EOSとはDAppsなどの分散型アプリケーションのプラットフォームです。2017年7月から2018年6月までの約1年間に渡りICOを行い、歴代最高記録のICO調達額である約4,300億円を調達しました。
今回はDAppsのプラットフォームであるEOSの特徴をご紹介します。
EOSの特徴は以下の通りです。
・トランザクションの高速処理が可能
・DAppsの利用に手数料がかからない
・コンセンスアルゴリズムにDPOSを採用
それぞれ解説していきます。
1つ目の特徴は、EOSは一秒間に何百万件という膨大な数のトランザクション処理が可能ということです。
ちなみにイーサリアムの一秒間のトランザクションの処理数は約15件ですので、比較にならないくらいにEOSのトランザクションの処理が高速なことがわかります。
2つ目の特徴は、EOSはDAppsの利用に手数料かかかりません。イーサリアムの場合、DAppsを利用するにはETHが必要になります。そのため、盛んにサービスを利用する人にとって大きな負担となる仕組みになっています。
その点、EOSは手数料がかからないため、使用者にとっても非常に有益なプラットフォームであることは間違いありません。
3つ目の特徴は、コンセンスアルゴリズムにDPOSを採用しているという点です。DPOSはプラットフォーム内で特定のノードに投票の権限が委託されます。そのため間接民主政治のような仕組みになっています。
そのため、大量のコンピュータパワーを必要とせず、環境にも優しい機能です。対照的にイーサリアムが採用しているPowは大量のコンピューターパワーを必要とします。
DAppsのプラットフォーム【EOS】の特徴について解説してきました。いかがでしたでしょうか。
様々な機能の特徴からもEOSはイーサリアムの欠点を補うような形で開発されたプラットフォームです。そのため世間では「イーサリアムキラー」と呼ばれることも。
DAppsのプラットフォームはイーサリアムを始め、多くのプラットフォームがありますが、その先駆け的存在がEOSといえるでしょう。