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MetaMaskベータ版の使い方を初心者向けに解説!旧UIとの違いと基本操作

MetaMaskベータ版の使い方を初心者向けに解説!旧UIとの違いと基本操作

こんにちは!すここのこ(@VurCur)といいます。

今回はMetamaskの基本操作や、日本語対応もしているMetaMaskの新UIであるベータ版について解説します!

MetaMaskとは??

metamask_icon

MetaMaskとは、Ethereumの分散型アプリケーション(dApps)を一般ユーザーが扱えるように用意されたウォレットです。

ブロックチェーンゲームを含め、多くのEthereumのdAppsはMetaMaskを導入することが前提となってきました。

旧UIでは基本的に言語は英語だったのですが、ベータ版により便利な機能だけでなく、日本語でも取り扱えるようになりました。

この記事では旧UIと新UI(ベータ版)の違いと簡単な扱いについて説明します!

旧UIと新UI(ベータ版)との違い

下にスクロールすると「旧UIに切り替え」というボタンがあります。

それをクリックすると旧UIに戻すことができます!

他言語への変更方法

おそらくベータ版に切り替えると自動的に日本語に切り替わっています。

ですが念の為、他言語の切り替え方法も解説しておきます。

初めに旧UIと同様に右上のマーク→歯車マークの設定をクリックします。

項目の中に「Current Language」がありますので、好きな言語を選択することができます!

例えばなぜかTryBetaがデフォルトで英語だったとか、他言語に変更したいという場合があればお使いください。

ブラウザ全体に表示する方法

旧UIのMetaMaskでは小さい画面での操作でした。

それはそれでシンプルなのですが、見にくい場合が多いです。

もしもっとMetaMaskの画面を大きくしたい場合は、次の画像の四角矢印のマークしてください。

すると、ブラウザに新たなタブが開き、ブラウザ全体にMetaMaskが出現します!

小さい画面では操作しにくい!という場合には嬉しい機能です。

ベータ版でのMetaMaskの基本操作「入金」「送金」

MetaMaskはウォレットとして活用することができます。

ここではMetaMaskへの入金とMetaMaskからの送金を解説します!

MetaMaskへの入金方法

MetaMaskを開き、「振込」を選択します。すると、以下の画面が現われます。
ここではいくつか項目があるのですが、「Etherを直接入金」を利用しましょう。

そして「アカウントを見る」選択します。

すると以下のようにQRコードと入金アドレスが現われます。

・入金アドレスについて
入金アドレスはウォレットに入金するための番号のようなものです。

この入金アドレスを取引所に右クリック、Ctrl+Vなどで貼り付けて取引所などから入金できます!

※取引所からの送金方法は人それぞれ利用しているが異なるので、ここでは説明しません。

・QRコードについて
QRコードはスマートフォンのユーザー向けにQRコードを利用して入金する方法です。

QRコードを読み取れるアプリをインストールしたあと、カメラを向けると、入金アドレスが表示されます。

入金アドレスがQRコードから読み取れたら取引所等から出金しましょう!

別のウォレットからの出金方法

次にベータ版MetaMaskからの出金方法について説明します!

その前に送金先の入金アドレスは確認していることを前提に説明します。

今回は以下の画面から、「送信」を選択しましょう。

すると以下の画面が現われます。

各項目について、
1. From: このウォレットのアカウント情報
2. 送信先: 相手先の入金アドレスを入力
3. Amount: 送金額を任意に入力
4. ガス料金: 手数料

となっています。

ガス料金については調整しなくても「次へ」の項目を押すことは可能です。

ガス料金を調整する場合はガス料金の右にある四角を選択すると、次の画面が現われます。

それぞれの項目について簡単に説明します。

・ガス価格(Gwei)
ガソリンで例える場合だと1リットルあたりの値段に当たります。

ガス価格の単位はGweiと呼ばれています。

通常のガソリンと異なるところは、ガス価格は送金者側が指定できるところです。

ガス値段が高く設定するほど送金処理の順番を早めることができます。

・ガスリミット
ガスリミットの場合は、ガソリンを入れるタンクの容量です。

タンクの容量が大きいほど、ガソリンが多く入れることができるので、送金処理速度は早くなります。
しかしガソリンを大量に使うことになるので、手数料は高くなります。


「ガス価格」および「ガスリミット」は送金する際に重要な項目の一つで、送金処理速度や手数料に関係します。

数値をあげると、送金処理速度があがりますが手数料もあがります。

また数値を下げると、トランザクションが成立しなくなることが多いです。

明らかにおかしい値以外の場合や急いでいない場合はデフォルト値にしましょう。

すべての項目を入力し終えたら「次へ」を選択しましょう。

すると次の「確認」画面が現われます。

※ここで送金に限らず、ERCトークンなどの取引において、ガス料金と、合計(金額+ガス料金)を確認しましょう!

ERCトークンやICO参加、トランザクションが混雑しているときなどは手数料が非常に高くなることがあります。
そのようなときはガスリミットが高くなっている場合がありますので確認してみましょう。

各項目の確認は自己責任でお願いします。

確認を終えたら、「確認」を選択すると完了です!

ここまでがMetaMaskの基本操作になります。

全額送金:残高の端数なしに全額送金が可能

ここからはベータ版の解説の続きです。

旧UIを使用したことがある方なら不便だなと思うことがありました。

MetaMaskから全額送金するとき、手数料もかかるうえユーザー側が任意に送金額を入力するため、残高が少し残ってしまうのです。

ベータ版では、MetaMask側が手数料を考慮し、全額送金ができるようになりました!

方法は、送金額を入力するAmountの項目で全額送金する「Max」を入力します。

すると、自分の保有額とは少し減った額が入力されています。

上画像では0.001 ETHを送金している場合です。

Amountとガス料金の金額を合計すると、確かに0.001 ETH送金されていることがわかります。

地味ながらもとても便利な機能です。

トークンの追加が容易に!

ベータ版ではトークンの追加が非常に簡単になりました!

有名なトークンはシンボルの検索するだけで追加ができます。

検索しても現われないマイナーなトークンに関しては、カスタムトークンの項目で追加できます!

まとめ

MetaMaskベータ版は旧UIよりも使いやすくなっているほか、日本語対応していることで語学の障壁が小さくなったのが一番の魅力です。

ただ、あくまでベータ版なのでバグなども報告されているようです。
ベータ版の扱いには十分注意してください。

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