WEMADEは、自社のブロックチェーンエコシステム「WEMIX3.0」の透明性を強化するため、世界で最も多く使われているイーサリアムのブロックエクスプローラー「Etherscan」を開発・運営しているイーサスキャンとパートナーシップを結ぶと発表した。
Wemade partners with #Etherscan for transparency of the WEMIX3.0 ecosystem#WEMIX Medium: https://t.co/KzJsYxWuyv
— WEMIX (@WemixNetwork) May 22, 2023
- Joining forces to develop block explorer for WEMIX3.0 and Kroma, which will launch in the first half of this year
- Etherscan develops and operates Ethereum’s…
今後、両社はWEMIX3.0メインネットとイーサリアムのレイヤー2プロジェクト「Kroma」のブロックエクスプローラー開発のため共同作業を行い、新しいブロックエクスプローラーは、取引の詳細情報をより透明に照会できる機能を提供する。
この新たなブロックエクスプローラーは、今年上半期中に公開される予定だ。
イーサスキャンは、ブロックチェーンデータサービスの専門企業で、Binanceのブロックエクスプローラー「Bscscan」、ポリゴン(MATIC)のブロックエクスプローラー「Polyscan」、アービトラム(Arbitrum)のブロックエクスプローラー「Arbiscan」など、多様なブロックエクスプローラーを開発している。
WEMADEは、このパートナーシップを通じて、WEMIX3.0メインネットの先進的なブロックチェーン技術と、高度な透明性を保持するメガエコシステムの革新的進化を持続的に追求する方針を明らかにした。
「Kroma」は、WEMADEの子会社である「Lightscale」が開発するイーサリアムのレイヤー2プロジェクトだ。これは、ゼロ知識証明(zkEVM)を活用したオプティミスティック・ロールアップ(Optimistic Rollup)方式を採用している。そして、ZKロールアップ技術の実現基盤となるレイヤー2ブロックチェーンの完成を目指している。
WEMIXのブロックエクスプローラーが出来ることで、ユーザーにとっても様々なサービスでWEMIXが提供するゲームの活況や、取引の内容を知る機会が増えてくると考えられる。APIがオープンになれば我々のようなメディアでもゲーム内の状況を簡単に把握できるようになる。