GMOインターネット株式会社は本日、NFTマーケットプレイスである「Adam byGMO」の運営を目的とした「GMOアダム株式会社」を設立したと発表した。
本日行われた記者会見でGMOの代表取締役会長兼社長の熊谷氏は、NFTはビジネスにおいてインターネットの登場、ブロックチェーン技術の次に衝撃を受けた3つ目の技術だと語り、クリエイターは今まで海賊版の被害や、2次流通による利益を受けることができなかったが、真贋性を証明可能で、2次流通での売上をコンテンツ作成者が受け取る事が可能なNFTは、デジタルコンテンツの流通に革命を起こす技術になると話した。
「Adam byGMO」は8月中のβリリースを目標で開発を進めており、年内の本リリースを予定している。
また最安級の手数料と、日本語、英語、中国語(簡体字)に対応し、セット販売や、イーサリアム以外のプロトコルへの対応を予定。
β版リリースではアートや、音楽などのプロフェッショナルの作品をNFTとして販売を予定、その後デジタルトークン、セキュリティトークン、不動産 登記的なものを取り扱っていく予定。
また、同記者会見にK-1スーパー・フェザー級王者の武尊選手、K-1中村拓己プロデューサーが出席し、K-1から「Adam byGMO」へコンテンツの提供を行う計画をしていると述べた。
また、幻冬舎は坂本龍一氏、村上龍氏、原田マハ氏、西野亮廣氏を始めとするクリエイターのNFTを「Adam byGMO」で発売するべく準備している。秋元康氏もコメントを寄せているなど様々な業界からの期待が集まっている。