株式会社BLOCKSMITH&Co.は、株式会社Liquidと共同開発した顔認証対応Web3ウォレット「BLOCKSMITH WALLET」を、ポイ活クイズアプリ『QAQA』に導入した。シードフレーズ不要のノンカストディアルウォレットで、MPC技術を活用した秘密鍵管理により、安全かつ手軽な利用を可能にしている。
BLOCKSMITH WALLETは、秘密鍵をユーザー自身が管理するノンカストディアルウォレットでありながら、従来のようなシードフレーズの管理が不要な点が特徴だ。
【プレスリリース】
— BLOCKSMITH_JP (@BLOCKSMITH_JP) March 31, 2025
株式会社BLOCKSMITH&Co. は、株式会社Liquidと、シードフレーズ不要なノンカストディアル顔認証Web3ウォレット「BLOCKSMITH WALLET」を共同開発しました。
ユーザー投稿型のポイ活クイズアプリ「QAQA(カカ)」上で提供を開始します。https://t.co/5Dr5Qj8kg7
BLOCKSMITH WALLETは、秘密鍵の管理に顔認証とMPC(マルチパーティ計算)技術を活用し、ウォレット復元時の本人認証を顔認証で行うことで、従来の煩雑な管理から解放される。これにより、Web3初心者でも簡単にウォレットを運用できる仕組みを提供する。
株式会社BLOCKSMITH&Co. (本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:真田 哲弥、以下「BLOCKSMITH」)は、ELEMENTSグループの株式会社Liquid(本社:東京都中央区、代表取締役:長谷川 敬起、以下「Liquid」)と、Liquidの当人認証サービス「LIQUID Auth」の顔認証を活用した、シードフレーズ※1不要なノンカストディアル※2顔認証Web3ウォレット「BLOCKSMITH WALLET」を共同開発しました。この度、BLOCKSMITHが提供するユーザー投稿型のポイ活クイズアプリ「QAQA(カカ)」上で提供を開始します。
※1「シードフレーズ」…ウォレットへのアクセス回復に使用する単語のリスト
※2「ノンカストディアルウォレット」…利用者が秘密鍵を自ら管理するウォレット
従来のノンカストディアルウォレットの多くは、機種変更時などに行うウォレットの復元に12〜24個の英単語をランダムに並べたシードフレーズを使う一方で、シードフレーズを忘れるとウォレット内の資産へアクセスできなくなります。シードフレーズはユーザーの自己管理が必要で、紛失した際も第三者による復旧の手助けを求めることができません。これらの課題があり、手軽に使えるとは言えず、Web3普及の大きな阻害要因ともなっていました。課題解消のために、Web3関連事業を展開するBLOCKSMITHが独自開発するWeb3ウォレットに、生体認証に強みを持ち累計6,000万件以上の本人確認を実施する、Liquidの顔認証技術を組み合わせることとなりました。
ユーザー自身が秘密鍵※3を管理するノンカストディアルウォレットですが、シードフレーズが不要です。顔認証とMPC(マルチパーティ計算)※4技術を活用して秘密鍵を管理することが出来る点が特徴です。機種変更時に行うウォレットの復元などで必要な認証に、紛失リスクのあるシードフレーズを使わず、顔認証を活用します。これによりウォレット内の資産へアクセスできなくなるリスクを軽減し、初心者でも使いやすい仕組みを実現しています。
※3「秘密鍵」…暗号資産(仮想通貨)の所有者であることを証明する機密データ。暗号資産(仮想通貨)を所有している所有者のみが知る情報で、ウォレット内で管理、保管する
※4「MPC(マルチパーティー計算)」…暗号化された入力値に対する計算結果を互いに秘匿にした状態で導き出す技術
<顔認証とMPC技術によるウォレット復元の仕組み>
MPC技術により、秘密鍵はユーザーの端末と、BLOCKSMITH、Liquidのサーバー三者に「断片」として分散して管理されます。端末変更や紛失などでウォレットの復元が必要な場合、ユーザーによる顔認証完了後、BLOCKSMITHとLiquidが保有する秘密鍵の断片で復元を行います。顔認証の活用により、サーバーから断片を取得する際の不正アクセス防止が可能です。また、鍵の分散管理により、1つのサーバーが攻撃された場合でも全ての情報が漏洩するリスクが低減されます。
※5 (参照)金融庁パブリックコメント (6ページ No.14)
事業者A及び事業者Bが、それぞれ別個独立して利用者から委託を受けた上で、当該利用者の暗号資産を移転するために必要な秘密鍵の一部を管理している場合であって、各事業者が自己の保有する秘密鍵のみでは利用者の暗号資産を移転することができない場合には、両事業者は、いずれも主体的に利用者の暗号資産の移転を行い得る状態にないと考えられるため、基本的には、資金決済法第2条第7項第4号に規定する「他人のために暗号資産の管理をすること」に該当しないと考えられる。
https://www.fsa.go.jp/news/r1/sonota/20200403/01.pdf
<顔認証について>
Liquidは、サービス利用者がアカウント開設時に登録された本人であるかを確認する当人認証サービス「LIQUID Auth」を提供しています。「LIQUID Auth」の顔認証により、「QAQA」のユーザーが秘密鍵のバックアップ設定の会員登録時に撮影する顔データと、ウォレット復元時の顔データを照合し、ウォレット復元に必要な認証を行います。
『QAQA(カカ)』は、クイズを出題したり、解答者として連続正解してゲーム内通貨「CHIP」をため、たまった「CHIP」は商品、金券、暗号資産に交換することができる、ユーザー投稿型のポイ活クイズアプリです。
個人や企業が持つ強い想いや熱意を、クイズという形で広く届けられる特性を活かして、これまで多くの企業とコラボレーションを実現してきました。今後も、コラボレーションにご参加いただける企業を広く募集していきます。
<ダウンロード>
iOS:https://apps.apple.com/jp/app/id6450161082
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.blocksmith.quiz
ネットバンキング、EC、ATM、オンライン試験、自動入退室管理などの幅広い場面において、サービスの利用者が利用開始時に登録された利用者本人であるかを確認するサービスです。スマホ端末を用いた所持認証手段のFIDO認証のほか、本人確認サービスの「LIQUIDeKYC」と連携して身元確認済みの顔データを用いて顔認証を行う「Auth Face」など適材適所で使い分けられる一連の認証手段を提供する点が特徴です。身元確認済みの顔データを事後に改ざんすることは極めて困難であるため、万が一パスワードやスマホ端末など他の認証情報が詐取されても、なりすまし不正防止ができます。
URL: https://liquidinc.asia/liquid-auth/
2022年4月1日にKLab株式会社のWeb3 関連事業を管轄する子会社として設立。
これまで培ったゲーム企画・開発・運用のノウハウを活かし、新しい独自のブロックチェーンサービスの創出に挑戦中。2023年1月にローンチしたThirdverse社との共同タイトルである、日本を代表するサッカー漫画『キャプテン翼』のIPを活用した新感覚ブロックチェーンゲーム「キャプテン翼 -RIVALS-」を開発。また、ユーザー投稿型のポイ活クイズアプリ『QAQA』」を2024年12月17より正式リリース。
社名 :株式会社BLOCKSMITH&Co. (ブロックスミス アンドコー)
代表者 :代表取締役社長CEO 真田哲弥
設立 :2022年4月1日
資本金 :1,499万9,950円
本社所在地:〒106-6122 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー
事業内容 :ブロックチェーン技術または暗号資産、NFTを活用したプロダクトの開発および配信
URL :https://www.blocksmithand.co.jp/
※記載された会社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。
【SNS】
Linkedin:https://www.linkedin.com/company/blocksmithandco/
X:https://twitter.com/BLOCKSMITH_JP
Liquidは、生体認証を活用し、認証を空気化することで、世界約80億人全ての人があるがままの状態であらゆるサービスを簡単・安全に使える、なめらかな社会の実現を目指しています。また、金融の取引時確認(犯罪収益移転防止法)、携帯電話契約(携帯電話不正利用防止法)、中古品買取(古物営業法)、不動産取引、CtoC取引などにおける本人確認のオンライン化の流れに合わせ、業界や導入事業者をまたがって横断的に不正検知を行う仕組みを提供し、利便性とセキュリティの両面を追求して参ります。
所在地:東京都中央区日本橋本町3-8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング3 5階
代表者:長谷川 敬起
設立:2018年12月
Webサイト: https://liquidinc.asia
サービスサイト:
身元確認サービス「LIQUID eKYC」https://liquidinc.asia/liquid-ekyc/
当人認証サービス「LIQUID Auth」https://liquidinc.asia/liquid-auth/
所在地:東京都中央区日本橋本町3-8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング3 5階
代表者:代表取締役会長 久田 康弘
代表取締役社長 長谷川 敬起
証券コード:東証グロース市場 5246
設立:2013年12月
Webサイト: https://elementsinc.jp/
※本プレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。