海外のブロックチェーンMMORPG「ナインクロニクル」のプレセール内容について解説します。
出典 : youtube
Nine Chronicles Teaser (Steam)
ナインクロニクルは、韓国のゲーム会社PLANETARIUMが制作するブロックチェーンMMORPG。
ダンジョンを周回しながら、レベルアップやドロップアイテムで強化していく系のゲームで、クラフト、アリーナ、マーケットなどの定番コンテンツが用意されています。
マーケットでは、ゲーム内通貨のNCGを使った取引が可能となっています。
現在はβテスト中で、2020年9月にPC向け、2021年にモバイル向けにリリースされる予定です。
ナインクロニクルの特徴は、ゲーム自体をオープンソース化していくこと。運営自体を分散化してしまおうという狙いです。コードはもちろんのこと、アート、アニメも公開予定となっています。
ナインクロニクルのプレセールは、7月15日から始まります。
ナインクロニクルのプレセールの特徴は、これまでのブロックチェーンゲームのように、強いアセットや権利を販売して、売り抜けて儲けてもらうタイプのものではありません。
ゲームへのアーリーアクセス権や、実際のコレクターズアイテム、ゲーム内のコスチュームなど、ゲームバランスには影響しないものとなっています。クラウドファンディング的なプレセールといえますね。
フェーズ1のキャップは、70,000ドルとなっており、コミュニティーの参加人数から考えると売り切れる可能性も有り得そうです。(メーリングリスト:60,000以上、ディスコード:6,500人以上登録)
価格は50ドル〜10,000ドルで、1ドル=100NCG+10%ボーナス+購入金額に応じた報酬となっています。
特典はNCGの購入金額に応じて決められています。パトロンレベルの特典を除くと、価格と特典は以下のようになっています。
・50ドル:クレジット+ディスコードロール+アーリーアクセス
・100ドル:+アドベンチャースターターキット
・300ドル:+コレクターズアイテム+ランダムレジェンダリーコスチューム1種
・900ドル:+ランダムの代わりに3種のレジェンダリーコスチューム
コスチュームはマーケットで取引可能ですが、ファンがゲームのために購入するプレセールといった印象で、先行者優位性はないので変に投機的にならなさそうでいいですね。
レジェンダリーコスチュームは、PvPアリーナをはじめとするゲーム内コンテンツで使えるスキンです。トレード可能となっていて、運営予想ではそれぞれ100個未満の発行数になりそうとのこと。デザイン性もかなり高いので、使っていて満足感ありそうです。
ナインクロニクルは、キャラクターのデザインにもこだわっており、コレクターズアイテムがプレセール特典として用意されています。
・72ページのアートブック
・世界地図のタペストリー
・ポスター
・ボトル
・マウスパッド
・ポストカードx6
世界中どこでも送ってくれて、送料は不要とのこと。
ナインクロニクルは、ここまでコツコツとコミュニティ育成・開発をしっかりと進めてきたブロックチェーンゲームです。Ubisoftの支援もうけており、海外のブロックチェーンゲームの中では信頼性高いほうだと思います。
プレセールの内容も、投機的なものではなく、ファンとゲームをつなぐクラウドファンディングの要素が強いですね。
ゲームデザインが好きな方は、プレセールへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。