィは、NBA Top Shot や、クリプトキティーズを開発、運営しているDapper Labs Inc.と業務提携に関する基本合意書を2021年11月1日に締結したと発表した。この提携から日本市場において、Dapper Labs社のブロックチェーン「Flow」を活用した新規事業創出を目指すとしている。
Dapper Labs社のFlowはゲーム向けのブロックチェーン技術で、同社のNBA Top Shot や様々なブロックチェーンゲームが対応を進めており、DAppsを簡単に構築できるよう設計されたオープンソースのプラットフォームとなっている。ミクシィは本提携によりDapper Labsのブロックチェーン技術ノウハウとミクシィのエンタメ、スポーツ領域の事業開発のノウハウを活かすことで、国内でのNFTサービスを創出する考えだ。
ミクシィはブロックチェーン「Flow」を活用した新規事業の企画、開発を行う。Dapper Labs社は当社にブロックチェーン技術や運営ノウハウ、開発支援等を行うとし、日本国内でのサービス提供を目指す。
株式会社ミクシィ代表取締役社長の木村弘毅氏はコメントで「「Flow」を活用したサービス展開を行うことで、日本での新たなスポーツの楽しみ方や財源として、また様々なエンタメコンテンツのデジタルアセット化を通して日本のNFT市場を大きく賑わせたいと考えています。」と話し、スポーツへのNFT活用に積極的な考えを示した。
ミクシィがブロックチェーンゲームを出す可能性はまだ未知数だが、ミクシィのスポーツとの関わりは深いため、NFTの世間的な認知がより加速することで、デジタルコンテンツへのNFT化は当然となっていくだろう。そうすると、広く使われているスマホの支払いアプリが暗号資産のウォレットとして機能する可能性も出てくると考えられる。ミクシィの動きから目が離せない。
株式会社ミクシィ:https://mixi.co.jp/
Dapper Labs:https://www.dapperlabs.com/