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Coinhive(コインハイブ)がサービス終了を発表。日本では設置したことに対して裁判の最中。

Coinhive(コインハイブ)がサービス終了を発表。日本では設置したことに対して裁判の最中。

設置をしたことで日本では不正指令電磁的記録取得・保管の罪として10名以上が逮捕されたCoinhive(コインハイブ)。
そのサービス自体が、3月8日に終了する事が発表されました。

Coinhiveがサービス終了を告知

We will discontinue our service on March 8, 2019. It has been a blast working on this project over the past 18 months, but to be completely honest, it isn’t economically viable anymore.

出典 : coinhive.com

3月8日にサービスを中止を発表。
経済的に実行可能ではなくなった事が中止の理由として述べられています。
具体的には、
・Moneroのハードフォーク後のハッシュレート(採掘速度)が50%以上も低下したこと、
・Moneroの価値が一年間で85%も暴落したこと
・Moneroネットワークのアルゴリズムのハードフォークとアップデートが3月9日に予定されている事
の三点が中止を決定する事になった理由として挙げられています。

全文はこちらから

Discontinuation of Coinhive

Monero Mining Club

Coinhive(コインハイブ)裁判傍聴から考えるブロックチェーンゲームへの影響 | BlockchainGame News

Coinhive(コインハイブ)裁判の最終弁論が2月18日横浜地方裁判所にて行われました。

Coinhive(コインハイブ)とは

Coinhive(コインハイブ)は、ウェブサイトに設置をすると、閲覧者のPCのリソースを使って仮想通貨のマイニングを自動的に行うjavascriptです。
「広告での収益の代わりになるのでは?」と、2017年ごろに注目を集めました。

Coinhive(コインハイブ)にはどんな問題があったのか

閲覧者側のPCを、許諾無く、勝手に利用する事で、閲覧者のPCのCPUの使用率が上がり、電力の消費が上がることや、パソコンそのものにダメージを与えるかもしれない事が問題視され、ウイルスソフトでは設置したページを危険なページとして警告が表示されるようになりました。

その問題を受けて、不正指令電磁的記録取得・保管の罪として十名以上が逮捕されることとなりました。

日本ではCoinhive(コインハイブ)設置者が係争中

日本では、Coinhive(コインハイブ)を自分の運営するサイトに設置した運営者が10名以上逮捕され、そのうちの一人の運営者が、横浜簡裁から罰金の略式命令に対して不服として正式裁判を請求し、現在係争中です。

その判決が3月27日に行われる予定で、判決よりも前にCoinhive自体がサービスを終了する事となりました。