ブロックチェーンに対応したインディーゲームである「LIBERATE」を開発したzap氏にインタビューしました。
大学卒業後、ずっと機関系のSEをやっています。
パソコン関係の仕事なのですが、ゲーム開発とは無縁です。
元々ゲームが大好きなのですが、「対戦して勝ち残る」
ことからドロップアウトしまして、欲求が「ゲームを作成したい」というものにシフトしていきました。
そこから趣味でボードゲームを作成して友人内で遊んでいたのですが、
ゲームマーケットなどで公開するのは心理障壁が高くて公開できていませんでした。
電子ゲームなら同人ゲームを公開するのも簡単なように思えましたが、
開発環境などが全然わからず手付かずでした。
そこにALISBOOTCAMP※という開発をサポートしてくれる団体と出会い、
現在はホーさんという方の手助けを行ってもらいながら開発を続けています。
電子ゲームの中でもブロックチェーンゲームを選んだのは、
・同人ブロックチェーンゲームの数が少なかった
・ブロックチェーンゲームの「ブロックチェーン部分」は技術的にそこまで難しくない
・自分自身ブロックチェーンゲームを遊んでいて、親近感があり、
打診したら既存ブロックチェーンゲームの素材を使わせてもらえた
という点が大きいです。
※ALISbootcamp https://alis.to/tag/ALISbootcamp
テキストベースのダンジョン探索RPGです。
1980年代のゲーム風に画像は1枚絵だけ、アニメーションなし、
表示されるテキストで状況を想像してもらうゲームです。
アニメーションが全然ない状態でテキストが山のように表示されるのと
「散々調整を行ったうえでダンジョンに挑んで、最後は運」というのが好きな方に向いていると思います。
Node.jsという言語で、Visual Studio Codeをつかっています。
DBはMongoDBです。
ゲームデザイン以外ほとんど全部が難しくて、その都度全部、ホーさんに助けていただきました。
ゲームを作る上でマイクリAPI、クリスペAPI、OpenSea APIを利用しています。特にOpenSea APIがNFTを参照する肝になっています。
また、MCH+の援助を受けています。
ゆくゆくはMCH+として宣伝をしてもらえるかもしれません。
『MCH+(MCH plus)』は、ブロックチェーンゲーム開発支援プログラムです。 doublejump.tokyoが運営するブロックチェーンゲーム『マイクリプトヒーローズ(マイクリ)』の運用エンジンを活用し、開発支援のみならず、参加ゲーム相互でのゲームアセット利用などブロックチェーンゲームエコシステムの拡大を目指します。
今はLIBERATE内にスロットを順次作成しています。
並行してLIBERATEの新エリアを作成中です。
また、マギアストーンとコラボの話は進んでます。
なんですが、現在LIBERATEにオリジナルキャラがいなくて、それが出来たらってことになってます。
キャラは友人に発注中ですので、時期は未定になってしまいますが。
※zap氏と「マギアストーン」開発者のゆうき氏は同じAliceBootCamp出身
正直今困ってます。
無収益のモデルで作成したので、世間に公開できたという欲を消化できた後で向かう方向を定められない状態です。
今から収益化も難しいし、作り進める度に出費がかさんでいくので心がおれそうです。
ですが、LIBERATEはプレゼン資料の側面があって、提出対象者がブロックチェーンゲーム開発者だったりします。
なので、ゲーム作っている人に遊んでもらいたいです。
インタビュー終わり
インタビューさせて頂いたzapさんありがとうございました。
テキストだけのゲームで始める前は抵抗ありますが、やってみると、自分の所有しているNFTでパーティーが組めて、ダンジョン探索ができる感覚は新しく、NFTによって強さが異なる為、強いNFTを探したりするのも楽しいです。ローグや、ウィザードリィ等が好きな方なら気にいると思います。
zapさんに運営を続けてもらうためにも、皆でLIBERATEを遊んで応援してみてはいかがでしょうか?
ブロックチェーンゲームをインディーで開発している方はまだまだ少ないい状況ですので、BCGIでは開発者を応援したいと考えています。
インタビューやゲーム情報など無料で掲載致します。
ブロックチェーンインデーゲーム開発者の方ご連絡お待ちしています。