クリスペを手がけるCryptoGames社が、他ゲームのNFTを使って遊べるTCG「TCG Verse」を発表しました。現在わかっている情報をまとめていきます。
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出典 : tcgverse.gitbook.io |
TCGVerseは、ホワイトリスト形式で選ばれたプロジェクトのNFTをTCGVerse上のカードとして使うことのできるブロックチェーンゲームです。開発元のCryptoGamesは、CryptoSpellsというブロックチェーンゲームを運営しており、そちらでのノウハウを活かした新規プロジェクトになります。
TCGVerseの特徴は次の2つ。
①さまざまなNFTにTCGというユーティリティを付与すること
②PlaytoEarnに使われるたびにクリエイターに報酬を還元すること
自分の持っているNFTをTCGに使えたら楽しいですよね。それに加えて、TCGというユーティリティが加わることによってNFTの価値向上を図ります。遊び心と有用性を兼ね備えていますね。
一般的なNFTでは、取引時にロイヤリティがクリエイターやプロダクトのオーナーに支払われます。しかし、ゲーム系のNFTでは、希少なものやよく使われるものほど取引頻度は低くロイヤリティが発生しないケースがあります。TCGVerseでは、PlaytoEarnで使われるたびにクリエイターに還元される仕組みがあります。クリエイターフレンドリーな仕組みをもったゲームです。
これらの仕組みを回していくために、TCGVerseには「TCGCoin」というトークンがあります。
TCGCはTCGVerse上のガバナンストークン兼ベーストークンです。他のPlaytoEarnのゲームと同様に、ゲーム内でカードを強化するために使われたり、ゲームをプレイして稼ぐことができます。
ガバナンストークンでもあるので、将来的にTCGVerseに加わるプロジェクトのガバナンス投票などに利用される予定になっています。
トークン配布や循環についてはこちらをご覧ください。
https://tcgverse.gitbook.io/tcgverse/tcgc/tcgcoin
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出典 : tcgverse.gitbook.io |
TCGVerseのゲーム部分は、CryptoSpellsのような対戦型ターン制TCGです。マナを消費してカードを召喚したりスペルを使用し、相手のライフをゼロにしたプレイヤーが勝者となります。
ゲーム開始時の手札は3枚です。ゲームの流れは「ターン開始→最大マナ1増加→ドロー→カード使用⇨ターンエンド」となっています。CryptoSpellsをプレイしたことがあればすぐになれると思います。ゲームのコンセプト的にCryptoSpellsよりもシンプルなものを目指しているようです。
デッキは15枚のカードを使って組みます。使用できるカードは、1つの属性とニュートラルのカードです。デッキからカードを引けなくなると敗北となるため、比較的短時間で決着がつきそうですね。
さまざまなゲームのNFTを使ってデッキを組むことができるので、ファンタジースポーツのような楽しみ方ができるかもしれませんね。
CryptoGamesが手がける新しいブロックチェーンTCG「TCGVerse」について紹介しました。他ゲームのNFTを使ってTCGをプレイすることのできることが特徴的なゲームです。
PlaytoEarnのリワードをクリエイターにも分けていくというシステムがクリエイターフレンドリーで素敵だと思います。
今後対応するゲームが増えてくると、それぞれのゲームのコミュニケーションの場になったり、新しい交流が生まれたりと副次的な効果も期待できますね!
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