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【イベントレビュー】CryptoBowl主催ブロックチェーン勉強会にてキヨスイ氏とGoCryptoBot氏が登壇しました

【イベントレビュー】CryptoBowl主催ブロックチェーン勉強会にてキヨスイ氏とGoCryptoBot氏が登壇しました

6月20日に行われたCryptoBowlにて、キヨスイ氏とGoCryptoBot氏が登壇し、Dappsについてのプレゼンテーションを行いました。

※本日記事公開時から夕方16時までの間、登壇された方の紹介を、「CryptoBot」と記載しておりましたが、正しくは「GoCryptobot」でした。
大変申し訳ございません。

CryptoBowlとは

CryptoBowlは、Enbowl株式会社が運営する、ブロックチェーン案件のマッチングサービスです。
CryptoBowlの主催する勉強会の第二回目が、Connpass(エンジニアをつなぐIT勉強会支援プラットフォーム)で募集され、70名ものDappsに興味を持たれる方々が参加しました。

CryptopBowl

Enbowl株式会社会社概要

会社名 Enbowl株式会社
所在地 〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南3丁目5番7号 DGビル2F
代表者 笹原 信太郎
設立 2016年8月19日
事業内容
  ブロックチェーンや分散型台帳に関わる以下の事業を行っております。
  業務マッチング
  イベント、社内勉強会、研修の開催
  ブロックチェーンサービスの日本語化
  ブロックチェーンサービスの運営

Enbowl株式会社

代表者笹原氏のTwitter

Shintaro Sasahara (@tierheim0101) | Twitter

イベントへのリンク

CryptoBowlでは、ブロックチェーン技術をビジネスやプロダクトとして実現するためには、具体的にどういった方法があるのか国内外の事例もふまえて学べる場を提供していきます。

出典 : cryptobowl.connpass.com

今回、CryptoBowlの主催する勉強会は、第二回目ですが、第一回目も同月に開催されており、その際は50名の参加者が集いました。
次回は100名規模になるのではないかと想定されています。

ブロックチェーンへの関心の高まりはますます上昇しているようです。

キヨスイ氏のプレゼンテーション

キヨスイ氏はDappsプレイヤーの第一人者です。
7月に実施される、アジア最大級のブロックチェーンイベントであるTokenSky Tokyoへの登壇も決まっています。

プレゼンテーションでは、クリプトキティーズのクロスオーバーを例に、Dappsのプロダクトとはどういうものなのかが解説されました。

また、DADA、Degital Art Chainを注目しているDappsとして紹介し、
ブロックチェーンで管理される事で、新しいアートや音声の販売形式が出来るのではないかと述べました。

DADA - Speak Visually!

キヨスイ氏の考えるDappsの将来性として、以下の三点を挙げていました。
・ゲームが副業になる可能性
・アートのあり方の変化
・ゲーム間のコラボレーション・開発の簡易化

ユーザー側からは儲かるかもしれない、と言う部分が大きく注目されがちのDappsですが、
ブロックチェーン技術を用いる事で新しいあり方が生まれてくるかもしれないと言う点はとても興味深い物ではないでしょうか。

GoCryptoBot氏のプレゼンテーション

登壇されたのは、GoCryptoBotのプロデューサーのMi Sun Cho氏。
GoCryptoBotの開発するにあたっての指針や、
Dappsが流行るうえで抱える課題が紹介されました。

Tackling the hurdles
Gambling
Collectible (speculation)
Pyramids, Hot potatoes
Web-based
Lacks playable features

出典 : docs.google.com

Dappsは現在、お金がかかるせいで、フリートゥープレイと比べて圧倒的に少ないユーザー数である事から、
ほとんどのゲームが、ギャンブル、ピラミッド型、ホットポテト型などで、利益を取ろうとしていて、
そうしたゲームは長く遊ばれることは無いと述べられました。

GoCryptobot Development
・No gambling, no speculation
・Fully playable
・Legally accountable
・Use of blockchain only where needed

出典 : docs.google.com

GoCryptoBotの開発の上で、4つの指針を掲げています。
・ギャンブルやコレクションゲームにはしない
・全てプレイ可能
・違法ではない
・ブロックチェーンを必要な所にだけ使う


特に、重要視されていると感じた点は、
ブロックチェーンを使う必要がある所にだけ使うことを重視されているのではないかと感じました。
GoCryptoBotは、何がブロックチェーンでできるか、できないかの為に作られたことが述べられました。

ブロックチェーンを使う事で、トランザクションが発生し、そこで毎回手数料を払う、と言うことは、やはり必要な部分だけに導入する事がこれからのDappsの課題となっています。

今回のプレゼンテーションが公開されています。

イベントへの参加特典としてCryptoBowlのキャラクターのペーパークラフトが配布されました。

GoCryptobotプロデューサーのMi Sun Cho氏

Mi Sun Cho (@kodebox_cho) | Twitter

通訳を担当したS@dApps理系大生氏

S@dApps理系大生 (@Sh_forcoin_) | Twitter

プレゼンテーション終了後、質問コーナーが設けられました。

Dappsと日本

質問の中で印象的であったのは、Dappsが日本で浸透するうえで何が必要かと言う質問に対して、
両氏とも、日本人は他の世界各国に比べて比較的多い事が述べられました。
しかし、それでもゲームとしては少ない為、
もっとゲーム性がある事や、もともと人気のゲームがブロックチェーンを取り入れることなどで浸透するのではないかと述べられました。

ブロックチェーンでのデータ所有権の課題

また、ブロックチェーンでのデータの所有権については、
ブロックチェーン上に載せようと思えば音声や画像等、何でも載せられるであろうものの、

課題が二つあり、
PvPでさえ時間がかかるのに動画や画像を載せる事は非常に時間がかかるのではないかと言う点と、
オーナーシップ問題として、たとえアートの所有権をブロックチェーンで渡したとして、オリジナルのデータは所有者が持っているという現実との乖離がある点をどうするかを解決する事が必要だと述べられました。

終わりに

Dappsはまだまだ解決しなければいけない課題も多く、
ゲームとしては人が少ない状態にあります。
これらを解決する為に、多くのDapps開発者が解決方法を模索しています。

注目度が高まる中、これからのDappsの進化に期待が高まります。

GoCryptobot

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