ゲーム内通貨DIOが仮想通貨となっているブロックチェーンゲーム「DECIMATED」の紹介です。
海外のブロックチェーンゲームのプロダクトも2019年に入ってから少しずつ活発になってきています。
今回紹介するDECIMATEDは、実際に取引可能な仮想通貨をゲーム上でも使うことができます。マイクリのように、NFTを扱うわけではありませんから、ゲーム内通貨以外のアセットをプレーヤー自身が保有するわけではなさそうです。
しかし、ゲーム世界と現実世界が仮想通貨を通じて繋がっていることによって、ゲーム内で稼いだ仮想通貨を現実世界で売却すればお金を稼ぐことも可能となっています。
逆に、ゲーム内の通貨を無駄に消費したり相手に奪われたりすれば、それはあなたの資産が減ることを意味します。ゲーム内で仮想通貨が使われることで、本気度合いが増してきますね。
それでは、DECIMATTEDのゲーム概要・ロードマップなどを紹介していきます。
DECIMATEDでは、オープンワールドアクション系のゲームで、世界観としては暴力や薬物などの無法地帯があふれる荒廃した世界。人間が暮らしているエリアでは、治安維持をするためのサイボーグ警察がいます。
プレイヤーは、市民またはサイボーグ警察としてプレイすることができ、様々なミッションやバトルをこなしながら生活していくことになります。
DECIMATEDの世界には、犯罪者やミュータントなどの対コンピューター戦の他に、対人戦も用意されています。バトルのために、武器や回復薬などを準備する必要があるため、商人プレイをして仮想通貨を稼ぐこともできます。
プレイングの自由度はかなり高く、ミッションをコツコツこなすだけでなく、犯罪をして富を築くこともできるようになっています。もちろん、リスクは高くなるはずです。
DECIMATEDで使われる通貨は、DIOという仮想通貨です。
外部の取引所を使えば、ETHなどの通貨を経由して現金化することも可能となります。これまでも仮想通貨をゲーム内通貨としていたゲームはいくつかありましたが、プレイヤーが少なければ取引の板が薄く、取引が成立しなかったり、レートが定まらないといった問題点がありました。
DECIMATEDでは、すでに1万人を超えるプレーヤーがコミュニティーに参加しているため、比較的トレードはしやくすなると期待しています。
DIOをゲーム内で稼ぐためには、ミッションをこなしていくことが正当な方法になります。治安維持されているゾーンでは、比較的低リスク低リターン、それ以外の無法地帯ではハイリスクハイリターンの仕事があります。
無法地帯では真っ当な方法以外に、プレーヤーからアイテムを奪ったり人質をとったりといった違法行為をできるようになっています。腕に自信のある方は、チャレンジしてみてもいいかもしれませんね。
2019年4月現在、プレセール分のDIOトークンはすでに完売しています。現在は、公式ショップまたは外部取引所を通じてDIOトークンを入手可能となっています。
公式ショップではPaypal決済が使えるので、比較的気軽に購入することができます。DIOトークンの入金先を入力する必要があるため、事前にETHウォレットを作っておきましょう。
DIOのレートは、1DIO=1$で、100$と1000$のラインナップがあります。
▼公式ショップ
https://www.decimated.net/shop/
▼ExMarkets
https://exmarkets.com/trade/dio-btc
▼LATOKEN
https://latoken.com/exchange/ETH-DIO
今後はkickstarterでの資金集めも予定されています。
これまで、本格的なゲームのプロジェクトを立ち上げ、資金難となって開発中止となるブロックチェーンゲームをいくつも見てきました。
DECIMATEDにも、当然そのリスクはありますが、これまで多数のゲームの開発実績があるチームなので、ブロックチェーンゲームのスタートアップなどと比べてリスクはまだマシです。
ただし、ゲームのリリースは2023年以降とかなり先なので、先行投資をしたい方はご注意ください。
かなり壮大なロードマップとなっています。
2020年に初めてプレイ可能なα版がリリースされます。気長に待ちましょう。